2013年6月28日金曜日

すずしい夜

 帰り道、ひさしぶりにリアの窓を落として走った。

 いっときはこのまま夏になるんかと思うぐらいに夜も暑くて、クルマの横の窓をりょうほう落としても風がなまぬるいだけ。信号で止まるとくそ暑くて、扇風機がわりにファンを回したりしてた。

 それがこの1週間だか、夜は空気がつべたくて、窓あけて走るとじつにきもちいい。

 さらにリアの窓を落とすと、これがさらにすずしくてきもちいい。首まわりを流れる風が最高。

 家につくまぎわの直線(片側二車線で約2km!)を、とことこと走るときしあわせ。びんびんにエンジンまわしても速く走れるわけもなし。とことこ走るのがぼろグルマにはやっぱりちょうどいい。
 窓をぜんぶ落としてとことこ走ってると、昔々のその昔、ノーヘルでスクーターを乗りまわしてたときを思い出す。

 ただし、家に帰りついてから、ぜんぶの窓をせこせこと閉めるときがちょいさびしいんですわ。

 しまりのわるいジッパーなもんで。窓がですね、ビニールですわ。クルマ自体がビンボくさいんじゃけど、暗い駐車場で、ジッパーをよいしょよいしょと閉めてると、いっそうわびしいです。

2013年6月26日水曜日

はつもの

 目に青葉 耳ホトトギス 初ガツオ

 初物はありがたく、めでたい。と、江戸っ子はきそってたらしい。

 で、きのうのじぶんの初物は、初"ビキニ"でした。

 いかにも海水浴っぽい若者がぞろぞろクルマから出てきたが、きのうの海辺は、涼しいをとおりこして、肌ざむいぐらいだった。風もあったし。

 まさかね、と思ってたら、砂浜でお嬢ちゃんがするするっと脱いで…、ビキニでした。3〜4人お嬢ちゃんはおって、全員ビキニ。

 じぶんは浜の売店やらあるところのアズマヤのベンチで、缶コーヒー飲みながら本読みよったんじゃけど、ひゃあひゃあゆう声に顔をあげると、おいおい、ほんとに海に入っとるで。
 気がはやいっちゅうもんじゃない。

 しばらくたって見たら、砂浜にひろげたシートにうつぶせに寝そべったお尻がならんで見えた。

 さらに時間がたって、一冊読みおえたところで、ふいーっと息をつきながら顔をあげると、いつのまにやら、だれもいなくなっていた。

 ついたとたんに服脱いで飛びこんだかと思ったら、撤収もはやいなあと感心した。ま、思わぬ眼福(がんぷく)でしたが。

 で、ゴミ捨ててトイレ行ってじぶんも退散。クルマで駐車場を出ようとしたら、入り口のへんのベンチに、兄ちゃんやら嬢ちゃんやらが、ぐったりあおむけでころがっていた。服は着てたが。

 なんだこりゃ。

 かんけーないけど、じぶんの好きな句は、

 目に青葉 耳に鉄砲 ほととぎす

 かつおはいまだ 口にはいらず

 …です。

あめ

 大雨警報発令中。

 きょう あめがひどいんで 会社休みます

 と、職場に電話したくなるくらいにざんざかふっている。

 クルマが雨漏りするのは、"仕様"なのでしかたないが、職場の建物の雨漏りが心配だ。

2013年6月24日月曜日

しましま

 午前中は本社で楽しい会議。つーて、一方的にぼこられる、ヒアリングっちゅうやつですが。

 コンビニでじぶんの昼メシと、メンテに入ってる業者の兄ちゃんにペットのお茶の差し入れを買って職場にもどった。

 駐車場にクルマをとめたとこでちょうど兄ちゃんが出てきたので、お茶をわたす。職員もお客さんもいないんで、えらく暑かったが、とうぜんエアコンなんか入れてない。んで作業しとった兄ちゃんは汗だく。

 兄ちゃん、しきりに恐縮してたが、そんとき空をぶびびーんと飛ぶものがあって、じぶんの目はくぎ付け。もう兄ちゃんの話も聞いてねえ。

 そいつは、黒黄色のしましましっぽのオニヤンマ。男の子のあこがれである。めちゃめちゃデカい。

 建物の壁にとまってるヤンマを、アレ、アレ、と兄ちゃんに指さしながらダッシュで事務所にもどり、虫取り網をもってとびでてきたが、ザンネン。もうしましましっぽはいなかった。

 運動神経なくて虫取りもへただったんで、近所の工場の遊水地にしのびこんで網ふってたころも(落ちたら死にます)、オニヤンマはつかまえたことはなかった。せいぜいギンヤンマどまり。

 網もってとびでたところでまた兄ちゃんに会って、(子どものころの)雪辱戦ですか、といわれたが、雪辱ははたせんかった。

 でかい、(飛ぶのが)高い、はやい!

 あれを網でとれるのはTVゲームん中だけですわ。永遠のあこがれですな。ええおっさんなのに、生き物見ると仕事中でも興奮すんなー。またこんかな。
 万事これだから若いもんに、おいさん、仕事して、と言われるわけだが。

白日夢

 きょうも楽しい、休日出勤。

 昼ごろに職場のボスが短パンの普段着で出てきた。ちゃーすとあいさつして、ボスはお花の世話してて、じぶんはひとりきりの事務所でもくもくとお仕事。

 こっちが昼メシを食いおわったところでボスがあがってきた。

 "もうええぞ。わしがおるけえ、おまえは帰れ"

 と、妄想したが、"ほんじゃの、おつかれ"、ゆうてしゅたっと手をあげてあいさつして、元気よく帰ってゆかれた。

 ただの妄想、白日夢でやんした。きっちり夕方まで、お仕事をさせていただきました。残業せんと帰ったんだから、とくべついい方かも。

 きのう出勤、きょう出勤、あすも出勤。月月火あ水、木金金、給料もろてお仕事するゆうんは、こんなもんですわ。

2013年6月22日土曜日

さんかんび

 デスクトップのPCで、娘はインターネットをサーフィン中。愛のある、父と子の会話。

娘:参観日は、父さんが来るん?

わし:んー、まだ決めてないけど。

娘:まだ決めてないんかい。

 床にころがってた父親、おもむろに立ち上がり、モニターを見ている娘のななめ後ろに立つ。

わし:茶髪でロン毛(げ)ですが、参観日、行ってもいいすか。

娘:いいでしょう。許可します。(モニターから目は離さない)

わし:・・・・。

 父親、おもむろに机の上のキノコのフィギュアを手にとる。

わし:茶髪でロン毛(げ)で、ベニテングダケですが、参観日、行ってもいいすか。

娘:持って来るんかい。(モニターから目は離さない)

2013年6月19日水曜日

おみやげ

 大きいマチに遊びに行った同僚から、おみやげをもらった。

 "はい、どうぞ"

 どうも。

 ベニテングダケ、だった。

同僚:ガチャですよ、ガチャ! 一回目やったらエリンギで…。

わし:え? エリンギかわいいじゃん。

同僚:・・・・・。

同僚:で、二回目やったら出た。レアですよレア。

 どうも、ありがとう。色はもちろんのこと、手にしたかんじもぷにぷにしていいかんじです。食べたらゲイジツ家になって、なんでも水玉模様にしてしまいそうです。

 もちろん、ホンモノは見たこともさわったこともありませんが。

 家に持って帰って、娘に自慢しよ。

2013年6月17日月曜日

”2”?

 お客さんが帰って、ほっとひといきでベランダにてタバコを取り出すと…。

 "2"って、なんじゃろう?

 アタリか? アタリなのか?

 タバコの葉っぱがぺったりとはりついてて、みごとにアラビア数字の"2"になっとったのであります。

 ケータイのカメラがぼろくて、ピンボケ写真じゃあみごとなそのはりつき具合を見ていただけないのが残念。

6月12日 広島第一劇場

 まんじゅうミヤゲに持って、聖ネエさんに会いにいってまいりました。

 半年ぶりに行ったんじゃけど、劇場は雰囲気かわらず。ひっそりと、でもしっかりとありました。あいかわらず社長が元気で笑った。でっかい声で小言言ったりばか言ったりしとる社長を見ると、広島はまだまだいけるんじゃないかと安心する。
 公式ホームページも復活したんで、一度いってみたいゆうヒトや、ひさしぶりにストリップを見てみたいゆうヒトには敷居が低くなったんでは? HPの効果でお客さんが増えとったらええんじゃけど。

 聖ネエさんは期待どおりにカッコよく、美しかった。いっかい広島公演をのがしとったんで、こんかいはぜひともと思うとりました。1回目、2回目できゅうきょ演目をかえてくれて、おもしろさは倍でござんした。衣装がいつも豪華なんじゃけど、どんな衣装きても、衣装に着られるゆうことがない。本人も踊りも。
 半年でも、1年でも長く現役でいてほしい、と思っとります。小屋にあししげく通うことがなく、踊り子さんをよく知らないじぶんにとって、数少ない、スターでアイドルなんです。

 ラッキーだったのは、初めて見た.園田しほりさんが、めちゃおどりが元気よくきれいで、また本人もかわいかったこと。いいヒト発見!、得したネ、ちゅう気分でした。
 新人さんじゃあないんじゃけど、ポッケに入れて帰りたいぐらいかわいかったな。

 ベテランの仁科さんも含めて、きれいめ、きれいどころの公演でした。エロスはあるけどエロはながったかな。
 下品、ゲゼワなエロも好きなんじゃけど、それはまたべつの機会に。

 いまの姫さまがたの公演は、6月20日までです。もうあまり日がないですぜ。行ったことないヒトも、常連さんも、ゼヒ!






06/11〜20
1.仁科夕希
2.園田しほり
3.盃島楓
4.聖京香

2013年6月16日日曜日

ガンダムUC 第3話

 おっさん、おっさん、また、おっさん。

 第3話は、ただただ、おっさんが見どころでした。

 強いおっさん、弱いおっさん。正しいおっさん、邪悪なおっさん。おっさんにもいろいろあるんじゃけど、それぞれにかっちりとえがかれてて、適当に置いてみました、ゆうおっさんはいなかった。

 いつものように一家で見たんで、子どもらはどう見たかわからんけど、カミさんは見ごたえがあったと述べていた。

 ほんとにそれでいいのか? 自分個人の幸せや命を犠牲にしてもよいものなのか、おっさんたちに頭では疑問を持つんじゃけど、気持ちのほうは、思いきしぐっときてしまう。泣ける。

 じぶんがもうおっさんだからだろうか。雄たけびをあげながら右往左往する若者よりも、おっさんのほうに心情がよせられる。安彦さんのキャラデザインが、また効いてんでわ。

 赤いヒトは、人格がめげとった(壊れてた)。ララアのときやら、あんな苦しい目にあったはずなのに。アムロとの最後の対話はどうだったんか。ふっきれたのか、たががはずれたんだか、まさに邪悪な人になってた。どうなんすか?、福井さん。

 妖怪じゃないんだからシャアとイコールではないんだろうが、かんぜんに重ねて見てしまう。どこまでつながりがあるのかは、今後語られるでしょう。

一家だんらん

 中年夫婦と、中高生2人の計4人がお茶しながらテレビを見ていた。

 むしゃむしゃ菓子を食いながら、コーヒーやジュース飲んでます。

 で、なんを見てたかゆうと、WiiつかってE3の紹介映像を見ていた。スマッシュブラザーズとかベヨネッタとかピクミン3とか。

 見ながらべしゃべしゃしゃべるんじゃけど、オトナもしゃべる。家を離れてもこのゲームやってプレイ映像送ってこいだの無茶な注文をしたりする。

 なんでしょう? サブカル大好き一家でしょうか? 子どもふたりは受験生なんすけど。

2013年6月12日水曜日

”夏の庭 The Friends” 湯本香樹実(著)

 中学生だかの読書感想文を妻が読んで、ぜひ読みたいゆうたので図書館で借りてきた。

 日常忙しいのにめずらしくさくっと読んで、すんごいよかった、こりゃあぜひ買うべきと言ったので、さくっとネットで注文した。

 ほれきたど、と妻に見せると、なんで新品じゃなくて(ボロっちい)中古なの、なんで読書感想文とかってぶさいくなシールが貼りつけられとんの、なんで、なんで、とさんざんにしかられた。

 本は、古い版のほうがえらいと思う(福武書店版は絶版)と言うと、んなはずはないと否定したあとで、あんたーどう思うかね、と突然息子に振った。

息子:そりゃそうなんじゃないの?

 あんたはすぐ父親の肩をもつ、と妻はますますご立腹であった。

息子:えー?、ふつうそうじゃろう。ゲーム(ソフト)でもなんでも。

 ひごろからの英才教育のたまものである。

 あっ、わしの感想がないわ。







  "夏の庭 The Friends"
  湯本香樹実(著)
  福武書店(発行)

p.s."小学校高学年から"、だと。べつに難しい言葉や文体使わんでも、すごい話(小説)は、すごいよね。

世間の速度 じぶんの速度

 いろいろ世間から取り残されているが、ものによっては、取り残されてもいっこうに困らんものもある。

 じぶんのボログルマなんかさいたるもんだが、べつに走るし止まるしおまけに曲がるので、公道を走ってはなりません、とは言われない。

 信号で、幼稚園バスの後ろにクルマをつけると、後ろの座席の子どもらが集まってきて、うれしそうに指さしたりする。ま、その程度。
 ふだんは、まわりからそれほど気にとめられることはない。

 いま困るのはIT関係。

 じぶんの機種や後継機がバカ売れしたのは、もう5〜6年前。スマホのさきがけだったが、いまやまったくもってときめかない。後継機がでる可能性は、ほぼゼロ。

 じぶんも息子も、調子が悪いのをごまかしごまかし使ってるが、OS(WM!・ウインドウズモバイル)慣れてるし、キャリア変えるのやだしで、かんぺきいきづまっている。世間ではアンドロイドだのiOSだの全盛で、どこでもかしこでも、みんなでかい画面のスマホを指でぐりぐりしている。

 で、このたびがっくりきたのは、ケータイではなくTVゲームの話。

 うちにニンテンドーのWiiがきてもう何年にもなるが、そりゃもう大活躍だった。

 ガキどもがゲームをしまくったのはもちろんだが、それよりも、うちかたの大事な伝言版の役割をになってきた。

 むかし、マイクロソフトが、パソコンを、家族に嫌われずに居間にすえようとしていた。そんときはうまくいかんかったように記憶しているが、わが家のWiiに関しては完全に居間のテレビの横でなじんでいた。

 このWiiは、じぶんのメールアドレスを持っていて、そいつにメールが送られてくるとテレビの横ではでにべかべかと光る。置かれてる場所が場所だし、せいだいに光るもんだから、かならずだれか家族が気づいてメールをチェックしていた。

 "いま電車に乗りました"、"きょう残業"、"おもしろいもん見つけた(写真つき)"、などなど。

 こいつの秀逸だったのは、てんくら機械に弱い妻が操作できて、返信までできてたこと。ふつうのケータイで悪戦苦闘する妻が、ちゃっちゃと返事を書いて返信していた。

 ほかにも、"チャンネル"という言葉を使って、ゲーム、インターネット、メール、インターネット経由の独自番組などを、メディアの垣根を意識させずに楽しめるような工夫がされてた。
 投票チャンネルという、お題に投票して結果を後日見せてくれる企画なんぞは、一家でお茶するときに見る定番だった。結果の男女差や地域差など、わいわいと家族で話してたのしんでた。

 ときは流れて…、Wiiの後継機種が発売されて時間が少したったいま、Wiiのサービスが一部終了することになった。
 終了するサービスの中には、伝言版や投票チャンネルが含まれている。

 いちばん使いそうもない妻から後継機種の話がでたが、残念ながら伝言版とかの機能は継承されなかったようだ。で、後継機を買う話はたち消えになった。

 ちゃんと金になんなきゃサービスは続けられない。金払ってでもサービス続けてほしいと妻は述べていたが、うちかた一軒でニンテードーを養えるわきゃあない。そりゃわかっている。
 でも、10年か10年弱で、あたかもなかったことになっちゃうIT関連の速度にはついていけないし、いきたいとは思わんなあ。

2013年6月11日火曜日

アンソロジー カレーライス!!

 カレーライスは子どもの好む食べ物と思っていたが、そうでもないらしい。それも最近の話ではなく、戦前のその前から。

 カレーについて、作家や劇作家、はては映画監督までが書いた文章を、ごった煮に集めた本。昭和30年代以前のストリップに触れた文章があると知人に教えられて読みはじめた。

 さいしょの何編かを読んだだけで、後光のさすような文人がカレーに関する文章を書いてることに、びっくりぎゃうてんする。それも、ちくちくと薀蓄を述べるようなもんでなくて、小麦粉だかをまぜくった祖母のつくったカレーだけが…、などと大作家に書かれると感動する。

 女子高校生の、叙情にみちたカレーとタバコの話に感動し、とつとつと父親の思い出とともに語られるカレーに読みごたえを感じ、エアカレーおかわり(夢ん中でカレーおかわり3杯)の話に大笑いさせられた。

 だれがどんな話を、ゆうのは読んでからのお楽しみ。

 本としては、だれがどんなカレーがうまいと思うか?、ゆうことと同じく、まったくのごしゃまぜ。でもカレーにこだわりのあるヒトも、とりあえずカレーのヒトも、読んだら、ふっふっふ、と笑ってしまうこと受けあい。

 お気に入りをみっつ挙げると…。

 静(せい)の人と勝手に思いこんでた小津安さんが、"オレにカレーを食わせろ うがーっ"に近い事件をおこしたっちゅう武勇伝とか、内田百�先生のひょうひょうとした、"わたしはカレーを食べに来たのよ (金ならもうないし)"と、 内館牧子氏の、カレーをレスラーしゃがみ食い萌え、がえがったっすねえ。

 ほかにも、にまにましたり感心したり、楽しくてちょっと元気でたぜい。

 さいごに駄文に蛇足をふたつ、"おうちカレーが最高でなにが悪いんじゃー うらー"(寺山氏に)、ほれと、わたし個人の最高の思い出カレーは、"飛龍"のカレーです。フルーツカレーだけはいただけませんでしたが。









"アンソロジー カレーライス!!"

阿川佐和子 (著), 阿川弘之 (著), 獅子文六 (著), 東海林さだお (著), 安西水丸 (著), 滝田ゆう (著), 寺山修司 (著), 中島らも (著), 林真理子 (著), 藤原新也 (著), 古山高麗雄 (著), 町田康 (著), 色川武大 (著), 向田邦子 (著), 村松友視 (著), 山口瞳 (著), 池波正太郎 (著), 吉本隆明 (著), よしもとばなな (著), 吉行淳之介 (著), 伊集院静 (著), 泉麻人 (著), 伊丹十三 (著), 五木寛之 (著), 井上ひさし (著), 井上靖 (著), 内田百� (著), 内館牧子 (著), 小津安二郎 (著), 尾辻克彦 (著), 神吉拓郎 (著), 北杜夫 (著), 久住昌之 (著), 佐内正史 (写真)

出版社: パルコ (2013/2/28)

2013年6月10日月曜日

お父さんの休日 または中間管理職の

 あさ、新聞をとりに行くと、なかった!? そういえばきのう、TV欄が新聞の真ん中らへんにあった。

 新聞小説はいちんちおあずけ。ただいまは、紫匂う山から霧の谷(?)への活劇はおわって、妖怪おババと悪代官(うそ、家老)の海千山千どうしが直接対決中。そこでおバカな幼ななじみが大活躍。ばつぐんに…、むしずが走ります。
 山の民まじえた因縁の対決んとこは、五木さんだったらロマン持ちすぎ、思い入れありすぎに、たっぷりと書かれると思うんじゃけど、けっこう淡白でした。

 あさカミさんに宣言したのに、休日出勤はやめにした。せっかくの休みなんで、勤務割表のシフトどおりにっちゅうことで。
 ほんとは、風呂、台所のパイプ詰まりやっつけて、近所のスーパーやらコンビニやらにおつかいに行ったらつかりた。どーせあしたも残業じゃし、もうええわ、と。

 出勤ついでに、まだ食べたことないロッテリアのラーメンバーガー食べようと思ってたが、おあずけ。そのかわりミスドで、いつもはドーナツふたつなんを、パイひとつ追加した。
 期間限定の抹茶あずきのパイは、ふつーにおいしかった。とくべつゆうほどではなかったが。

 あー、あした、あしたがくる(byさねよし)。元気は、出ねえな。

2013年6月9日日曜日

総選挙

 けさの新聞の一面トップは、ぜったいにAKBの総選挙と思ってた。専門家の解説つき、○○ページに関連記事、つって。

 ほなら、なんだったか忘れたが、ちがう記事だった。読んだけど、ほんとに忘れた。

 なんか、まだ、報道とやらのプライドがあるんだろうか? じぶんとこの主催行事は、平気で一面に載せんのにね。もち、報道の体裁で。

2013年6月5日水曜日

童心

 残業で、ひとりもくもくと作業して、事務室に帰ると。同僚が虫取り網を持って立っている。

 けっこう大きめなガが部屋の中を飛んでいる。こいつを追い出して帰らんと機械警備のセンサーにひっかかって、警備会社から電話がかかってしまう。

 あーあ、と思いながらじぶんも網を手にとった。暑いんで窓をあけてたらがんがんにムシが入っていた。部屋中をふらふらとガが飛んでて、ときどき細長い甲虫もいる。どんぐらいの大きさだったらセンサーにかかるのかわからんので、かたはしからつかまえて窓から出していくが、放ったとたんにまた入ってきたりする。

同僚:「なんか童心にかえるゆうか」

 いや、そんなのんきなもんじゃねえだろう。

 夜中の事務所で虫取り網をふるうおっさんがふたり、の図…。もち、ふたりだけ。

 なんだ、こりゃ。