2012年7月30日月曜日

そりゃ ねいでしょ

 カーナビ初めて買った。

 中古でいっこ前のじゃけど、前からほしかったポータブル。

 クレードルをもいっこ買った。

 外付けバッテリー買った。メモリも買って刺した。

 メーカ(Sony)が撤退を発表した。

 あれ!?

 モノが家に届いてほんの一週間。このタイミングはなに?

 撤退するって知っとったら、最後の機種を新品で買っとったのに。

 既視感…。むかしワープロ(パソコンでなくて専用機)でおんなじ目にあった。

 Sonyのワープロを買い替えて三月もたたんころ。朝飯食いながらCNNかなんかTVを見よったら、"Sonyがワープロ市場から撤退"ゆうてニュースでやってた。
 びつくりして、あいた口がふさがらなんだ。学生時代から愛用してたんでショックでかかった。

 これだから弱電機器は…。

 ところで、"2インチフロッピー"って、知っとる?

2012年7月29日日曜日

カミよ ホトケよ

お助けくだされ。

購入から7年近くを経過した、うちんちのビデオデッキ。

HDD内に、ぱんっぱんに録画されてて、残り数時間から十数時間をいったりきたりしていた。

で、きょう、娘がいつものようにごみ箱を空にしたところフリーズ。

うんともすんともいわなくなった。リモコンも本体ボタンもきかない。”ピッ”ゆうて操作を受けましたゆう返事はするが、まったく動かず。電源すら切れない。

なんともしようがなくて、ついに強制終了させる。

と、不安は的中。なんか、HDDのデータがめげた(壊れた)のか、プログラムがめげたのか、スワップの嵐の中のパソコンみたいに、動きがものっすごい遅くなって、おまけに録ってたビデオも再生不能。
操作してなくても、のそりのそりとエラーメッセージが表示される。「予期せぬエラー」とかゆうてくる。そうじゃろう、そうじゃろう。

電源を切ろうとしたところで再びフリーズ。

ビデオデッキゆうても、中身はほとんどPCと変わらんみたいじゃけど、古い機種で外付けHDが接続できるわけじゃなし、バックアップも取りようがない。

メーカのサポートにメールで「お助けください」と、問い合わせを送ってはみたが、おそらくは手遅れ。

初期化か?、HDの初期化しかないのか!?

何百時間分ゆう資産が、天国に旅立ってゆくのですね。

がっしょう、らいっはいっ。

2012年7月27日金曜日

やばい はなし

まいにちまいにち。

あづい。

仕事中、だらだらと汗かいて、胸に汗染みつくって。帰るころには体中がべたべたする気がする。

で、帰りのクルマもあづい。

屋根が布張りだから、屋根が焼けてて暑い、熱いっちゅうのはないんじゃけど。エアコンがないんだから、ほりゃあ暑い。

のろのろと走ってるときはまだましだが、信号で止まったひにゃあ、アスファルトの焼けた空気をたっぷりあびることになる。まるで湯につかってるやうだ。

そんなわけで、帰りにいちいち寄り道してつべたいものを飲んでしまう。

7月の半ばより前じゃったと思うけど、rotteriaの女子校生メイドさんに、「シェーキが半額です」ゆわれた。

あつくて体がとろけそうになってるところに、シェーキが105円ときた。そらあ、頼むわな。

次の日も半額だった。その次の日も。

砂糖のかたまりみたいな甘い(んで、おいしい)バニラ・シェーキを、毎日毎日飲んだらば、そりゃあマズイっしょ。せっかく”二重あご”、”ベルトにのるぷにょっ腹”から生還したに、もとのモクアミになっちまう。

さすがに不安になってきて、「いつまで半額ですが?」と、ある日店員の男の子に聞くと、「23日までです」ゆわれた。
聞いた日から23日まではけっこうあった。ときどきコーヒーでもまぜんとやばいかも、と思った。まいにちの寄り道をやめよう、ゆう気はさらさらなかった。

で、やっと半額が終わった。長かった。ドリンクチケットを買ってるので、コーヒーでもシェーキでも頼めるんじゃけど、105円が終わったもんだから、さすがにシェーキばっかし、ゆうことはなくなった。

きょう、いつものようにrotteriaに寄ると店長さんが、「きょうは何?」と聞いてくる。汗みどろだったんでシェーキを頼んだ。

店長さん:「あの、8月1日からシェーキ半額になりますんで。一月ほど。」
わし:「そらあ…、やばいね。」
店長さん:「やばいですね。」

暑い日が続く。もう、ダメかもしれない。

2012年7月24日火曜日

にーはい にーはお ふたたび

きのう、てくてく歩いてお菓子屋さんに、予約したのを引き取りに行った(踊り子さんへのお土産。)。

お菓子屋さんの近くにヤクルトのバイクがとまってて、お姉さんがバイクにまたがったままだった。

色の濃いい、チャックかなんかのニーハイソックスだった。

メットかぶってて後ろ姿だったんで、どんなヒトかはぜんぜんわからんかったが、たぶん、若いお母さんだろうと思った。
上は制服なんで、おしゃれするゆうたら足元しかないんだろう、と。

で、けさ仕事に行くのに、きのうんとこ近くの通りをクルマで走ってたら、右手の道にヤクルトのバイクが止まっていた。

やっぱり後ろ姿でメットをかぶったままだったが、濃い色のニーハイソックスだった。

「あっ」

時間帯が違うのに偶然ゆうのもあるもんだ、と思って走ってると、すぐ左手にもヤクルトのバイクが止まっていた。

後ろ姿でメットだったんじゃけど、濃い色のニーハイソックスだった。

「あっ」

思いきし既視感で、びつくりした。たしかにヤクルトの営業所が近いとはいえ、みょうな感じだった。

そこの営業所は、”靴下はニーハイソックスに限る”、とかって規則でもあるんじゃろうか?

それとも、ニーハイソックスはいたら、わしみたいなおっさんが誘引されて、売り上げが伸びるんじゃろか。

2012年7月23日月曜日

危険、安全 迷惑と必要性

駅前通りをとおると、TVカメラをかついだクルー?を二組見た。"ツーマンセル"?

思いきし目があったが、人相悪いせいか話しかけられなかった。赤ちゃんを抱いた若いお母さんがインタビューを受けていた。

あさから、ひっきりなしに家の上をヘリコプタが飛んでいる。

ひごろジェットの攻撃機が、窓だろうが壁だろうがびりびりいわせて離発着してるが、子どものころから慣れっこなんで、ほとんど気にならない。
慣れがええこと、ゆうわけじゃあもちろんないが。鈍感になっているとも言える。

それが、はるかに音圧の低いヘリコが、結構うるさい。

中と半端に低い高度。家の真上あたりを飛ばれる。いつまでたっても進まない、やたら遅い(そりゃあ、民間のちっこいヘリだから…)。

とんぼのしっぽのようなんが生えた、あのちっこいヤツらの10万時間あたりの事故、故障の率はどんくらいなんでせうか。

生意気を棚にあげて言わせてもらえば、例の猛禽類の事故率が高いだの低いだの、あまり重要なことではないと、自分は考えている。もう、ごく普通に運用しとるんじゃし。訓練だけじゃなく、戦地でも。

それよりは、普天間の飛行場はあきらかに危険であること。口先でどう言おうが、日米の軍事的な同盟や、オキナワのベースが必要であるという態度を、自分たちはとっている、ゆうことが重要なことと思う。

ヒトに石投げとりゃあ免罪フがもらえるわけじゃない。








※ 投稿の前日に読んで、影響を受けてるのは確実なんで、どろぼうにならんように以下にその記事を書いときます。

http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/35695?page=5
JBPRESS 2012.07.20(金) 北村淳氏
”マスコミにつくられた「オスプレイ恐怖症」、日本防衛のために本当に必要な議論を”

http://www.jiji.com/jc/v4?id=20120611_v22_osprey0001
時事ドットコム 
” 【特集】垂直離着陸機オスプレイ”


 なんか、オスプレイって、”PS-1”を思いだすんよね。

2012年7月20日金曜日

ざんぎょう

 ひさびさに遅くなった。

 きょうは目立たぬよう、きりきり走って。

 知らんヒトに、からまれんようにしよう。

 えらいパトカーが多いな…。

 職場を出て、駐車場を閉じてるときに、サイレン鳴らしながらパトカーがとおった。

 「道をあけてください」と、女性の警官ががんがん放送かけながら走りよったが、早口なんと音が割れとるのとで、ほとんどなに言っとるんかわからんかった。

 なんにせよ、急いでることだけはよくわかった。

きょうは サマーウォーズ

 きょう夜のテレビ映画は、"サマーウォーズ"。

 映画は娯楽。マンガ映画もまたしかり。サマーウォーズは、まさに映画、マンガ映画の王道です。

 笑って、はらはらして、ちょい泣いて、最後は「うおー! がんばれ、がんばれ」と見てるみんなで大興奮で応援して。エンディングの主題歌で脱力するぐらい。
 山下達郎さんの主題歌も心にしみる。感動の余韻が残る。

 すげー盛り上がるっすよ。

 みんな見てね。

かみなり

きのうの深夜から、カミナリがごろごろととどろいて、雨もずいぶん降ったようだ。梅雨明けの宣言が出て、梅雨前線はもう消えてるのに。

で、いまも地響きたててカミナリがずんずん落ちている。

深夜、寝る前に聞いたカミナリは、遠くでごろごろ、だったが、いまはえらく近くて、まぢで恐ろしい。

まさに、”神鳴り”ちゅう感じ。

クワバラクワバラ

2012年7月18日水曜日

あったどぉー

 ふつう、マンガや雑誌が店頭にならぶのは、トーキョーの二日遅れです。

 でも、あったであります。トーキョーと同じ発売日に。

 いま買って、半分ぐらい読んだであります。ただそれだけのことが、ものすご、うれしいであります。

 "荒川 弘『銀の匙 4』"

 で、通常版らしいけど、"非"通常版って、なんじゃろ?

あるひとつぜん なつがきた

まいにちまいにち、いつまで雨が続くんじゃあ、これ。雨漏りの世話ですんげー手間食う。職場も自分のクルマも。

 と、思いよったら突然夏が来た。梅雨はあけたんだと。

 暑い。ひたすら暑い。昼も夜も。

 いまの寝室の気温は、31.2度。

 寝室にエアコンは…、ない。

2012年7月9日月曜日

”オオカミの護符” 小倉 美惠子 (著)

感動しました。わくわくドキドキできました。作者と一緒に、大冒険ができました。

一枚のお守り札をきっかけとして、どんどんのめりこんでくさまは、"未知との遭遇"のお父ちゃんなみでした。マッシュ・ポテトのヤマを思い出すぜい。

その背中を押したのは、正体不明のなにかではなく、先祖から伝わるものを当然のこととして受け入れ、その土地にふさわしく、その土地の自然をたより、おそれ、つましく暮らしていた祖父母の記憶。

作者は自分とあまりかわらんぐらいの年なんじゃけど、考えたらそのへんが限界かもしれない。自然とともに生きてたヒトの記憶が、ぎりあるぐらい。

うちらのへんは山ばっかりで、すぐに海。山の集落は静かに息をひきとっている。か、懸命に生き残りをかけている。
山のヒトや作者ゆうとこの山のお百姓さんがおおくいたはずであるが、人を容易によせつけないような山も、里をはぐくむ山も、もう虫の息。

いま山に限らず、集落が(ムラか)生きてるのは、70代から80代を超えるお年寄りたちが仕事をしているからだ。機械使ったり、化学肥料を使(つこ)たりしてても、"まだ"先祖の暮らしの延長線上にあると思う。
記憶がどうのゆうたけど、そんな人たちがまだ現役でいる。ただ、5年、10年後のことを考えると、かれらの仕事どころか、記憶や記録すら絶望的な気がする。

自分らは、もうふっつりと切れてしまった。暮らしという言葉がよそよそしい。この本の言葉を借りれば、稼ぎばかりで父祖からついできて、自分の子らに引き継いでくような仕事がない。

単純に職業(たんてきにいうと農業とか)を引き継ぐとか引き継がないとかの話でなく、いま住んでるこの土地を尊敬し、それにふさわしい暮らしをしてないゆうこと。

でも、本を読み終えての気持ちは、すがすがしく明るいもんだった。不思議だけど。

それと彼女の仕事の一端を見ただけじゃけど、研究者でなくても、渋沢栄一みたいなバックがおらんでも、こんなに高く、遠くへ飛べるんだ、と感動した。

彼女の、キヨくアカい(素直な)心が縁を呼び、彼女だけでなく、彼女の仕事にかかわった人たちまでも、はるかな遠くへ運んでくれたように思う。

すげー映画が見たい。

ところで、うちにある本と、安直にwikipediaで読んだ限りでは、うちとこのへんにオオカミをまつる風習があったとの話は出てこんかった。
オオカミが神格化されたのはずいぶん古いことで、中国山地にはとうぜん山の人たちが多くいたはず。

なのになぜか出てきたんは、"イヌガミ"さんだけでした("日本の民俗(35)山口"、宮本常一・財前司一監修、第一法規出版)。

あれって、山の人たちの信仰ぢゃないよね?









”オオカミの護符”
小倉 美惠子 (著)
出版社: 新潮社 (2011/12/15)

2012年7月8日日曜日

おそい夕食

中学生の娘が学校のアンケートで、「夜食を食べてますか?」という項目にYESと答えていた。いっつも夕食が超おそいので、それを”夜食”というんだと思ってたそうだ。

自分は食べ終わったが、カミさんと子どもら(中・高生)は、まだぎゃあぎゃあしゃべりながら、夕食を食べよる。

で、なにに盛り上がっとるかゆうたら、マンガのはなし。

”シュトヘル”がどうだ、”血潜り林檎”があーだ、月刊のスピリッツはだいじょぶか、”俺さまティーチャー”は顔の区別が…、とか。週刊連載と月刊の違いとか、ジャンプの作家を残す、捨てる基準はなんなんじゃろか、などなど。

楽しそうだが、全員がすごい真剣である。本気といっていい。

子どもは思いどおりには育たない(とくに素行と成績。)。

でも、その家なりに育っているような気がする。

2012年7月2日月曜日

こんじょう なさすぎ

 クルマの窓を前も後ろも全開にし(じつは全開しかできねへ)、れっつらごー、と出発したら、雲間からお日さんが顔出した。

 そっからもー、暑さ倍増。

 クルマの向きによっては、目を細めるぐらいの強さでぶおーっと風が入ってくるが、すずしくはない。アスファルトの上の風は…、ぬるい。

 んで、用をひとつ終わらしただけで、クーラー効いた店に入って、つべたいシェイキ飲んでる、わだし。生き返る。

 直射をじりじり浴びながら、タバコをふーかふーか急いで吸い、つぎのつぎのポイントに予約の電話をし、駆け込むように店に入った。あ"−すずしい。

 いやいや、ここでチャクラをためて、いまから生もの買って、いっきに家まで帰るのぢゃ。

 クルマに冷房ないんじゃけえ、家に近いとこで予約すりゃあえかった。生もの。

あづい

 そとは、曇っとるうえに、びーぶーと強く、すずしく風が吹いとるのに、部屋ん中はえらく暑い。

 家中の窓を開けとって、そこそこ風が入っている。

 それでも、なんかするごとにもんのすっごい暑い。Tシャツに汗ジミができた。ジーンズが重いような気がする。気のせいじゃが。

 なんかつっても、とても体を動かしたとは言えんようなこと。

 自分の食った弁当箱を洗ったとか、換気扇のフィルターを換えたとか、「あっ、ちょっとめんど」とは思うが、そんな気合いを入れてするようなもんぢゃない。

 ベランダにイスおいて、ずっとタバコ吸うか本読んどくかすりゃあすずしいかも。

 などとばかげたことは言っておれない。まだ家の仕事はおわっちゃいねえ。

 いまからが本番だ!
 (クーラーのないおクルマで買い物へ。)

まち

 ひさしぶりに、マチを歩いた。

 クルマで用をたせばちゃっちゃと用事は終わるんじゃけど、歩いてみたかった。

 駅前をとおって古い商店街に行き、帰りは違うすじを歩いた。

 はやめに家は出たが、通勤時間帯はすぎてて、ゆきかうヒトはさほどではなかった。お年の方、とくに女性が多い。

 若い兄ちゃん、嬢ちゃんたちのかたまりは、専門学校に吸いこまれてった。

 いつも行ってた事務用品店は、知らない、若い女子店員さんがいっぱいだった。自分の知ってる若い店員さんは、"先輩"になっていた。

 薬局は客がならんで待ってて、いつも腰が低いおいさん(必死で仕事してた)の機嫌が悪かった。

 空き店舗になってたとこは改装中で、居酒屋の看板がかかっていた。ちっさいスペースで大丈夫かいな。

 地元に奇跡のように残ってる映画館は、名画座っぽい、よさげな映画がかかっていた。原田芳雄さんの遺作か?

 で、さいごに寄り道したミスタードーナツは、みんないつもの店員さんだった。

 店内の音楽は、レゲエの特集のようだった。ロッテリアは、若いもん向けで(アニメ声のVO多し)、しかも短いおんなじ放送が繰り返し流れるだけなんで、正直、あきる…。

 マイカー通勤はそれなりに楽しいが(とくに、ゆっくり走る帰り道)、やっぱ歩きのほうがきょろきょろできて、いろんなものが見える。足もとのハトまでおもしろい。

 クルマ通勤でも、毎日おなじ道を走ると、少しずつマチが変わってゆくのがわかる。

 でも、クルマの速度で移動して見えるものと、徒歩のスピードで見えるものは違う。

 思いつきやきまぐれで寄り道できるしね。