2014年3月28日金曜日

ノートとメモ帳

 シャープの電子ノートを買ってみた。もちろん衝動買い。が、使いこなせず、試行錯誤中。仕事で使えんじゃないかと思ってたが、いまはとてもそのだんじゃない。このままじゃあ、娘のお絵描き帳になっちゃう。

 A5サイズなんじゃけど、そもそもじぶんは小さなメモ帳を使う習慣がなくて、スケジューラもメモとるノートもB5サイズ。そのサイズに0.3チップの極細ボールペンで記入している。

 いままでどおりの感覚ではとてもじゃないが小さすぎて使えない。電子ノートというよりは、メモ帳である。

 それでも電子ものゆうとこと、逆にコンピュータでございますという機能をそぎ落とした泥くさい作りの融合が、きっとあたらしい世界を見せてくれる、はず、と思ってちょこまかいじっている。

 んでもダメだったら、B5サイズが出るまで待ちますわ。

2014年3月25日火曜日

映画 ”ある精肉店のはなし”

 上映があとすこしかな、と思ってあせって見にいった。

 予想に反してお客さんはえらく多かった。ドキュメンタリーを見たいヒトがこんなに多いとは思わなんだ。

 で、映画はめちゃめちゃおもしろかった。脳天気でいられるテーマじゃないのに、すごく見てて楽しかった。前作の"祝(ほうり)の島"にしたって、どう注意深くしてもあざとさが出そうなもんだが、それがこの監督さんにかぎってはまったくない。ように思えた。

 命の食べ方から差別偏見のはなしまで、重い内容のはなしなのに楽しくわくわく見られたのは、男衆の智恵のある言葉と、女性陣のあかるさによるもんかなと思った。それと、見るヒト(撮るヒト)と見られるヒトの関係性、信頼性かな。
 男衆の智恵も、頭から、ゆうんでなくて、手仕事と体からくるもんのように思えた。

 ちいさなと場のさいごと、食肉や皮革の製造加工の文化の将来が重なって見え、すこし寂しい気持ちになったが、見終わったときに、あー元気もらえたなと思える映画でした。

 機会をつくって、ぜひご覧いただきたい。





 "ある精肉店のはなし"
  監督: 纐纈あや

2014年3月7日金曜日

なぞなぞ

 "3セット制で2セット連取(負けた)されたのに、なぜか3試合目もできて、しかも最後の1セット取っただけで勝ったことになるものな〜んだ。

 はい、受験です。

 きりきり勉強せえ。つぎ行くで。"

 と、息子にメールを送った。合格発表は、"あぶりだし"でした。

 やっぱ奇跡は、めったにおきんから奇跡なんじゃろおね。

2014年3月2日日曜日

たのしい休日出勤

 真にやむをえない状況に追いこまれたため、休日出勤。

 駐車場につくと清掃会社のワンボックスがとまってて、定期清掃の日とわかった。忘れてたゆうよりは、覚えてなかった。

 建物に入ると、大きな声で、おつかれさんですだのお世話になりますだの、あいさつしてまわった。存在に気づいとらんではちあわせしたらものすごいびっくりするだろうと思ったんで。清掃のチームはめずらしく女性ばかりで、ちょい華やかだった。

 しばらくすると、リーダーらしき女性が、えらくかしこまって事務室に入ってきて、"申しわけありませんでした"。

 あさセキュリティーの解除に失敗して、警備会社のパトロールが来てしまったそう。"今後このようなことがないように・・・"とヘイトウされて、こちらも、いえいえご心配でした、とへこへこ頭をさげた。

 姉さんたちは黙々と真剣に仕事をしてて、人の気配が消えるぐらいしずかだった。

 きゃいきゃいと女性らしい声が聞こえたのは、連れだって外に昼食食べに出たときだけだった。

 夕方またきゃいきゃいと声がきこえて、清掃が終わったのがわかった。ヒト声かけてもらえるかと、わくわくして待っていた。

 またしずかになった。

 電話がなった。警備会社からだった。

 "まだ建物の中にいるんですよね" "へ?"

 お姉さんたちは、がっちりセキュリティーをかけて、帰ってしまっていた。わし残して。で、事務所でごそごそ仕事してたじぶんが、ばっちりセンサーにひっかかってたらしい。

 そりゃあ、カッコよくもカワいくもないが、そこまでわしゃ存在感がなかったんじゃろうか?

2014年3月1日土曜日

やべ めちゃ怒(おこ)っとる

 カミさんがとめるの聞かずに自販機に缶コーヒー買いに行ったら、電車が発車しちゃった。電車はカミさんだけ乗せて行っちゃった。

 "やべ"

 ホームのベンチに座って、買った缶コーヒーを飲みながらメールを打った。

 "超 油断した"

 返信がきた。

 "油断とかの問題じゃないと思う"

 こりゃあ…、めちゃめちゃ怒ってるな。