2012年11月30日金曜日

よいnewsと わるいnews

 なんのはなしでもない。入院中のクルマのはなし。

 工場でリフトにあげてホイールを開けてみたと、サービスから連絡があった。

 パッキンの交換だけでいけないかと思ってたが、ブレーキのシリンダ自体がえらくサビててダメだったそうな。おまけに、シリンダをはずそうとしたら、ブレーキパイプまでサビて固着してて、ナットが回らんかったとか。

 ステージ1ならいいなと期待しながら開腹してみたら、まわりにも飛んでてステージ2でした。飛んでる分も切除しようとしたら、ほかのまだ悪くないとこまでいっしょに切除せざるをえませんでした。

 んな感じ。ごっそり交換ゆうことになりました。

 自分でもシリンダまでダメだろうなとは思ってたが、それいじょうだったみたい。

 よいnewsは、もう部品がお店にとどいてて、来週中にも修理が終わるゆうこと。

 サビサビでいかれそうなのが、左うしろ足だけ。んなわけはないので、今後も覚悟するしかないかも。たぶん、体のなかもそとも、全身がサビもぶれですな。

 それにしても、30年も前のクルマの部品が、いまだに新品で手にはいるっちゅうのがおどろき。それも最初期型の、ほんの数年しか作られんかった型番のが。

 と、いうわけで、今回もかわいいボロ車は生きながらえそう。

2012年11月27日火曜日

同情

 娘は学校から帰ってきたら、お友だちとふたり、セーラー服のままで玄関そとの段に座りこんで、ながながと話しこんで、それからやっと家に入ってくる。

 "(あなたの父さん)ピンクでかわいそうじゃね"、と友だちが言ってたそうな。

 頭ん中ではなくて、クルマの色の話。

 中坊ごときに同情されるようじゃあ、なさけない。

 きょう、自分の代車と同じ車種で、もっとピンクピンク、パステルピンクのクルマとすれ違った。若い兄ちゃんが運転してたんで、こりゃあファッションだろうな、と思った。

 …。ほんなら、わしもヒトからそう思われちゃうじゃん。

2012年11月26日月曜日

あーかーいー あかーあいー

 あかいガメンの ふんふふーん

 2週間前ぐらいに届いてた中古ノートパソコンのお引っ越し作業を、きょう、ようやっとした。

 さいきん中坊の娘がノートパソコンをけっこう使うようになったんで、もう一台ノートがあってもええかな、ゆうかるい気持ちでオークションに入札してたら、予想外の価格で落札してしまった。

 はっきり言って、”事故”でした。

 で、落札した方が年式が新しくて、OSもXPでなくてVistaなんで、やっぱこっちかゆうて乗り換えたんじゃけど、液晶画面が赤いほどぢゃあないが、黄色い。

 色補正して(ちょい青入れた)、気のせい気のせいと自分に言い聞かせたが、やっぱ黄色いし暗いわ。2台ならべて作業しよったんじゃけど、古いほうの画面が白くて、えらくまぶしかった。ええなあ、きれいで…、ゆうて両方わしんじゃん。

 馬力上がってるはずなのになんだか動きがぬるい気がすんのは、きょう発注した増設メモリが届けば改善されるとして、バックライトがへばってんのは、もうがまんするしかないか。古いパソコンに金かけてもしゃあないし。

 ”事故”りついでに、じつは隠してあるけど、もう一台、中古ノートパソコンが届いている。知ってるのは娘だけ。入札したことすら忘れとったんじゃけど、あわわわと見とるうちに、ありえん安さでそのままオークションが終了してしもうた。せーだいに事故っちゃった。

 ”なんしよん?” ”急いで梱包といて隠すのいや。”  ”どーするつもりなん、これ。”  ”サンタさんのプレゼント、ゆうことでツリーに置こう。”  ”はあ? クリスマスまで、だいぶんあるじゃん。”

 事故って、被害者も加害者も不幸にしますよね。この場合、被害者も加害者もりょうほう、わしなんじゃけど。

2012年11月25日日曜日

ゆめかちら?

 夢じゃないんで、代車はピンクのままだった。朝いちで新聞を取りに玄関行ったときに見た。

 で、ピンクのクルマで初出勤。

 職場についたら、ささっととめて逃げたが、おいさんひとりに見つかり、見なれんクルマなんでだれかぁ思うた、と言われる。

 その会話を聞いててピンときたのがもうひとりおり、カレは顔を合わすたびに笑いが止まらんくなっていた。いつ直るんですか?、と聞かれたがわしにもわからん。

 部品通販の会社に問い合わせたが、メーカー在庫がなくなって入荷待ちとか。つーことで、速攻で部品持ち込んで直してもらうのはムリ。純正の部品待ちか。

 クルマについちゃあ無頼をきどってる(つもり)んで、恥ずかしいしカッコわるい。とにかく、はやぐなおってかえってきて。

 仕事終わって帰るときに、若い同僚の兄ちゃんに見られた。

 「うおっほっほっ(笑)。えっらい、おしゃれじゃないっすか。」

 うるへー。

2012年11月23日金曜日

カボチャの馬車


 交差点を曲がったときとか、横Gがかかったときに、ブレーキの警告灯がパカパカっとつくことがあった。めったに点灯するようなランプじゃないんで、クルマをクルマ屋さんにみてもらうことにした。

 サイドブレーキ引いてもブレーキの警告灯がつかない仕様なんで、なんの警告灯かじつは知らなんだ。水温計だのオイルの警告灯だのはいつも気にしてたんじゃけど。

 で見てもらったら予想外に深刻で、左後ろのブレーキシリンダがいかれてるらしいとのこと。そりゃ危険ですわ、ゆうことで緊急入院になった。

 急なことだったんで代車が軽四しかないんです、ゆわれたが、軽の代車なんだから軽でもちろんオッケーと言った。じゃあクルマをまえに回しますからといってサービスの兄ちゃんは出て行った。

 さあどうぞ、ゆわれてカバン持って店の外に出ると、まさかこれじゃなかろうなっちゅうクルマが店の正面にとめられている。サーモンピンクゆうかピンクゴールドゆうか、とにかくそんなボディの色に、シルバーのパーツがあしらわれている。まじで? まじでこれ? いやーんかわいい、ちゅうこのクルマに、わしに乗れってか?

 わしゃあ、お姫様じゃあないっちゅうにと思いながら運転して帰った。内装も外観にふさわしいプリチィなデザインと色に統一されとった。

 このクルマで通勤するかと思うとげんなりする。同僚にネタを提供しとるようなもんだわ。ちゅうか、体をはって笑いを取りにいっとるように思われそうだ。

 あと何日これに乗らんにゃあいけんのんじゃろうか? はやく補修パーツが届いてほしい。

2012年11月22日木曜日

カウントダウン

 もうすぐ、大台にのります。きょう、あすにでも。このブログのページビュー総数が4,000に。

 あやしいロシアやシンガポールなどからのもん(広告目的の)を数に含んでるのはもちろんですが、ここさいきん異様に伸びてるのは、ちょうど1年前ぐらいの、A級小倉劇場(ストリップ劇場)に行ってきました、ゆう投稿の閲覧。

 4,000のうちの約900件がこのたったひとつの投稿の閲覧であります。

 1年も前の投稿が、検索サイトの上位に居座ってるからなんですが、A級小倉劇場についての個人発信の情報を求めているヒトがけっこうおって、それに比べて、出てくる情報がすくないんかしら?、などと思ってます。

 わざわざ検索かけて来てみて読んでみて、お客さんがどう思うじゃろうか?、と考えると、しょうしょう申しわけない気持ちになってしまうのであります。

 なんだか、フィッシングサイトを運営してるような気持ちになってくるわ。”釣ってる”ちぃゆう感じですな。
 

2012年11月17日土曜日

なぎさにて


 この半年ぐらい、クルマのエンジンの調子がわるかった。

 アイドリングが異様に高いままで、もどんない。以前はかるくパンとアクセルを吹かしてやると回転が戻ってたのに、イエローだかレッドゾーンだか、フルスロットルぐらいに一度回してやらないと戻らなくなってた。

 この2~3日はさらにひどくなって、思いきし回してもエンジンの回転が下がんなくて、異様に高いアイドリングのままで走らざるを得なくなってた。
 こうなると、たんにうるさくて燃費が悪いだけじゃなくて、ギアの入りは悪いし、バックに入れるときなんざ、”バリ”とか”ガリ”とか盛大にギアが鳴るしで、運転自体に支障が出てきた。

 キャブレターが悪いんじゃないかと思ってて、いつも世話になっとるクルマ屋さんの年配のメカマンに相談したら、やっぱりキャブで、フロートが固着してるんじゃないかと言われた。
 それって、キャブを分解してきれいにしたら直りますよね、と言うと、ははははと笑ったあとに、「勘弁して、もとに戻るかわからんから」と断られた。ちっ、ダメか。

 しかたないので、キャブクリーナーというスプレーを買ってきた。説明書きに、2ストには使わんようにと書いてあったが、見なかったことにした。
 ひと気のない埠頭で二度ほど作業してみた。エンジンをかけて、エアクリーナーんとこからスプレーするんじゃけど、けっきょくアイドリングが高いままなのは戻らなかった。
 で、三度目の挑戦は、ひと気のない埠頭から、ひと気のすくない、なぎさの公園(の駐車場)に気分を変えて行ってみた。

 まわりにぜんぜんクルマがいない、駐車場のいちばんはじにクルマを停めて作業開始。エアクリーナーからフィルターをはずし、エンジンをかけて、キャブクリーナーのスプレー缶をじゃかじゃか振ってから、キャブレターが鎮座している奥にむかって吹きつける。ときどきアクセルを空ぶかししてみる。ゆうのを繰り返した。

 何度か繰り返しているうちに、スプレー缶の先っちょにつけてた細くて赤いノズルがぽろっと取れてしまった。負圧でエアクリーナーカバーの中に貼りついた。
 「やばっ!」と手をのばして取ろうとしたつぎの瞬間に、”消えた”。つまり、吸いこまれちゃった…。

 悲劇は(喜劇か?)これで終わらんで、エンジンの回転が急に上がって、うなりをあげてフル回転をはじめた。キャブのへんなとこに、へんなふうにノズルがはまりこんで”フルスロットル固定”状態になっとるらしい。

 ぎゅいーんと電気モーターのように回るエンジン。車体全体がぶるぶるふるえている。やばい、このままじゃあエンジンがおしゃかになっちゃう。
 運転席に急いで座って、イグニッションキーをオフにした。止まんない! キーをオフにしたのにぎゅいーんと回り続けるエンジン。もう意味わかんねえ。

 えいやっとチョークをいっぱいに引っ張ると、やっとこさプッスンとエンジンが止まった。”カブって止まった”ちゅうやつです。

 なんとしても吸気系からノズルを引っ張りださにゃあなんない。おうちに帰れない。
 金属のバンドを二つはずしてキャブとエアクリーナーをつなぐダクトをはずすと、キャブの中に赤いノズルが見えた。スロットルの羽根(?)よりもさらに奥に吸い込まれてて、指を突っ込むとさわれるが、キャブの開口部がせまくてつまむことはできない。ラジオペンチを突っ込むが届かない。ドライバーを突っ込んで、ドライバーと指ではさんで引っこ抜こうとするが、えらくはまり込んでて抜けねえ。

 さいごは、タコ糸のような細いヒモをキャブの中に入れて、ノズルに巻きつけて引っこ抜くという、自分でも信じられんような超絶技巧でやっとこさノズルが抜けた。
 赤いノズルは曲がってて、こころなしか短くなってるように感じた。

 これで、へんなもん吸い込んじゃったからJAFだかクルマ屋さんだか呼びました、それもなぎさの公園に、ゆういちばん恥ずかしい事態はまぬかれた。

 ここで、もともとそこまでやる気はなかったのに、キャブがむき出しになってた。気を取りなおしてまたエンジンをかけ、今度は直接キャブにクリーナーを吹きかけ始めた。ジャマするものはなにもねえ、ぞんぶんにぷしゅぷしゅと吹きかけられた。

 するとなんということでしょう。ばっちりエンジンの調子が戻って、アイドリングが安定したではあーりませんか。
 ドコドコドコと回るアイドリングの音とリズムは、調子がいいころのそれだった。不幸中の幸いとは、まさにこのこと。

 すっかり暗くなったなかを家まで帰ったが、信号でとまっても静かだし、ギアはすこすこスムーズに入るしゆうことなし。

 めでたしめでたし。あー、くそびびった。

2012年11月14日水曜日

そんな季節

 コンビニに行っても、本屋に行ってもタバコ屋に行っても、”年賀状発売中”と、ビラが貼ってある。

 そのたびに。

 「あ、なんぼ年賀状いるんか、数えんにゃあ」

 と、思う。

 そんな季節。

二頭の象が戦うとき

  "二頭の象が戦うとき、傷つくのは草だ"

 アフリカはケニアの、キクユ族のことわざだそうな。

 じぶんがすげー苦しくなると、じぶんは"草"で、理不尽にヒトから踏みにじられてるような気になる。

 でも、よくよく考えてみると、じぶんも、あらそっている巨大な象のよこで、どさくさまぎれに、ちょうしにのってあばれている小象なんでないの?、てな気がしてくる。

 んなことって、ないすか?

2012年11月12日月曜日

あした あしたがくる


 きょうは、ひさしぶりに定休日に定休だった。仕事が休みだった。

 予定では、本屋に行って九井諒子さんの新刊買って(”作品集 竜のかわいい七つの子”)、イエローハットでムースタイプのキャブクリーナー買って、人気のない波止場でぶいぶいいわせてクルマのキャブを掃除したあとで、ミスドに行ってお茶しながらマンガを読む、ことになっていた。あさいちで洗濯を干しながら考えていた。

 それが、荷物が届くからと午前中、家におらんといけんくなって。家の仕事をちくちくやって、ネットをぶらぶらして。

 お昼すぎに作ってもらってたお弁当食ってタバコ吸ったあと…、目玉がくさるぐらいに爆睡してしまった。ちょっと昼寝のつもりが夜になっていた。

 もう夕飯食って風呂入って寝たら、あしたになるじゃん。損しとるはずはないんじゃけど、なんか損した気分。

 日曜の夕方にTVで”サザエさん”やってるの見て憂鬱になるような気分。きょう、月曜じゃけど。

2012年11月10日土曜日

Re: おそくなりました

 平日に休みで、大きなマチまで電車に乗って出かけ、タバコ買って小屋(ストリップ)に行った日。

 小屋は2回目の公演のとちゅうで出たんじゃけど、さすがに時間が遅くなったので電車から妻にメールした。
 出荷がストップしとるタバコをゲットした、店にあるだけぜんぶ買ったと、自慢げに書いて送った。文体は、ちょいワイルドだぜい。

 すると、すぐ返信がきた。

 ヨカッタデスネ。ソレニシテモ、タカイタバコデス。ワタシハ、イマ、イエニカエリマシタ。アナタハ、イツカエリマスカ。
 ※原文は漢字かなまじり

 "残業して帰ってワタシはものすごく疲れてるのよ"と、カッコ書きされてるようにびびっと感じた。高揚したきもちがいっきに冷めて、「いま○○駅です。もうすぐ着きます。」と、ていねい語でまたメールを返信した。

 ちょっとこわかった。小屋のことはバレてないにしても。

2012年11月8日木曜日

つぎの日は 目玉がもげそうだ


 きのう、小屋(ストリップ劇場、広島第一劇場。)に行ってきた。

 昼いちばんに入って、2回目公演の途中で帰ったんじゃけど、きょうはもう、眠いやら目玉がだるいやら痛いやら。とにかく目が疲れてて。

 ものを見るチカラゆうのがあって、三日分ぐらいを半日で使い切ってしもうた感じ。ま、楽しかったからええんじゃけど。

 夏川あきさんはあいかわらず元気でかわいかった。半年に一度の逢瀬ですな。
 あきさんの元気は、ただただなにもなくて元気っちゅうじゃなくて、いろいろあるだろうけど元気出していきましょう!、ゆう元気。よしゃ、その元気もらった。
 一度見たことがある演目じゃったんじゃけど、まえ見たときみたいにはらはらするようなあぶなげなとこはなくなってて、おーすげー進化しとると感心した。
 いやいや、そこまでやらんでもっちゅうエロもかわらず…。
 2回目の公演での”歌”は、本気で聞き入ってしまった。歌の仕事もトーキョーではしてるそうでなにより。聞きに、見にいけないのがほんと残念。

 もひとりの目当ての聖京香さんも、かわらずきれいで、踊りの切れもかわらず。期待どおり、期待以上。
 こんかい印象にのこったんが、衣装。その衣装の踊りが、ゆうことじゃけど。頼みこんで、踊りの衣装のポラをもらって帰りやした。ども、ありがとさんです。

 京香姐さんの踊りは、まさに川崎ロックのスター、ゆう感じですばらしいんじゃけど、見よったらいつもなぜか、さびしい、せつない気持ちになってくる。こちらの気持ちがうつるだけなんじゃろうけど、なんなんでしょうかねえ。

 トリをとってた桜ひめのさんは引退がきまってるらしくて、最終日10日の最終公演では観客みんなでアーチつくっておみおくりしましょう、と呼びかけるビラがロビーに貼ってあった。

 いろいろあるけど、イマを楽しく、がんばっていきましょう。終わりの来るその日まで。

 10日土曜日までの香盤は、以下のとおり。時間のあるヒトはぜひぜひ。
 ストリップや踊り子さんの情報は、”STRIPwiki”で。  http://www36.atwiki.jp/stripwiki/
  



 1.フラワー瞳
 2.夏川あき
 3.聖京香
 4.桜ひめの

2012年11月7日水曜日

うしゃっ タバコゲット

 "この店のタバコは買い占めた!"状態だったが、その銘柄のは10個しかなかった。

 大きなマチの、特別に品ぞろえのいい店に店頭在庫をもとめて行ったんじゃけど、もう1カ月入荷がないそうでカートンの在庫は切れたそう。とくべつ多めに在庫持ってたのに、底ついたんだと。

 でもしばらくはもつぜい。ああもうなんでもええわ、ゆうてすてばちに吸ってた"ゴールデンバット"とおさらばだぜい。

2012年11月5日月曜日

あつい たたかい その後


 オークションで落札した、超絶レアなホネ。

 落札価格は五千円ちょいじゃったんじゃけど、送料が2,000円だった。

 ちょっとだけへこんだ。

 かさばるっちやーたしかにかさばるが、人さし指より細い鉄パイプをかくかく曲げただけのような物体が、送料2,000円かあ。

 でもめげてはならない。モノより送料んが高かったのは一度や二度じゃない。

 クルマのロールバーを落札したときなんか、送料8,000円だったもんね。ロールバー本体の値段は、半分の4~5千円じゃったけど…。プラス、取り付け工賃が送料とおんなじぐらいかかったし。

あつい たたかい

 オークションで、超絶レアなお宝を落札した。ガッツポーズ(死語?)するぐらいうれしかった。

 ヤケドしそうなぐらい、すごく熱い戦いだった。オトコの(たぶん、おっさんどうし)。

 ただし、低温ヤケド。

 オークション終了まで残り10分、ゆうのをえんえん繰り返す。ようするに、延長につぐ延長。

 ただし、百円きざみ。

 ようやくけっちゃくついたら五千円ちょい。

 でも、ほんとに見たこともないぐらい超絶レアなんです。

 ただし、30年前のクルマの、窓枠のホロ骨。ホネだけ。

2012年11月3日土曜日

ヒトバシラぼしゅうちゅう


 Amazonの”Kindle Paperwhite 3G”が気になる。ものすごく気になる。

 あたらしい情報が出てるわけでもないのに、毎日のようにAmazonに行って、写真と説明文をじっと見ている。

 基本料なしでネットに接続できる(3G回線)、それだけですごい魅力的。キーボードがつなげんでも、モノクロでもかまわない。あとは、体験版のブラウザ使って、どこまでweb閲覧が自由にできるかっちゅうことだけ。

 電子書籍自体は、紙の本が好きなんで敵(かたき)のように思っている。アメリカみたいに、紙の本よりも電子書籍のほうが売れるようになっちゃあおしまいだと思う。自分は、本というブツが好きなもんだから。

 じつは家に電子ブックがひとつだけある。任天堂DS用の、DS文学全集。

 発売されてすぐに買ったんじゃけど、これはたしかに魅力的なもんだった。衝撃的と言ってもいいぐらい。ちっこい携帯ゲーム機の中に、有名どころの近代文学がごっそり100冊入ってるんだからそりゃすごい。

 日本の近代文学とか、ぜんぜん読んだことがなかったんじゃけど、これのおかげで気になってた作品をいくつか読むことができた。森鴎外の”山椒大夫”や”ヰタ・セクスアリス”、折口信夫の”死者の書”や新美南吉作品などなど。岡本かの子の”老妓抄”なんかすごいおもしろかったんじゃけど、このゲームソフトを買わなかったら一生読んでなかったように思う。

 さいきんはぜんぜん持ち歩いてなくて、まだまだ読みたい話がたくさん残っている。専用のリーダー機にくらべりゃあそりゃあちゃちいもんだと思うけど、文庫本サイズで(DSがね)100冊、値段は格段に安くて(定価で2,800円ですよ!)、ソフトのつくりも必要充分なものに自分は思った。

 で、本題にもどって”Kindle Paperwhite 3G”。いま予約してもとどくのは来年の1月以降だし、web閲覧がどこまでできるやらわからんし、電子書籍に手を出したら裏切り者のようにも思えるし…。
 とりあえず、先に実物を入手したヒトの話を聞いてから(見てから)、買うか買うまいか決めよう、と、ぐっと、ものすごくぐっと、ガマンしているのでありマス。
 あーもう、ちょっとでも油断したら買っちゃいそう。

2012年11月2日金曜日

国宝がやってきた ヤア・ヤア・ヤア

 "ヤア・ヤア・ヤア"ゆうても、なんのひねりもねいです。すいません。

 ショーに試作品が出てて、発売を楽しみにしてた海洋堂の風神。

 息子がインターネットでなんか見とるときに、発売されてるか見てくれい、と頼み込んだ。もう売っとるみたいよ、の言葉に、すぐにノートパソコンのスイッチを入れてAmazonにいってみた。

 ほんなら、風神も雷神もりょうほう出とるではないか。

 地元のおもちゃ屋さんで買ったげんと、ゆうのも頭をかすめたが、けっきょくガマンできんで、Amazonでポチっとな、と発注してしまった。

 さいしょに風神、きのう雷神がとどいて、きっちりそろいました、俵屋宗達の風神雷神図。ひとり興奮して家族にみせびらかし同意を求めたが、共感は得られず。なんでじゃ?

 まんま風神雷神図じゃん、と感動してたが、ウィキペディアで図を見てみると、じつはずいぶん違(ちご)うとった。試作品の写真を見てたときには気がつかんかったけど。

 元の図はあくまで日本画で、絵として迫力のある風神雷神じゃけど、海洋堂が立体化したのは、解剖学的に正しい風神と雷神だった。それでも、だれがどう見ても、俵屋宗達の風神雷神に見えるから不思議だ。めちゃめちゃかっこいい。

 まだりょうほうとも箱から出してないんじゃけど、どのようなポーズをとらせてどう飾るかが悩ましい。

 ポージングの自由度の高さが売りのシリーズなんじゃけど(リボルテック)、同シリーズの人形に実際ポーズをとらせてみると、自然に、重心の位置とかを感じさせるようにするのは、めちゃめちゃむずかしい。手も足も、顔の角度や立ち姿の姿勢も、不自然でかっこわるくなってしまう。

 すげー人形を、すげーカッコよく飾るには、どうもセンスと根気が必要なようです。正直びびって箱から出してないんす。

 つぎのリボルテックの新製品は、尾形光琳の"紅白梅図"がいいっす。