2017年12月25日月曜日

儀式

 ゆーれーかなんかに追われる夢を見る。こわいこわい。
 布団が汗ばむぐらいに暑かったが、布団の外に手足を出して冷ますのがこわい。

 ゆうところで目が覚めた。時刻は午前4時半。当然、ほかの家族はぐうぐう寝ている。

 ひとり起きて居間に降りてゆく。隠しといたサンタさんのプレゼントを、ごそごそと取り出してくる。

 今年はツリーを飾らんかったんで、プレゼントは我が家での通称、王様イス(フィリップ·スタルクさんのtoyチェアっす)の上だのまわりだのに並べといた。

 なにやってんだ、わし。"サンタさんはいるよ"ごっこに、ここまでする必要があるんか、毎年疑問に思う。下の子が気づいてからのここ10年ぐらい。

 起床時間までまだ1時間ぐらい。もっぺん寝ます。

2017年12月20日水曜日

サンタクロースってほんとにいるの?

 ”サンタさんは、もういない”

 こう言いつづけて、はやいくとせ。

 ”サンタさんはいるよ。(子どもが)オトナになってもずーっと。”

 女子大生(うちの娘)はまだ言ってる。カミさんもそれに乗っかっている。そして”ごっこ”は続いている。

 娘に、”サンタさんに、なにお願いするのかなあ?”と言っても、”さあ、なんじゃろうねえ(にんまり)”。ヒントはねえのかよ。

 もう親の知らない世界をいくつも持っとんのに、何を話してて、何に興味を持っとんだか、わかろうはずもない。カミさんにいたっては、”スイートテン、ダイアモンド”、しか言わない。結婚してすぐから20年を越したいまでも。何言っとんだか。もう死語ぢゃない?

 理想は、”こりゃあ、ネタじゃろう!”ばばーんと、床にたたきつけられるようなもんを用意したいんじゃけど、年々切れが悪くなる。ネタがない。思いつかない。

 今年もぎりっぎり間に合わせた。もう、なんなんじゃろう、このプレッシャー。

2017年12月12日火曜日

きおく まつがい

 前回の投稿したあとで、”看護婦ちゃん”とゆうマンガがあったことを思いだした。

 思い立ったんでネットで検索してみたが、いっこうに見つからない。おまけにエロ漫画では看護婦物は一大ジャンルらしくて、関係ないのは大量に引っかかる。

 はては国立国会図書館のサイトまで行ってみたが見つかんない。家の書架のあの辺にあって、表紙は茶色っぽくてと、ボヤボヤと、でもしっかり記憶にあんのになんじゃろなあと思っていた。

 で、さきほど決心をして、ハシゴをかけて探したら、あった!

 びみょうにちごとって、”かんごふちゃん”とひらがなですた。びみょうだけど、やっぱりちごとったんだわ。どうりで見つからんわけだ。

 中身は、かわいい絵じゃけどちょいブラックな笑いの4コマ漫画であります。1994年刊。



”かんごふちゃん”
ヤマダリツコ著
ぶんか社


2017年12月11日月曜日

患者さんと 看護婦ちゃん

 最近、患者のことを”様”で呼ぶ医療機関が多いが、なんか嘘くさくて好かん。近所の内科は”さん”づけである。

 その内科にインフルエンザのワクチンを受けに行った。

 そん時に、”Have a coke.Here!(矢印)”ゆうTシャツを着とった。”Here!(矢印)”が、ちょうどおやじの出腹(でっぱら)んとこにきている。

 注射が終わったあとに、かわいい看護師さんに、”ここにコーラが入っとんじゃね。(ぽんぽん)”と、ぷよっ腹を手でぽんぽんされた。

わし:・・・・。

わし:ほれてまうじゃろーっ!?(心の声)

 かわいい看護師さんは好きだ。でもしかし注射は痛かったし、やっぱり病院は好きになれない。

2017年12月8日金曜日

よい子は お風呂で寝ません

 127日(木)、午前5時過ぎ。窓のそとはまだ暗い。

 湯船のお湯は冷めきって、すっかり水になっている。さぶい…。

 いそいで風呂から上がり寝間着を着ると、勉強部屋の明かりがついている。娘が居眠りしとんだろうとのぞくと、ちゃんと起きて机でまだ宿題(課題)をしている。

娘:風呂で寝とったんじゃ。(顔はこっち見ない)

 起きとんだったら声かけてくれよ、とか、はよから手えつけんから徹夜んなんだって、とか、悪態をついているひまはない。早く寝ないと朝になる。ゆうか朝か。

 寝室に行くとカミさんが高いびきで寝ている。布団に入るが、時間がたっても布団があったまらない。さぶい…。体が冷えきってるせいか? 足をこすり合わせたり、尻のしたに手を入れてみたりしてるうちに、いつの間にか寝とった。手は、お昼近くまでしわっしわのままだった。

128日(金)、午前4時過ぎ。窓のそとはまだ暗い。

 湯船のお湯は冷めきって、すっかり水になっている。さぶい…。
 へんな姿勢で寝とったんで首も痛い。

 いそいで風呂から上がり寝間着を着ると、勉強部屋の明かりがついている。また起きとんかい、とのぞくと、ちゃんと机に向かって宿題(課題)をしている。

娘:やっとるうちにおもしろくなって、こんな(時間に)なった。(顔はこっち見ない)

 ああ、そりゃあよござんしたねえと、声には出さずに部屋を出た。早く寝ないと朝になる。ゆうか朝だわ。

 寝室に行くとカミさんが高いびきで寝ている。布団に入るが、時間がたっても布団があったまらない。さぶい…。
足をこすり合わせたり、尻のしたに手を入れたりしてるうちに、いつの間にか寝とった。尻は体温が低いらしく、手はあったまらない。

 あす土曜日は、あさ8時から自治会の一斉清掃でゆっくり寝とられん。きょうは早く寝たい。もちろん、お布団で。

2017年12月7日木曜日

マンガ家 小田ひで次氏 来広

 娘がパンフを持って帰った。小田ひで次氏が、講演で広島に来るそうな。

 "ミヨリの森"でけっこう有名んなった人なんじゃけど、きほん、マイナーで寡作。でもけっこうどしっと重く、気持ちにくるマンガを描く人で気に入っている。

 デビュー作の"拡散"は衝撃だった。少年の、タマシイの彷徨、ゆう感じ。濃ゆい絵と内容がマッチしていて、実に読みにくかった。衝撃だったのは読者だけでなくて、連載終了後は小田氏もつきものが落ちたようになって、次の作品描くまでがたいへんだったらしい。(”おはようひで次くん!”より)

 お近くの方は、ぜひどうぞ。うちは、行ければ一家でぞろぞろ行く予定。

 小田氏の講演はもちろん聞きに行きたいんじゃけど、どうして小田氏だったのか、講演を企画した人に聞いてみたい。きっと、小田氏の作品どれかに強く感化されることがあったにちがいない。



~孤高の漫画家~
小田 ひで次
講演・ワークショップ
比治山大学市民公開講座
日時:2017年12月17日(日) 開場13時、開演13時30分
場所:比治山大学
入場無料/事前予約不要
主催:比治山大学・比治山大学短期大学部


見にくくてすまねへ

2017年12月3日日曜日

”ウォーム・ボディーズ” ネタバレ注意

 ゾンビネタのラブコメと思ったら、思いきし、”ロミオとジュリエット”だった。

 ちゃんとハッピーエンドになっとる。が、

”いい話げなんじゃけど、思いきし彼氏食っとったし。脳みそなんべんもおかわりしとったし。”

 、とゆうのが一番笑えるところじゃった。

 最初のほうのぐだぐだしたゾンビ生活(一人称)が、も少し見たかったなあ。それと、人種や心身障害の差別が想起されて、ちょっとむずむずする映画じゃった。それも含めてのハッピーエンドどした。

 個人的に、主人公の”親友”というおっさんがええ味出しとったんと、マルコヴィッチさんが健在だったのがうれしかった。ジュリエット(ほんとはジュリー)のお父ちゃんが、だれだっけこのおいさん…、と考えよったらスキンヘッドと斜視で、おーマルコヴィッチさんだ、と気がついた。

 むかし、”マルコヴィッチの穴”とゆうへんてこな映画があって、すげーおもしろかった。気がする…。話の筋は、まったく思い出せん。

2017年11月30日木曜日

祝!開業 iwakuni coffee

 駅前っちゅうか駅に、コーヒー飲みながらタバコが吸えるお店ができやした。
 これで、コーヒーを口(くち)に含んで走って出てタバコ吸う必要がなくなりました。

 ミスドが全面禁煙になっちゃって困っとったんですが、これで安心。カウンターにはコンセントも完備であります。これでフリーwi-fiあれば完璧でしたが、まっ、ええっしょ。

 喫煙室におるのはじぶんひとりきりなんすけど。さっきから、いろんなひと(特に女性)がトビラ開けて入ってきては、しまった、ゆう感じで出て行かれます。
 だいじょぶか? 喫煙室の存続は。

うちの娘:トイレとまちがえたんじゃない?

 いや、そりゃないでしょ。



2017年11月23日木曜日

機械化の なみ

 郵便局に荷物を取りに行くと、駐車場が機械化されていた。15分たつと鉄板が上がってタイヤがロックされるやつ。

 発行機で駐車券を出して持って入ったが、発行機の前でしばらく固まってしまった。文字が多くて…、説明書きが読めない。
 用事終わって、精算機でまた手間取る。どきどきした。無料じゃったんじゃけど、駐車券が機械に入らない。よく見るとカードんとこのシャッターが閉まっとった。なんだ、いらないのか。

 つぎにスーパーにおつかいに行くと、セルフレジとやらができていた。けっこうなお年の方も利用している。なにごとも体験ですからと、利用することにした。
 また、機械の前で固まる。じっと説明書きを読み、テレビ画面の指示にも慎重に従って、操作を始めた。とたんに、店員が来ますと画面にメッセージが出て、店員さんが走ってきた。

"カゴ置くのはこっちです"  "あ、ああ"

 いろいろ、ついてけてない気がするきょうこの頃。ま、自転車こぐようなもんで、すぐ慣れるじゃろ。と、思いたい。

2017年11月15日水曜日

肉!肉!肉! ふたたび

 ある日の昼食は、こちら。



 バーガーキングのベーコンキングでっす。ロッテリアの絶品ベーコンチーズバーガーのセットとおんなじぐらいの値段なんで、安いわけじゃあないが、とにかくでかい。
 お飲み物はLサイズに見えっけど、これでSの、しかもドリンクバー。バンズ(パン)もパテ(肉)も、ふつうの1.5倍ぐらいありそう。



 んで、味のほうは意外に大味でなくうまかった。絶品バーガーとどっち?と言われりゃあ、味の繊細さもあって絶品のほうじゃけど、”こんだけ肉食えりゃあモンクないじゃろ”と、言わんばかりのボリュームがとにかく圧巻。ベーコンはぽってりでなく、かりかりに焼いたやつがはさまっとった。野菜類は一切なしのいさぎよさ。

 カロリーもきっとすごくて、ラーメン2杯分ぐらいありそう。腹いっぱいになって午后の仕事が苦しかったっす。いつまでたっても、口ん中が肉の匂いしたし。

2017年11月5日日曜日

スーパーカー 二景

一景. 超高速!大名行列
 夜の山陽道でクルマはBMW・mini。小雨が降っていた。速度制限は出ていなかったが、走行車線は長い列を作って、80km弱でとろとろと走っていた。一生懸命追い越しをかけるような車は、とおに通り越して、追い越し車線は空いていた。
 突然、バガーンと爆音がしたかと思ったら、追い越し車線を黄色いフェラーリがすっ飛んできた。フェラーリの後ろには、アウディだのなんだの、やる気満々のクルマたちが、車間つめつめでぞろぞろついてきてた。超高速の大名行列状態。
 大名行列が高速ゆうたらその時点で矛盾しとるんじゃけど、まあそんな感じ。
 “ああ、びっくりした”と家族で話しよったら、走行車線からふいっと追越しに出てきたクルマがあった。あまりに走行車線が遅いんで追い越しをかけたんじゃろうけど、すっ飛んできたフェラーリの鼻先を抑えるかたちになっちゃった。一斉にブレーキランプがともる大名行列。
 何の気なしに追い越しをかけたクルマはいきなり張り付かれて、そうとうビビったはずだが、けっこう並んでたんで、もとの走行車線に戻ることもできず、行列の先頭を走ってた。パカパカとときどきブレーキランプをともしながら、超高速の大名行列はカーブの向こうに消えて見えなくなった。

二景. 信仰と偏見
 大島にドライブに行った帰り。けっこう長い距離を、銀色のNSXの真後ろを走ることになって、すごいうれしかった。NSXには上品そうな高齢のご夫婦が乗っておられた。運転自体も、車線の取り方は少しおおざっぱじゃったけど、車間を取ってゆったり走っとって、上品だった。少し古いNSX、銀色、運転、乗ってる人も含めて、枯れた感じがかっこよくて、うらやましかった。クルマやドライブを、ごく自然に楽しんでいるように思われた。
 しばらく後ろを走ってたら、“あ、このクルマ、オートマだわ”と思った。思ったじぶんに気づいた。
 スポーツカーはMTに限る、ゆうことはもちろんないし、むしろ2ペダルのほうがスポーティーな場合もある。いまのオートマはめちゃ賢くて、昔のトルコン3速とかとはくらべものになんない。でも、じぶんの中にはまだMTじゃなきゃいけない、オートマはへたくそが乗るもんだ、ゆう偏見があるようだ。まさにそん時運転してたsmart、オートマじゃけど・・・。
 むかしむかし、ジムニーにはじめてオートマが設定されたときも、マニアの方たちが一斉に批判したそうな。“なんでジムニーがオートマなんだ”、と。いまじゃ笑い話にしかならんが、圧倒的にオートマしか売れん時代になっても、スズキは比較的多くのクルマにMTの設定を残してくれてる(逆に)。乗りたいクルマに乗れる、それが一番ですわ。
 で、じぶんはどうかとゆうと、いまだにsmartのオートマに抵抗して、シフトノブをがちゃがちゃやってる(セミオートマ?)。MTかオートマかはどっちでもよくて、自然にドライブを楽しめる、枯れた感じのかっこいいおっさんには、とてもなれそうにない。あ、もちろん、スーパーカーに乗ることはねいです。

2017年11月3日金曜日

肉!肉!肉!

 平日ならいけるだろうと、大島のアロハ・オレンジに行ってみた。前回JAFのオープンカー・ミーティングの後に行ったら、3時間待ちといわれて断念しとったんでリベンジ。

 県外ナンバーとか、けっこうなお客がいたが、30分待ちで席に着くことができた。昼をちょい過ぎてたのもあったかも。

 で、めあてのギャング丼を注文。思い切って、サイズはM!

 出てきたのはこんな感じ。でろーん。




 見ただけでおなか一杯になりそうでつね。おいしいものはバケツ一杯でも食べたい主義ですが、さすがにひるみました。
 お味は二度おいしい炙り(あぶり)を選びました。焼いた肉の味と、レアなローストビーフの味が同時に楽しめるやつです。

 基本はレアなのでかみ切れまへん。がんじがんじと、心ゆくまで味わってかんだら、思い切って飲み込む。ホルモン食べるときのアレですな。

 肉、ご飯、肉、ご飯、とバランスを考えながら食べたんじゃけど、どうがんばっても肉が多い。早々にご飯はないなって、最後はひたすら肉を食ってた。

 食べ終わったら、腹いっぱいゆうよりは、アゴが疲れた・・・。幸せじゃけど、当分は、肉はもうええです。

さうだ エロ本を買いに行こう

 という題で、長文のメールを知人に送ったら、

”こういうことはブログに書いて下さってかまいません”

 と、言われた。初出じゃないけど、ほいじゃあ書いちゃう。

 9月の代休をもろた平日。思い立って古書店に行ってみた。昔ながらの近所の古書店。

 青春時代の80年代後半から90年代のエロ本をさがそうと思って行ったんじゃけど、思いのほか数も種類も少なくて断念。手ぶらで帰るのもなんなんで、エロ本でも何でもない、ふつうのマンガを2冊ほど買って帰った。

 いまどき、エロ本を買おうっちゅう人はおらんで、まして中古ゆうのはまったく需要がないんでしょうなあ。そもそも、郷土本とかがっつりそろえてるような古書店でエロ本をさがそうゆうのが間違いだったかもしれない。
 こんど、どっか都会の大きな古書店に行ったときでもまたさがしてみませう。学生時代に神田に行ったら、アイドルの写真集とかエロ本とかの専門店みたいな古書店があったな。30年ぐらい前じゃけど。

 90年代のはじめはまだネットもパソコン通信の時代で、画像やましてや動画を扱うのは困難だった。でも、ビデオデッキは安価に普及し、レンタルビデオも安く借りられるようになってたんで、アダルトビデオ(通称、AV)は隆盛だった。とても紙のメディアが対抗できそうにないが、グラビアのモデルはAV女優さん、紙面にはビデオの情報、ゆう形で雑誌が共存しとった。アダルトビデオの情報誌とやらも、アップルだのオレンジだの、たくさん出ていた。じぶんはオレンジ通信が好きだったが。

 雑誌オレンジ通信にハガキの投稿が載って、尊敬する先輩(院生)から”なかなかすごいぞ”と、ほめられたことがあった。自慢になるやらならんやら、微妙なエピソードだなこりゃ。いまとなっちゃ、掲載雑誌も記念に送られてきたテレカ(テレカですぜ!)も、どっか行ってしまった。残念。

 いまやネットで画像も動画も自由に見れるんじゃけど、どきどきしながら本屋でオトナ雑誌を買う、ゆう経験は、若者たちにはないんじゃろうなあ。いまの若いもんはタンパクじゃし。

2017年10月25日水曜日

JAFモーターファン カフェミーティングin楠こもれびの郷

 約束の時間にちょい遅れて某家電量販店前につくと、おいさんは雨ん中傘さして待っとった。

 ドア開けてsmart に乗り込んだおいさんに、"これ、つこうてください"と、タオルを渡す。"あ、ありがと"ゆうて濡れた服をふきふきするおいさん。

わし :いや、いま拭くんじゃなくて、(クルマが)雨漏りしたらそれで拭いてください。

おいさん:いやいや、そりゃあクルマじゃないじゃろ。

 ゆう感じではじまった、JAFのカフェミーティングの一日。土砂降りにゃあならんかったものの、べったり雨が降り続いた、残念な天気だった。事故で通行止めになり、高速を途中で降ろされるとゆうおまけつきの、波乱の幕あけ。
 メンツはいつものおっさん二人。カミさんには、雨が降っとるからと振られてしまった。

 下道を通ったわりにはほぼ予定通りに会場に到着。雨ん中をスタッフさんが走り回って準備をしていた。

 で、恒例のウェルカムドリンクはこちら。


 インスタントでないおいしいコーヒーと、なんと、ウェルカム・ケーキであります。限定でケーキの提供があるとは聞いとったけど、想像以上にちゃんとしたケーキだった。おいしゅうて、おかわりしたかった。

 クルマのほうはキャンセルがあいついだそうで、ぱっと見渡せるぐらいの数しか参加がなかった。とうぜん、いつものスーパー7をはじめオープンカーは雨がつらいので少なく、イベント初のバイクも来ておられなかった。残念!


 そんな中でも、すんごいクルマがちらほら。やー、感動しましたわ。

 はじめて実車を見たサソリの124(アバルトのスパイダー)。マツダのロードスターと兄弟とはとても思えん外観。いっしょうけんめいスポーツちゅう感じの現行車のデザインを残念に思っとったんで、こりゃあかっこええわあ。ちょっとでかい。でかく“見える”。



 んで、まさかこんなクルマが、と絶句したんが、1960年代のムスタング(マスタング?)。なにからなにまでオリジナルとおぼしきその姿は感動もんだった。よくぞ雨の中を自走してこられました。とうぜん、乗ってた方もかっこよかったです。さすがです。




 で、いちばん見れてうれしかったんが80年代のセリカ。こちらは四国から自走してこられたそう。クルマは走ってなんぼじゃけど、ちゃんとオリジナルで維持して乗ってるのがすごい。ライトもちゃんと開閉してました。じぶんは2stジムニー(81年式)を、面倒見切れんくなって手放しちゃったからなあ。




 隣の兄ちゃんが乗ってたダルマのセリカからはじまって、じぶんにとってセリカはいつもかっこいいクルマの代表だった。

 ほかにも撮りそびれたけどシェルビー・コブラのマッスルカーとか、展示車じゃあなかったけどルノーのトゥインゴ(現行smartの兄弟車!)とか、おもしろいクルマが見られた。

 せっかく温泉があったんじゃけど、おいさん二人が、ずうっとクルマながめて話しとったんで入れんかった。会場はいわゆる道の駅じゃったんじゃけど、ひっきりなしにバスは来るしにぎわっていた。ご飯食べるとこも3つぐらいあって、買い物してすぐさようなら、じゃない工夫がされてた。建物も外構もすごいきれいだった。これで天気がよければねえ。
 つぎ行くときは家族連れで。ビンゴの景品は…、入浴券でしたんで。

 JAFのスタッフのみなさん、こもれびの郷の方、雨の中おつかれさまでした。つぎは周防大島だそうです。次回もぜひ!

2017年10月22日日曜日

ナスDと 精霊の森

 娘とカミさんが居間からいっしょうけんめい呼ぶので降りてくと、ビデオでTV番組を見ていた。海外で冒険するとかゆうやつで、ネットで話題になってた、絶対落ちない染料で顔はじめ全身が真っ黒(正確には紫。ナス紫。)になったディレクターが出ていた。

 アップが多いのが難点だったが、ただのバラエティー番組に思えんで、紀行物としてけっこうおもしろかった。もうちょっと引いて撮ってくれれば記録としてもええ感じに思えた。

 ペルーのジャングルの中の、先住民の集落に滞在しとったんじゃけど。先住民集落のいまが見られた。裸族が弓持ってる世界じゃあなかったが、古くからの伝統と現代の文明とのぎりぎりのはざまがおもしろかった。
 狩りの銃弾や燃料買って、そのための現金収入考えて。それでも狩猟や採集も残ってて、呪術師が尊敬されている。
 しかたなくなのか、選択して伝統を守っとんのか聞いてみたい。答えはないかもしれんが。

 で、ナスD(元ナスD?)が悪霊祓いをされてるとこ見てて思い出したんが、ジョン・ブアマン監督の”エメラルド・フォレスト”。すっごい好きな映画なんじゃけど、もう10何年見てない。ナスDも言っとったけど、いまでもそんな生活をしている人がいるかもしれない。彼のゆうとおりに、文明人が接触してはならない人々なんじゃけど。
 あーそれと、五十嵐大介さんのマンガ、”魔女”じゃね。亡き恋人のための弔い合戦をする呪術師の話。
 両方とも、森は背景ではない。

 外で風の音がしはじめた。台風が近づいてきた。

2017年10月19日木曜日

纐纈あや監督 記念講演

 

 

 ビッグニュースです。個人的に。

 

 "祝の島"や、"ある精肉店の話"を監督された纐纈(はなぶさ)あやさんが、講演をされるそうな。

 

じんけんフェスタ2017 in いわくに

20171121日(火)13時からシンフォニア岩国にて

記念講演:「いのちを食べて、いのちは生きる」

講演者 :纐纈 あや氏(映画監督)

 

 平日なんだよなあ、これが。有給休暇とってでも行きたいです。じかに見て、どんな話をされるんか聞いてみたい。

 

 入場無料ですぜ。

2017年10月12日木曜日

謎の組織とレジストリ

 中古で買った新しいタブレット?、ノーパソ?の設定がようやく落ち着いたところで。ロック画面の画像をなんぞお気に入りの画像に変更しようと思ったら、設定んとこが灰色になっとって、画像の変更ができない。

 いわく、”一部の設定は組織によって管理されています。”、だと。

 個人持ちのPCだし、わっちはどこぞの組織にも結社にも属しておりません。

 てなわけで、別の設定項目でなんかあるんだろうと、いろいろいじくってみたが、謎の組織に関する設定は見つからない。

 たかがロック画面。実害はないし、テーマはデフォルトのままで壁紙の変更もしとらんぐらいなんじゃけど、このままずっと変えられんとなると妙に悔しい。能天気な、夕焼けヤシの木のロック画面の画像が、急にうとましく思えてきた。

 怖いことせんでなんとか元に戻せんかとMicrosoftやBing、googleで調べてみた。怖いことゆうのはレジストリを直接いじること。素人が深いとこの設定をいじると、へたすっとPCがおしゃかになってしまう。

 が、けっきょくほかに方法なくて、レジストリエディタを使うことになった。見つけた情報ページを慎重に参照しながら作業して、あっさり復旧した。えかった。びびったわりにはバックアップもとらずに作業するというザルなわし。

 なんだか大昔、Windows3.1のころを思い出した。

 新しい部品をインストールするたびにパソコンが動かんくなって、起動のファイル(呪文の文章ですな。もち英字。)の行を削除したり、じゃかじゃか手書きで書き換えたりしとった。恐ろしいことをしよったもんだが、PCが復活せんかったら大変とか、大枚はたいた部品が動かんかったら痛いとかで必死だった。
 そのころにつこうとったDOSの説明書は、いまでもお守り代わりに本棚におさまっている。

 将来は、OSはROMの中とかに入って、こんげな苦労もなくなるんだろうと思っていた。そこまではいまでもなってないし、これからもなりそうもない。毎月パッチをあててるようじゃあ、永遠に無理ですわ。自動車がこんなだったら、欠陥品で訴訟もんだわ。なにより、10年たたずにポンコツになって使いもんにならんくなるんだからまいる。前のクルマなんか10年落ち買うて20年以上乗ったんだから、パソコンてクルマより高くて贅沢もんの気がする。

 Win3.1から20年以上たって、不満がなくなったわけじゃあないけど、パソコンも便利にはなった。英字の呪文をキーボードでじゃかじゃか打つようなことはないし、とりあえずブスっと挿したら大概のもんは動く。んでも、完全に道具にはなりきっとらん気がする。

 ぶじ、謎の組織の呪縛をまぬかれて、こんなことを考えてしまいました。

2017年10月10日火曜日

TVアニメ ”メイドインアビス”


さっき最終回、見た。

いちばんグロくて、いちばん感動的なとこを、家族でもぎゅもぎゅ飯を食いながら見た。



どうすんのこれ。まだお話がはじまったとこじゃん。つづきはっ? つぎはいつやんの? ああ、つづきが見たい。

 かわいらしい絵柄で、内容はハードなファンタジーか、はたまたSFか? かわいらしい絵柄にひかれて、まちがってお子ちゃまが見たら、がっつり心に傷が入りそうですわ。原作読んでないんでわからんけど、原作者は、設定やお話をすごい考えてから描いてるように思えた。思わせぶりなだけじゃあなく、ちゃんと先が期待できる感じ。だから嫌悪感をいだかずに見れた。


いろいろやばげなとこあったけど、原作もおんなじでしょうね。

血はともかく子どもの裸は、児童ポルノっぽいとみなされそうで、日本以外ではアウトかも。



テレビ版は全編とおして、ていねいな感じでえかった。絵もお話も。最終回のエンディングは、映画みたいじゃった。

ぜひぜひ原作のマンガが読んでみたくなった。で、そのマンガは…息子が買っとるんですわ! 残念ながらうちになくて息子のアパートにあるが。つぎの帰省んときに、無理矢理持って帰らせよっかな。

2017年10月8日日曜日

さかなで

 じぶんと娘が”僕の…”を見とる間、カミさんは”ユリゴコロ”を見ていた。帰り道、いたく熱心にカミさんが語っていた。

カミさん:あの映画はねえ、サイコパスの映画じゃないんよ。

わし:オクトパスゆうて知っとる? タコちゅうのことなんよ。

娘 :知っとる知っとる。

カミさん:・・・。

 ヒトが真剣に話(はなし)しとるときに、茶化してはいけません。

映画 "僕のワンダフルライフ"

 期待もお約束も、びたいちはずさない、超ストレートな映画。監督にいいように転がされ、泣かされた。そこが気持ちよかった。

 人の世はせちがらい。世の東西を問わず。もちろん、辛いばかりではないが、そんなピリ辛をきかせながら、ワンコは転生を繰り返す。あの人を求めて。そんだけでも、あー泣かせますな。

うちの娘:犬が死ぬたびに泣いた。

 まあそんな感じっす。

 見終わって、いちばん思い浮かんだんは"あの人の犬になりたい"の、"犬身"ですた(松浦理英子著) 。あーやっぱこうじゃないと、ゆうラストがとくに。性的な意味はまったくねえんですが。あの人を追いかけて転生してゆくとこは”千年女優”思い出したんじゃけど、やっぱ恋愛じゃないし。関係ないです。すんません。

 印象に残った絵は、年老いたかつての青年男女二人の、しわが刻まれた顔。よかったなあ。幸せな気持ちになった。デニス・クエイドさんは”ザ・ライト・スタッフ”のときは小僧のような顔じゃったけど、いい顔になったなあ。

 ラッセ·ハルストレムさん(監督)の映画はひさびさに見た。おなじワンコの映画じゃけど、"ハチ"は地雷の気がして、怖くて見んかった。今回は見にいってよかった。映画館で見れてよかった。

 ひとつだけケチつけるなら、あまった過ぎる(または能天気過ぎる)邦題でつね。まあ甘ったるい映画なんすけど。

2017年9月28日木曜日

おっさん アイドルふたりにでれでれ の巻

 閉館まで半年をきった広島第一劇場。左野しおんさんと、わかみほさん(若林美保さん)をめあてに行ってきた。

 しおんさんは前回見たときに、ぷよぷよしててえらいかわいかったので気に入ってて、もう一度見たいと思ってた。激ヤセしてたらどうしようと心配してたが、だいじょぶでした。くれぐれもゆうときますが、肥えてるわけじゃあない。わだしのアイドルです。
 前見たときがデビューして間がないころだったらしいんじゃけど、今回は回ごとに、すべて演目を変えてたらしい。かわいいだけじゃなくて、努力の人ですわ。斜陽産業のはずなのに、こんな新人さんが飛び込んでくるゆうのがおどろき。

 わかみほさんを見るのは3回目じゃけど、まえ2回はライブハウスでロックのおいさんとコラボしたやつじゃった。よって、ストリップははじめて。舞台が暗くても明るくても、色気があって存在感のある人だった。
 ふたつの演目はどちらもおもしろくて、ちょっと感動した。とくに、空中浮揚のほう。赤い縄が映えていた。ストリップのことを芸術だと言うつもりはないが、立派な芸能だと思う。それを担っているうちの一人じゃあなかろうか。

 今回のいい人発見は、六花(ろっか)ましろさん。めちゃかわいくて、目が覚めるようなアイドルでしたわ。若い子ばかりをありがたがるのはよくないと日頃考えてるが、いかにじぶんがミーハーかを痛感した。おいさん(じぶん)はデレデレでしたわ。
 すごいまじめで、ほかの踊り子さんの演目を、舞台の一番後ろにひっそり立って、熱心に見とられました。若いお嬢さん方の取り組む姿勢がみな、ほんと真剣ですわ。

 ふだんは踊り子さん4人のことが多いと思うんじゃけど、いまの香盤はお得な5人。もう日がないけど30日までです。


09/21~30
1.左野しおん
2.雪乃舞
3.六花ましろ
4.若林美保
5.倖田李梨

2017年9月21日木曜日

くりかえされる悲劇(喜劇)



 チェックリストまで作っとんのに、なんでかなあ。

 読む用と保存用が欲しかったわけじゃあない。単純に発注ミス。e-honで発注して、本屋で受けとるまで気づかなんだ。

 受けとりに行ったときに、二つ封筒を出されて、"!?"となり、袋をあけますか?と聞かれたときに、いやな予感がしてイイですと断った。いつもなら袋が邪魔なんであけてもらって本だけ持って帰るんじゃけど。

 こうなったからには、家族の目にふれる前に一冊売るなりして始末しとかねば。

2017年9月18日月曜日

台風一過

"これでっ、応援合戦をおわります"

 

小学校の運動会の音が聞こえてくる。晴れたとはいえ、グラウンドの整備が大変じゃったろうなあと思う。先生方、PTAのみなさん、お疲れさんです。

 

朝方寒いぐらいじゃったけど、日中は気温が上がりそう。まだ、風が強い。

2017年9月17日日曜日

状況終了

 思ったより早くに台風が過ぎてくれて。台風のしっぽか舌みたいな雨雲がこっちに伸びてこんで。あの雨雲レーダーで見たら紫とか赤とかのやつ。
 おかげで覚悟しとったより早くに臨時の日直から解放されて、家で夕飯を食べられることになった。

 クルマに乗り込んで、いざ家路へ。道路の段差をだだんと乗りこえたら、サイドウィンドウの上の天井からぴぴっと水滴が落ちてきた。
 いやいや気のせいじゃろう、クルマに乗りこむときに雨が降りこんだんじゃろう、とじぶんに言い聞かせてまただだんと段差を越えたら、やっぱりぴぴっと水滴が・・・。"雨漏りしてますやん!"
 ま、雨漏りこわくてホロ車に乗っとられんのんじゃけど。

 家帰って玄関入ると、バケツが置いてある・・・。そう、雨漏りでえす。
 ふつうの雨じゃと漏らんのんだけどなあ。

 帰宅してまず一服、とベランダに出ると、雨が降りこんでスノコの上もイスがわりのクマちゃんの踏み台の上も、ぐじゃぐじゃに濡れている。ひざをかかえるようにして、クマちゃんの踏み台のうえに裸足で乗っかってタバコを吸った。

 留守中に荷物が届いとって、中身は鉢だか低い花瓶だかみたいなスマホスタンド。デザインだけでなく、自然にスマホの音を増幅してくれるっちゅうしろもん。
 ひとしきり娘相手に自慢して、上の部屋に上がってじぶんの机に置いて、スマホをすぽっと置いて(入れて)みたら、はいんない。スマホがでかくて。ダメじゃんこれ。
 机を使ってた息子(PCでゲーム中)の頭を腹いせでばしばし叩く。

息子:ダメじゃあん。ちゃんと確認しないとお。(ゲーム中。こっちは見ない。)

 わし:このバカ、バカ。くそっ。

 スマホスタンドは娘の机の上に置いて、娘のスマホを投げこんどいた。ぴったりだった。

 ああ、きょうは朝が早くて疲れたわ。5時起きじゃったし。風呂入るんがめんどくせえ。まあ台風がひどくなくってよかった。

2017年9月16日土曜日

ご縁でゲット 漆原友紀さん

 サインをいただいてしまいました。家宝です。

 友達の友達の友達、ちゅうぐらいのご縁で(ようするに自分の知り合いではない・・・)。

  シロヘビの館での原画展のときは、漆原さんのお顔も存じ上げないのに、もしかしたらと妄想して、毎回、カバンなかに画集をしのばせてうろうろしてました。

 ああそれが、なんとゆうことでせう。ほんとにサインをゲットできるとは。願いはかなうものなのね(願いでなく妄想か?)。


額を用意せねばです

映画 "散歩する侵略者"

 台風こわいこわいと言いながら、のんきに映画なんぞ見てきた。"団地"につづいて、宇宙人つながりですな。

 感想をひとことで言うと···、恥ずかしかった。照れた。お話として、意外性はなかったように感じたが(えらそうですまん。おっさんなんで許して。)、すげー直球だった。そうなってほしい、そうありたい、というラスト。

 主役を松田龍平さんが怪演。ぶきみな兄ちゃんをひょうひょうと演じていた。前半、"寄生獣"思いだすなあと思いよったら、東出さんがばつぐんの役で出てきて笑った。宗教とフィクションとしてはわろたらいけんとこのような気もしたが。

 もう一人の主人公、ジャーナリストの兄ちゃんも、矛盾するむずかしい役をすごい説得力あるように見せてくれた。退場するまで、いちばんはらはらさせてくれた。

 映画の最後らへんが、ちょっと冗長になるぐらいにていねいでよかった。世界の終わりって、どう描くかむずかしいっすよね。とうぜん、美しくないといけない。

 見終わって、いや、途中から思い出してたのが、横山光輝氏のマンガ、"マーズ"。あのラストは、子どもごころに衝撃でしたわ。最終巻の5巻だけ大事にもってるわ。

 あ、まちがってもTVアニメにされたときの、"六神合体ゴッドマーズ"ではねいですから。あれはあれですごい衝撃じゃったが。"なんじゃあ、こりゃあっ!"、と。



昭和52年刊ですと・・・

2017年9月15日金曜日

連休のおきゃく

 せっかくの連休ですが。

 ばっちりのコースで、やばげな台風が接近中。

 日本列島縦断しそうな絶妙のコース、非常に強く暴風圏でかい、で予想のセンターから西東(にしひがし)どっちに振れても暴風圏に入りそう。

 あとは、どんどん加速してもらって、できるだけ早く通り過ぎてくれるのを祈るだけ。

 年中行事とは言え、台風はこわい。どちらも被害でませんように。日曜は、早朝から日直で出勤ですわ。風強いとクルマが雨漏りしそうだな・・・。

2017年9月10日日曜日

夏の おわり



 ぺしゃくしゃしゃべりながら、海沿いの道を南下する。大声で話さんと、風がうるさくて聞きとれない。

わし:あっつい
息子:あっつい

 ひさびさにクルマをフルオープンにして、サイドウィンドウまで下げて風をびゅうびゅう受けながら、潮風公園までドライブした。息子連れて。
 いくら風を浴びても直射日光受けとったら暑い。そんな日でした。

 どピーカンではなく薄曇りで、海の向こうの島はかすんで見えた。

 子どもらの夏休みは終わったが、まだ海水浴客がけっこうおった。監視台はもうお役御免になっとって、スワンボートにはカバーがかけてあった。
 限定のソフトクリームが食べたかったが、売店は閉まっていた。

 自販機で飲み物を買って、屋根のあるとこに座ると、日陰は汗が引いてくぐらい涼しかった。

 夏も終わりだあねえ。

2017年9月9日土曜日

Windows CE 5.0 から Windows 10 mobile へ

待ち受け画面
背面 カバー付けた
メニュー画面 タイルですね。
 ケータイのお引越しが落ち着いてきた。電話帳は自動的にweb上のデータと同期したんで、アプリ(ソフトウェア)の追加と、着信音をお気に入りに設定するぐらいのもんだった。

 ファイルは、"toatal commander"ゆうファイル管理ソフトをインストールしたら、web上のone driveにもうちのネットワーク上のNASにもアクセスできるようになったんで、もうパソコン並み。ファイルのやり取りにはまったく不自由がなくなった。
 アンドロイドみたいにお店のアプリとか、かゆい所に手が届くような便利ソフトとかは、まったくゆうほどないんで、追加したアプリもあんまりなかった。

 着信音は、mp3のデータがそのまま使えるんで、以前から使ってた曲そのまま。マイクロソフト標準のファイル形式に対応しとるかは未確認じゃけど、お気に入りのCDの曲がそのまま使えるんは、まえのW-ZERO3(Windows CE 5.0)から変わんない。いまはあたりまえかもしれんけど、10年前はめずらしかった。

 Windows CE 5.0 から Windows 10 mobile へ10年をひとっ飛びしたんじゃけど、しばらく使ってみての率直な感想は、"あんま変わんない"ゆうもの。スマートフォンからスマートフォンなんで、あたりまえっちゅうたらあたりまえなんじゃけど。すべてがブラッシュアップされて、快適にはなっている。

 難点は、物理キーボードがなくなったことと、着信ランプがなくなったこと。
 物理キーボードがなくなったんは、ほんと痛い。フリック入力無理!なのと、画面の半分をソフトウェア・キーボードが占めるのも気に入らない。
 着信ランプも、機械と開発費のコストダウンのためと思うけど、なくなっちゃった。振動の馬力がなくなったこともあって、電話やメールの着信がほんとわかりにくくなった。マナーモードにしてたら、ほんに気がつかない。

 意外な効用は、端末間の境目がなくなったこと。メールもスケジュールも電話帳、はたまた作業したファイルまで、自動的に同期をとってくれるんで、スマホを使おうがタブレットを使おうが、そのときそのときで都合のいい端末を気にせず使えるようになった。この10年でwebの使い方が進化したゆうことか?

 機種変更することにさんざんびびってきたが、PCでもスマホでもたいしたことしてないこともあって、思ったほど不便なかった。
 いまいちばん心配なのは、電池がいつまでもつかっちゅうこと。早けりゃ1年で電池は消耗してしまう。そんときがどうするか? こんどはじぶんで電池交換はできんでメーカー送りになるんで、けっこう深刻であります。どーすっかな。また予備機を準備すんのか?

"ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:リミックス"

 ぶっちぎりの娯楽映画。まさに、笑って泣かせての映画じゃった。

 こまかい掛け合いがよかったけど、英語に堪能でないのが残念。英語がそのまま聞き取れたら、もっともっと楽しめたじゃろうに。下品なギャグも、字幕で見たんじゃあ威力半減ですな。

 お話としても、"血は水よりも濃い"、くはないゆう話がえかったな。

 超有能な口の悪いアライグマくんが、バイキンマンと重なって見えたのはわたしだけ?
 カート・ラッセルも出てるでよ。"スネイクって呼びな"

2017年9月8日金曜日

映画 "超高速!参勤交代"

 ノン・ストップ、エンタメムービーどした。笑えて痛快。お色気はあんまなかったが。

 自由な時代劇。でも時代劇じゃないと作れないお話だった。

 理屈や悪役、将軍様のつくりが若干甘い気もするが、いいとこで時代考証が効いてたりしておもしろかった。こまかいギャグも笑えて、殿様がとにかくかっこええ。"十三人の刺客"ばりの集団の殺陣(たて)は迫力があった。

 心に残ったんは、ばかな上司の命令に忠実にしたがって、ころころ死んでった公義隠密の方々。ええもんの方は一人も死なだったのにくらべて、かわいそうじゃったのう。"死してシカバネ、拾うものなし"

2017年9月5日火曜日

JAF カフェミーティング 10月15日(日)

 JAF10月のクルマイベントの告知が、HPに掲載されました。1015()です。
 "モーターファン カフェミーティングin楠こもれびの郷"、だそうです。長門でなくて、こんどは宇部です。

 内容もテコ入れされてるようです。
Ⅰ 展示参加(要申込・特設エリアにカテゴリーごとに展示)
展示カテゴリー
①プレミアムカー(ヒストリックカーを含む)
②オープンカー(スポーツカーを含む)
③バイク(申込不要、当日参加可能)

 で、わたくしめは、参加できるかスケジュール(家庭の)をまだ調整中であります。どんなクルマが来るんかいな。ぜひ参加したい。

 とりあえず、お知らせまで。

2017年9月3日日曜日

映画 "団地" ネタバレ注意

 SFですやん。ファンタジーかな。

 団地が主人公ゆうたら、じぶんは"団地妻"シリーズは見てないんで、大友克洋氏の"童夢
"なんじゃけど、しゃべくりだけで不穏な空気を盛り上げるのはすごいですわ。まさかラストで飛ぶとは思わなんだが。

 最初のほうのもやもやの気分は、似ても似つかんけど、"台風クラブ"を思い出した。嵐の前の不穏な空気っちゅうやつでしょうか。住人たちの嵐の前のわくわく感のせいでしょうか? 最後のほうは、"五色の舟"が浮かんだ。どっちかとゆうと、マンガ版のほう。時空を超えて救済がもたらされるから?

 ラストの種明かしはなくてもええんじゃないかと個人的には思ったが、見終わったあとのさわやかさ、気分のよさは、やっぱりハッピーエンドだったからだろう。

 "顔"の阪本順治監督と藤山直美さんのコンビゆうたら、そりゃあ見んといかんでしょう、と思って借りてきたんじゃけど、主役のお二人はもちろん、脇役のとんなんしゃあぺえ(東南西北)婦人といい、みな達者で笑わしてもろうた。

 印象に残ったんは、夫婦が一心不乱に薬を調合するところ。セリフのすくない静かなシーンじゃけど、えらい引きこまれて見てしまった。丸薬って、あーやって作るのね。

 団地に住んだこたあないけど、団地って不思議なイメージ。むかし仕事で、お宅訪問して帰るまで、ずっと向かいのアパートから見とる人がおったんよね。いろんな人がおるんがあたりまえなんじゃけど、人数、世帯数が多い分、ぎゅっと凝縮されとんじゃろか?

 すごいもん見た、ゆう興奮はすくなかったけど、予想外に気分よくて元気が出た。

2017年9月1日金曜日

キース・マイルド・アロマロースト

 すばらしく名前がなげーですが、愛飲中のたばこ。正確には、シガレットではなくシガーであります。

 もともとは販売数の伸びない、マイナーなたばこじゃったらしいんじゃけど、ほかのたばこがどんどん値上がりして相対的に安くなったんで、地味に売れ行きが伸びたらしい。

 きょう注文しとったのを取りに行ったら、パッケージが変わっとった。上が古いので、下が新しいの。びみょうに地味になったんと、パッケージに"これはシガーです"ゆうて明記されたんが目立ったところ。中身のデザインが変わっとるかは、まだ見てまへん。

 古いパッケージもコレクションしとこうかな。いまは亡き、日本製のキャメルもとってあります。無印から、マイルド、ライト、メンソールまで。パッケージ開けてないんじゃけど、もう吸えたもんじゃないだろなあ。


 
 
 そりゃええんじゃけど、新しいスマホ、写真のサイズでかすぎですね。すんません。

2017年8月31日木曜日

ついに ころぶ

 PHS規格のさいごの日まで、この端末を使おうと思っとったのに、機種変更してしまった。ふつうの携帯電話規格のスマホにした。

 さいしょはDDIポケットからはじまって、Willcom、Y!mobileと、ずっとPHSを使いつづけてきた。むかしはPHSは貧乏人のケータイみたいに思われてたような気がする。女子校生がポケベルのつぎに持ったんが、PHSのケータイだった。女子校生らしき女の子から、連続で間違い電話がかかったりした。出たら、その都度"きゃー"、ゆうて切られたが。

 ケータイよりも通信速度も早くて、PCにつないで便利に使ったりもした。Casioの6インチ液晶ぐらいのPCと一緒に持ち歩いてた。モバイルはじめですた。通話品質はダンチによかった。いまはむかしの話。

 で、さいしょにPHSのスマホが発売されたとき、とびついてすぐに使いはじめた。電子手帳のPalmと二つ折りのPHSの2台持ちをやめることができて、ほんとに便利になったと思った。おまけに、ワード、エクセルが単体で使えるので、さらに便利。仕事の文章の下書き程度なら、十分に使えた。ハードウェアのスライド式キーボードを備えているのも大きかった。

 こうして、10年以上の長きにわたって、同じ機種(正確には兄弟2機種)を使いつづけることになった。長いようで、振りかえるとあっちゅう間だったなあ。

 とゆうわけで、ありがとうPHS(規格)、スマートフォンW-ZERO3。そしてさようなら。


多謝 2万5千ビュー

 いつのまにやら、いつのまにやらです。

 2万からがけっこう早くて、半年ちょいとびっくりのペースですた。なんだか、ごほうびをいただいたような気持ちであります。ども、ありがとうございます。

 つぎの目標は、投稿を1,000件ですな。不精なもんで、こっちはいつになるやら。ケータイを物理キーボードのないやつに機種変更してしまったので、それがいま一番の不安要素であります。

2017年8月26日土曜日

おとしもの ちゅうい

 高速道路にて。

 前走ってた車が、なんでもない直線で急にブレーキ踏んで避けてた。

 なんじゃ?、と思ってちかづくと、バーストしたタイヤが、べろんちょと車線の真ん中に落ちていた。

 落とし主の彼(または彼女)は、無事だったのでせうか。びっくりしたなあ、もお。

イッテ カエル

 あさ8時過ぎに家を出て、18時に家に帰りついた。本日は、恒例の松江往復4百うん十キロの旅であります。

 キャノンボールゆうたら大げさすぎるけど、運転の心もとないじぶんにとっては、けっこうな距離と時間であります。おかげでsmartの走行距離が、のびるのびる。

 松江までツーリングしに行った状態。松江の滞在時間は2時間強、6時間以上クルマを運転しとった。さすがにつかりた。smartもよくがんばりました。

 smartで中国山地を越えると、けっこういそがしい。6速に入れっぱなしっちゅうわけにはいかんで、わずかな上りや下りでガチャガチャと変速することになる。スピードに乗っとらんで上り坂になると5速に落とさんとのぼらないのは下が非力だからしかたないが、下り坂でマニュアル感覚でエンブレ(エンジンブレーキ)使えるのはありがたい。高速(道路)でブレーキ踏むのは好きじゃないんで。
 クラッチなしの2ペダルなんじゃけど、あいかわらず、ガチャガチャと手動で変速して走っている。注意散漫で運転に自信がないんだから、オートマで運転した方が集中できてええような気がするんじゃけど、やっぱガチャガチャせんと退屈でさびしい。

 がんがん飛ばして走るわけじゃあないので、自然と前後をトラックにはさまれる。後ろのトラックが車間距離が近くてびびる。踏まれそうで、なんだかイヤーン。トンネルであかあかと車内を照らされたりする。

 めずらしくPAでsmartを見かけてうれしかった。夕方の安佐PA。しかもうちのとおんなじぐらいの年式(ライトが涙目)。ガソリンつぐのに前後にならんだんじゃけど、マフラーが換えてあって元気のいい野太い音がしていた。小豆色のピカピカだった。九州ナンバーだったんで、その時間から関門海峡渡って帰るんじゃったんじゃろうか? 10年超(こ)しとるけど、まだまだ初期型のsmartも元気なようです。うちの子もがんばらねば。

 燃費はだいたい23km/L。エアコンつけっぱなしのわりにはよかったかも。屋根開けんで走ったから燃費よかったんかもしれんが・・・。天気は怪しかったんじゃけど、結果的には雨に降られんかったんで、やっぱオープンで走りたかった。高速だと、途中で止まって屋根閉めるっちゅうことができんからなあ。

2017年8月23日水曜日

おこらりた

 大学生になっても、夏休みの宿題はあるらしい。

 娘の宿題(課題)はかなりむずかしそうで、ほんまにできるんかいなっちゅうぐらいのものが出とるんじゃけど(模型の制作)、毎日ぶらぶら過ごしているように見えて、進んでるようには微塵も感じられない。

 じぶんが夏休みをとった日のあさ、カミさんが出勤するときに、娘は課題をやってるから(邪魔せんように)、とわざわざ言い含められた。

 その娘を遊びに行こう、ゆうて誘い出して猫カフェに行ったのがカミさんにばれた。

 "もうっ"、ゆうて次の言葉を彼女は飲み込んだが、表情は般若のようだった。面と向かって罵倒されるより怖かった。疲れきって仕事から帰ってきてコレだったので、よけいに腹たったようだ。

 あとで娘とぼそぼそと小声で反省会をひらいた。まー、行ったのはホンマだからしかたないな、で終わった。だってー、せっかくの休みじゃったし。


 



 
※まいどっ、"猫処 りとや"です

2017年8月21日月曜日

祝完結 "シュトヘル 14巻" 伊藤 悠 ( 著)

 はるばる来たなあ、と感慨深い。どころの騒ぎでなくて、鳥肌もんのラストだった。

 モンゴルの勃興とか、西夏文字とかの歴史と、タイムリープや生まれ変わりなんかの荒唐無稽な物語や、オリジナルの服装や武器のデザイン、人々の生活までが、みごとに一体となった、大(だい)大河ロマンでありました。フィクションなのに一話一話、場面場面にすごく重みがあった。想像(創造?)なのに、見てきたようにリアリティーがあった。

 人の思いと文字、ゆう太いテーマについて書く技量はじぶんにはないんじゃけど、長い話を最後までつらぬくのにふさわしい題に思えた。

 生まれたからには死もある。西夏文字も例外ではなかったんじゃけど、消えてなくなったわけじゃあなくて、いまに残っている。当時の人の言葉や思いをのせて。

 膨大な資料や強力な支援者があっての歴史的マンガと思うが、それらに押し流されるんでなく、じぶんのものとしてフィクションを作り上げるっちゅうのがこの作者の力量と思う。前の"皇国の守護者"も原作ありなんじゃけど、部分的には原作をこえるようなマンガだったそうな(原作は未読なので伝聞)。

 見事に完結してくれていたく感動したんじゃけど、同時に楽しみがへってしまった。いつも新刊を楽しみにしとったに。次回作を、はよ!

 ついでに、おまけマンガの居酒屋天国もよかったです。毎回、そして最終巻も。

 あーほんと、ええもん見せてもらいましたわ。



"シュトヘル 14巻"
伊藤 悠 (著)
出版社:小学館(BIG SPIRITS COMICS SPECIAL)

2017年8月17日木曜日

劇場アニメ "マイマイ新子と千年の魔法"

 想像以上に重くて、見ごたえあったけど、ものっすごい好きかと言われると微妙。見終わったあと、さわやかだけど、底抜けのすっきり感はない。少しせつない。
 子どもが明るく元気で、あーよかった、ゆうのを期待して見ると打ちのめされる。始終明るい中にも重い。人の生き死にがちらつく。大人が抱えているものに、子どもも無関係ではいられない。

 もちろん、子どもにも見てほしい映画じゃけど、いわゆる子ども向け映画じゃあなかった。昭和に子どものころを過ごしたオトナにぐっとくる。

 時代は、戦後がまだ残ってるころの昭和。じぶんの子ども時代よりはもっと前じゃけど、なつかしいものがたくさんあった。ものも風景も。風景でぐっときたのは、麦畑よりは社宅の方かな。労働者の町で育ったもんで。

 じぶんの育ったマチも、もう15年か20年早かったら、こんなだったかも。もっと活気があって、もっと猥雑だったんだろうなあ、などと思いながら見ていた。そのころは、まだそこいらに爆弾穴が残っとったんですが・・・。

2017年8月15日火曜日

実写映画 ”銀魂”


こわいもん見たさ半分で、"銀魂"を見てきたが、期待以上におもしろかった。原作かTVアニメを見てる人限定かもしらんが。

 基本、コスプレ映画のはずなんじゃけど、登場人物は違和感なくて、最初からこんな感じっちゅう気持ちで見れた。絵として似てるかどうかは別として。あー、例外はムロさんだけですね。

 宇宙人の造形の割りきりはすごくて、テレビの戦隊もの以下だった。マスクかぶってるだけですやん、ゆうぐらいにひどい。そのマスクもとってもちゃちい。マチとか宇宙船のCGとかも、こんなもんでええやろ、ゆうレベル。まあこんなもんでええんですけど。

 人の演技の方はすごくて、芸達者な人が本気で演技して、本気で遊んどった。みんな楽しそうだった。原作なみのノリで十分に楽しめた。

 見どころは、まじめな姉ちゃん役の菜々緒さんと、下品な宇宙人の娘役の千年ちゃんこと橋本環奈さん(ハシカン)のからみであります。会話もアクションもえかった。
 ハシカンの神楽(美少女宇宙人。ただし中身はゴリラ)は、いいもん見せてもらいましたわ。下ネタを連発し鼻ほじをするハシカンは、"必然性があったので脱ぎました"、ゆうて映画でヌードを披露する清純派女優なみのおもしろさがあった。"腹が気になった"(うちの娘)。

 できればこのメンツで毎年銀魂の映画やってほしい。90分ぐらいで、盆でも正月でもええから。やっぱ、銀魂の本編はギャグですわ。まじめなエピソードは番外編。

2017年8月13日日曜日

かぜぐすり

 遠方に住む息子が大風邪を引いた。熱が39度を超えているという。

 動けるようになったら薬を買いに行くか病院に行くかしろと言っておいた。しばらく死んだように寝ていたらしいが、なんとか起きられるようになって薬局で薬を買ってきた、と電話が入った。

 一人暮らしは病気になったときがつらい。動けるようになるまでは、飯も食えんで寝とくしかない。そうゆうときにかぎってだれもたずねてこない。

 2〜3んちたって帰省するのに迎えに行った。息子んちについたのは昼近くだったが、まだ寝巻だった。起きられるようになったと言ってたが、咳がとまらない。腹筋が痛いとゆっていた。声はガラガラで完全に変わっていた。

 ふと、息子が買った風邪薬とやらを見ると、ルル"のど飴"、と書いてあった。

 たしかに、風邪そのものに効く薬はないかもしれんが、のど飴じゃあ熱は下がらんし楽になるわけないじゃん。ハタチすぎてこれかい、と息子の将来がすこし心配になった。

2017年8月11日金曜日

GT-four

 レンタル屋からの帰り道。信号でならんだのは、ななんと、白のセリカGT-four!

 "すげーっ"、と思わず声がもれた。

 でっかい羽根を尻にしょっていたが、このクルマなら許される。のぶとい排気音を響かせていた。グラマラスなお尻がほんにかっこええ。

 運転してる人は見えなかったが、誇らしく思ってようし、さぞや愛情をそそいでることだろう。クルマはもちろんかっこいいが、いま、GT-fourに乗ってるっちゅうことがかっこいい。

わ し: これ、けっこう古いクルマなんよ。かっこええ。

娘(女子大生):(じぶんには)あんまり。所さんが乗っとるようなやつがええ。

 そりゃあ、クラシックカーでしょ。じぶんには四駆のセリカでも十分に歴史的なクルマなんじゃけど。

2017年8月3日木曜日

映画二本立て "ひまわりと子犬の7日間" と "きな子 〜見習い警察犬の物語"

 "ペットのいのちと向き合う映画上映会"、と題して映画会があった。派手に宣伝しとったわけじゃあないんで、見つけられて幸運だった。

 ひさびさの二本立て。むかしは、よほどの大作でもなけりゃあ、映画は二本立てがふつうじゃったけど、もう過去の話。映画は一本を、席まで指定して予約するもんになってしまった。いまでも"サンボンダテ"ゆうのが生き残ってますが・・・。

 ざっくり感想言うと、二本とも家族で安心して見られる映画じゃった。お話の進行も、結末も。

 ただ、"ひまわり・・・"は、えー、そんな結末でええのん?、ともやもやが心に残った。母子ともども救いたい、そりゃそうじゃけど、その方法じゃあダメなんじゃあないの?、とえらそうに考えてしまった。ほいじゃあ現実的に、どんな解決方法があったんかと聞かれると、答えに窮するんじゃけど。
 とまれ、犬猫の殺処分の話は現在進行形です。うちとこの県も例外でなく。そういう意味では、見終わってすっきりしたんじゃあ、映画の意義が半分になってしまうのかもしれない。

 "きな子"は実話の人気に便乗したアイドル映画っちゅう感じ。ただし、動物と子どもには勝てない。生意気な女の子の役がほんまにうまかった。映画公開から10年ぐらいたっとるんで、きっといまじゃあいい役者さんになっとるんじゃろう。

 どっちの映画も達者なオトナの役者さんが、主役やわき役をつとめて、びしっとシメとるんじゃけど、子役の演技や、なにより"演技する犬"の演技が際立っとった。CGで犬つくらんとできんのんじゃないかと思える演技を、みごとにワンコはこなしとった。舌をまいた、びっくらだった。

 見終わって、クルマん中でカミさんと感想をぺちゃくちゃしゃべりながら帰ったんじゃけど、ハッピーエンドのいい映画を見たわりには、なんだかいまひとつテンションがあがらんかった。とくに"ひまわり・・・"のことが、ぐるぐる頭からはなれんかった。

2017年7月31日月曜日

TVアニメ ”キズナイーバー”

 ひさびさにオリジナルのアニメでおもしろかった。原作なしでもおもしろいもん作れるんだと感心した。

 お話がとにかくていねいで、さいごまで気が抜けることなく完結させてた。物語をひろげるのが得意な人はたくさんいるように思うけど、ひろげた風呂敷をきちんとたためる人はそう多くないように思う。
 長いようで短いワン・クール(12とか13話)の中でお話を語り、気持ちよく大団円にもってってた。
 SF的な荒唐無稽な設定をうまいこと使(つこ)うて、恋と友情っちゅうこっぱずかしいものを見せてくれた。

 感情移入がしにくかったんじゃけど、理由は基本群像劇であることと、じぶんが年くってて、子どもらを見守るおっさんの視点だったからかもしれない。ああ青春ははるか・・・。

 見終わって娘に、むかし"プリンセス・チュチュ"ゆうアニメがあってなあ、ゆうて話したら、さきにカミさんが同じことを言ってたそうな。王子さまが感情をとりもどしていく話じゃったけど、あれを思い出した。マイナスの気持ちであっても、それもじぶんを形づくる大切なもののひとつ、ゆうことがうまいこと表現されてた。"キズナイーバー"も、おんなじことが語られているように感じた。そこんとこが、恋と友情ゆうだけでなく、物語に陰影をつけてよりおもしろいもんにしてたように、じぶんには思えた。

 TVアニメも捨てたもんじゃない。まだまだいけますぜ。

豪雨予報 猛烈な雨(191mm/h)

 Yahoo!に登録しとって、豪雨予報がメールでくるんじゃけど、きょうの夕方の予報がこれ。時間雨量191mm!

 午后4時をすぎたあたりから、天はにわかにかき曇り、黒雲わきいでて・・・、台風のような大雨になった。カミナリががらがら鳴って、一瞬停電して非常電源に切り替わったらしい。それは気づかんかったが、なんどか瞬断したのはわかった。

 が、30分もたたんうちにすっかり天気は晴れた。チャリンコは屋根つきの駐輪場なのにシートがびしょぬれだった。あのいきおいで1時間降ったら、そこいらじゅう冠水するで。

 雨にぬれて帰らんですんでよかったわあ、と思ったが、そういえばベランダに干した洗濯物が、たぶん全滅ですわ。いちんち天気よくて暑かったのに、夕方の一瞬でだいなしであります。あしたの朝干す洗濯物が、2倍になるわけですね。あーめんどい。

2017年7月22日土曜日

おっさん ネコ・カフェに行く の巻




 諸国大名 弓矢で殺すが

 "りとや"のムスメは目で殺す

※ほんとは、"りとや"でなく"いとや"でございます

 ちゅうわけで、ネコ・カフェ"猫処 りとや"に行ってみた。まえから行ってみたいとは思ってたが、おっさんひとりでいくのはさすがにちょっと気が引けてて、こんかいお友達(人妻であります)といっしょに行ってきやした。

 もちろん、接客のネコさんには男の子もいるが、ネコは神様の造形として、人にかわいがられるように作られているようだ。とくに子ネコは殺人級のかわいさ。目で殺すとは、まさにこのこと。

 かわいいだけじゃなくて、ネコさんたちは見てるのがおもしろい。もと野ネコゆうか町のネコたちなんじゃけど、それぞれ個性が強くて、見ててあきない。すぐにあいさつに来る子(偵察?)、じっと高いキャットウォークからこちらをながめてるだけの子、遊んで遊んでの子ネコ、などなど。とくに人間との距離感がおもしろい。遊んでくれい、と寄って来る子も、完全にべったりと寄り添ってくるわけじゃない。このへんが魂売ったといわれる犬と、飼われても野生を失わないと言われるネコとの違いかもしれない。

 1時間で入ったんじゃけど、あっとゆう間に時間がたっていた。ほかのネコ・カフェはもちろん知らんのんじゃけど、洗練されてこぎれいゆうよりは、素朴に手作り感まんさいちゅう感じで、お高くとまった雰囲気は一切なし。血統書つきのお猫さまが見たい人や、ネコさんにべたべたさわりたい人向けではないかもしれんが、町のネコを観察するのが好きな人にはとくにおすすめ。
 いまなら子ネコがおるんで、運がよければお母さんネコとの授乳ショーが見れます。かわいいゆうか、ちょっと感動した。

 こんかいは写真をあまり撮れんかったんじゃけど、次回は娘をつれて、写真を撮りにゆうことで行ってみたい。もちろん!、銀塩写真で。









2017年7月10日月曜日

満艦飾 または 満漢全席


 ひとしきり、買い物が落ち着いたんで。

 娘用のカメラ一式はこんな感じ。あいかわらず娘にあまいのお、とは思うが、じぶんが買い物したかっただけとも言える。

 友人が大事に保管してたOM-2nと50mmF1.8、28mmF3.5の単玉レンズ。買い足したんは、ストラップに100mmF2.8単焦点に接写用の14mm中間リング、アイカップにシャッターボタンのアダプタ。それにOM-2nの取説。写真には写っとらんけど、28mmにもフードを用意したった。ほかはブロワーだのクロスだののクリーニングキット。

 1979年デビューと、ずいぶん古いカメラじゃけど、さがすとけっこう部品やオプションがまだ手に入るもんだわ。ストラップは168円だったり、買い足したレンズも中古良品だったりじゃけど、こんだけあればなんでもできるっしょ。いろいろわかるようになれば、ストラップとかも自分の好みで買い替えればええんじゃし。

 娘には、ヒマなときにひとしきり説明するからと言ってある。初心者には充分にすぎるそろえ。

娘:交換レンズって・・・、どうちがうん?

わし:・・・。

 ま、まあがんばってくれたまえ。頼むからつこうてね、オッサンの押しつけになるが。

 とりあえずサークルでは、白黒フィルムつこうて、現像、プリントをじぶんでするように言われているらしい。デジカメ一眼や、スマホでパシャリ、とはちがう銀塩の世界を楽しんでもらえればええんじゃけど。

 で、じぶんは? もちろん、じぶんのも用意してますわ。譲り受けたうちの、OM-1のほうを使うべく、いろいろ買いあさっております。白黒フィルムも用意済み。

 あまりきばらんと、興味のおもむくままに、パシャリパシャリと撮れたらええなあ。

2017年7月8日土曜日

あやしいスキマと しゃちょう

 スマートの電動ホロの屋根のギアが、以前より左側がすべってたが、さいきんになって、右側もガリガリと空回りの音がしはじめた。

 んでその結果、助手席側の屋根がびみょうに、閉まりきらんくなった。あと1cmゆうところ。車内からそのすき間をのぞくと、うっすらと光が見える。
 以前から洗車のときには水がそのへんからぴゅーぴゅーと入ってたが、これは完全にダメですわ。

 ちゅうわけで、以前から目をつけてた"オーバーサイズのギアキット"の写真を持って、町の外車屋さんに相談に行ってみた。

 これはそうとうに手ごわい、ゆうことはわかった。社長が、一応調べてみましょうと言ってくれたので、お願いしてきょうのところは帰ることにした。西の某ディーラーなら"やったことない"ゆうて即座に断りそうであるが、さすがはいろいろ扱ってる町の外車屋さん、金と時間はかかりそうだが、やってくれるかも。

 さらに社長直伝のワザ。ホロを閉めるときに、助手席側のはしっこを、ぎゅうっと手で押さえながらやると、残りのあと1cmが閉まる! さすがは社長です。完全防水かはわからんが、あやしいスキマは見えんくなった。

社長:梅雨だから、屋根は開けんといてくださいよ。

 はーいっ、と返事したが、お店と社長が見えんくなったらいつものように屋根開けてオープンにした。コツがわかれば怖いもんなし。晴れ間が見えるきょうは、当然オープンでしょ。

さうだ カレーにしやう

 きょうの夕飯はおひとりであります。

 カミさんは夕方から出張で、娘は新歓コンパ(そのサークルで2回目)。

 前回のおひとりは絶品バーガーだったんで、こんどは米も食いたい。

 近所にカレー屋さんたくさんあって、まだいったことないとこも多い。でもきょうは、ヒラソルかモジョで。外国出身のひとがやってるとこがけっこういっぱいあるんじゃけど、きょうは日本のカレーが食べたい。

 おいしいカレー屋さんは閉店が8時ぐらいのとこが多いんで、なかなか行けない。あっ、COCO壱番屋も好きですが。

あつい季節に あついセミ

 きょうも、あさから暑い。

 いつのまにやら、ミンミンとセミが鳴くようになった。あさもはようから、元気よく鳴いている。ひじょうに暑苦しい。

 ミンミンゼミの声を聞くと、暑いのがより暑く感じられる。梅雨まっただ中じゃけど、もう夏が来てしまったゆう感じ。

 夕方やあさはやくに鳴くヒグラシは好きなんじゃけど。あの、カナカナという声聞くと涼しく思え、すこしものがなしい気持ちにもなる。

 夏は苦手だ。寒いのは着ればぬくいが、あっついのはどこまで脱いでも暑い。素っ裸になっても暑いもんね。

 そういえば、セミの頭をむしっと取って、体んとこに息を吹き込んだら、ハモニカみたいに音が出るそうですよ。さすがに怖くてやったこたあないが。

2017年7月1日土曜日

絶賛 リミッター解除中

 銀塩カメラが届いてからというもの。お買い物のリミッターがはずれてしまい、毎日のようにポチっとなんかを買ってしまいよる。やばい。

 "とりあえず、これはいるじゃろう"というものを勝手に決めて、あれやこれやと買いあさっている。腕をみがかずに道具から入るという、悪いクセである。

 さすがにものが古いんで、中古をオークションで入手、ゆうものも多いんじゃけど、けっこうな値段になってきた。

 クルマの部品やアクセサリーがひとくぎりついたんで、最近はオークションもさほど熱心ではなかったんじゃけど、カメラの物色をはじめてから、いや、届いてから、ヒマさえあればオークションやAmazonを見ている。

 あー、買い物って楽しいですわあ。中毒性があるな。

そおゆう きせつ

 よるも寝苦しくて、あさから何もしなくても暑い。

 窓をあけると風がつよく入ってくるが、まったく涼しくない。風が、ぬるい。

 いつのまにか、そんな季節になったらしい。じめじめと、暑苦しい季節。

 二日連続で飲み会があり、しかもきのうは飲みすぎてよる風呂に入れんかった。さらにけさ朝ご飯を食べたあと二度寝してしまい、ひる近くに起きたら汗みどろ。

 で、いまは週に一度のお掃除中なう(掃除機担当)。暑い暑い暑い。とにかく暑い。汗くっさいで気持ち悪い(自業自得)。

 去年はもっとはやくこんな季節に突入したような気がするんで、すこしはましなのかも。いまは雨やんで空が明るいんじゃけど、晴れても曇っても、じめっとして、あーあっつい。

2017年6月28日水曜日

メイド・イン・ジャパン

 ふるいふるい友人から、宝の山が届いた。

 マニュアル・フォーカスのフィルムカメラを物色してると話したら、保管してたカメラを寄贈してくれた。感謝感激であります。まさに宝の山。レンズもぴかぴかで、すごいコンディション。露出計もしっかり生きている。

 ずしっと重い、メカメカしいカメラ。操作系もポチポチとボタンでなく、カリカリ軽いダイヤルでもない。適度に重みやねばりがつけられてて心地いい。まさに精密な機械、高級な機械時計のようだ。
 古き、よき時代のカメラゆう感じ。後発だったオリンパスが、先進の技術と思想で、あたらしいコンパクトな一眼レフをつくった。それがOMシリーズ、と聞いた。いま見てもきれいでかっこいい。繊細な色気がある。

 じぶんが現役のときはキャノンのを使ってたんじゃけど、さいきん物色をはじめてからは、ずっとオリンパスのOM-1、OM-2をさがしてた。さすがに古くて、レンズやファインダーのきれいなのは多くないし、けっこうな値段がして手がでなかった。その、まさにさがしてたんをいただいてしまい、感謝どころか、ちょいと恐縮してしまった。

 感謝して、だいじに、でもしっかりと使っていかなければ。


2017年6月26日月曜日

スマートと スパナマーク

 車検からひと月もたってないのに、スマートのインパネにスパナのマークが出るようになった。それも、スパナ2本のマーク。なんか、深刻そう・・・。

 エンジンかけてしばらくすると消えるんで、しばらく様子をみっか、と思っていた。ところが毎回なもんだからうるさくなり、マニュアルをくってみることにした。

 表示はスパナマークと20の数字。"20番のエラーメッセージ"と思ったら、さにあらず。"前回の点検からもうすぐ1年たちますよ、あと20日です"、という意味だった。
 "サービスインターバルインジケータ"というらしい。名前、長いす。

 クルマ屋さんが車検ときにへんなとこいじったんじゃあないの?、とすこし疑っていたが、大きな誤解だった。ごめんなさい。わが家には車検からもどったら調子悪くなる、ゆうジンクスがあるもんで。
 クルマの不調じゃないゆうことで安心したが、マニュアルではメーカー指定のサービス工場でリセットしてもらえ、と書いてある。
 んが、こんなことでディーラーに持ってけるかいめんどくせー、と思ってたら、なぜか次のページでリセットのやり方が書いてある。なんだ?

 ボタン押せ、エンジンスイッチを入れろ、もどせ、こんどはボタンを長押しだ・・・と、けっこう手順が複雑でてまどったが、なんとかリセット終了。これでうるさいスパナのマークは出んようになった。消えたら消えたで、つぎちゃんとまたお知らせが出るんかちょっと不安になった。
 無精な人向けのサービス機能で、最低限、1年に一度か15,000kmに一度はクルマを点検しましょうね、というお知らせらしい。

 さいきんのクルマはコンピューター積んでるだけあって、いろんな機能があるもんじゃねえ、と感心した。ほんとは13年落ちで、さいきんのクルマゆうほど新しくないが・・・。

2017年6月23日金曜日

わるくなかった

 ひさしぶりに食べた絶品バーガーは、かわらずおいしかった。ポテトの量がみょうに多くてお腹がいっぱいになった。注文のときに緊張して、ベーコン入れるの忘れとった。

 これまたひさしぶりに来たテナントの本屋さんは、マンガの並びがわかんなくなっていたが、一周すると、ああそうだったと思い出した。通勤のコースだったときは、毎日のように来ていた。店員さんは知らない人になっていた。

 食事をし、本屋をぶらぶらして出てくると、外のベンチでまだばあちゃん二人が話しこんでいた。ユメタに入るときにしゃべってた二人。夕涼みだろうか。ばあちゃんの一人がつれてるラブラドールが、けだるそうにタイルの床にべったりと寝そべっていた。

 家路に向かうクルマ。屋根をあけ、運転席の窓をあけると風が涼しかった。昼間は暑いぐらいだが夜風はきもちいい。外に音が漏れるんだがと思いながら、"100%レゲエ"のCDをボリュームすこし大きめで流した。

 2〜3キロもある直線の道にさしかかる。片側2車線で広いのに、なぜか40km/h制限の道。クルマで通勤しているころ、お気に入りの場所だった。夜は9時前でクルマは少なかったが、飛ばすんではなく、ゆるゆると制限速度ぐらいで走った。
 当時とクルマもかわってしまったが、すごく懐かしい気がして、飛ばしてすぐに直線がおわるのが惜しかった。ほんの数年前のことだが、ずいぶんと昔のことのようだ。

 きょうの自分の自由は、こんな感じだった。家に帰ると当然のことながら真っ暗で人の気配がなかった。

 湯船にお湯たまったみたいなんで、さっさと入ってきょうは寝ます。どちらさまも、おやすみなさい。

いきたいところ うまいもの

 自由である。今夜。

 でもけっきょく、行きたいところもなけりゃあ、日ごろ食べられないおいしいものも思い浮かばない。

 ちゅうわけで、ユメタ(ゆめタウン)に来てしまった。
 ロッテリアで絶品バーガー食べて、本屋によって帰る。

 これじゃあ近所の中学生とかわんねえです。きゅうに自由んなってもなあ。

 イメージ的にはおされなお店でお酒飲みながらおいしいもん食べる、ちゅう感じじゃったんじゃけど、日ごろしてないことはできんなあ。帰ったら風呂入ってはやく寝よ。

2017年6月22日木曜日

ひとりで おるすばん

 女子大生(娘)は10時過ぎに帰ってきた。遅すぎである。わしゃあ腹へってたまらんかった。

 近所のセブンイレブンでお弁当を買ってきたが、娘は全部は食べきれんかった。お茶して帰ったうえに時間が遅すぎである。

 父娘ですごす4日間。"夕飯でなにを食べるか"がいちだいイベントのはずじゃったんじゃけど、うちの女子大生は、あすは友達んちにお泊まりするそうな。お嬢ちゃんがたが集まって、なにやらお誕生会の準備をするらしい。サプライズで工作をしているそうなんじゃけど、技術力が足りないのか難航しとるらしい。

 というわけで、あすの夜はひとりでお留守番である。

 自宅でひとばん一人きりで過ごすのは久しぶりな。なに食って夜をどうすごすか、考えどころである。
 おされなお店で豪華な食事をするもよし。おにぎり買って、どっか景色のいいところにドライブに行くもよし。

 幸い、土曜日は予定がない。ただ寝てましたとならんように、ゆっくりと、日ごろできんことをして有意義に過ごせたらええなあ。

2017年6月21日水曜日

試練

 きょうから、試練であります。

 年1回の、妻の長期出張。

 生活のあらゆることを妻に依存しているなさけない夫、プラスワン(娘)。4日間を父娘ふたりでしのがなければならない。

 あさちゃんと起きれるんか、からはじまって、あさご飯、洗濯、昼食、そして夕食、洗いもの。風呂入って寝るまで気が抜けない。

 朝食にフルーツ切ってソーセージ焼いて野菜つけて、ゆうのがめんどくさいんで、おしゃれなシリアルを買ってみた。グラノーラ、ゆうやつ。牛乳かけるだけでかんたんにいろいろ食品取れるんでいいだろうと思った。んーがっ。

娘 :苦手、ゆうよりも嫌い。(食べれん)

 小さい子どもじゃないんじゃけえ食いもんに文句つけてんじゃねえよ。あさは忙しいんだよ。あるもん、出されたもんを文句ゆわずに食べるんがオトナじゃろう。

 ケロッグのコーンフレークみたいなんがいいんだと。お子ちゃまかよ。
 さきが思いやられる。

2017年6月17日土曜日

ほんじつは おひがらもよく

 梅雨だとゆうのに天気がよくて、ぜっこうのドライブびよりでありました。

 先週は松山・・・、で今週は松江。松の字とお城と首府であること、共通点おおいでつね。サイズ感はちがいましたが。

 恒例の松江弾丸ツアー。前回はミニ(BMW)だったんじゃけど、こんかいはスマートでがちゃがちゃ変速しながらドライブ。ミニは高速では6速に放りこんだらアクセルだけで加減速できるんじゃけど、スマートは下がすかすかしてんで、アクセルを床まで踏んでも、5速に落とさんと坂のぼんない、加速しない。

 100km制限の区間で、6速のままゆるゆる追い越ししてたら、かっ飛びのプリウスにオカマほられそうになった。プリウスは左右にふられるぐらいに急ブレーキかけとって、まじでやばかった。
 いつも80kmぐらいでちんたら走っとるんで、後ろは気をつかって見とるんじゃけど油断した。追い越しかける前に確認したときはおらだったもんで。
 追い越しするときは充分加速してすぱっと抜かんと危ねいです。

 天気のよい土曜日だったんで、日ごろ見んようないろんなクルマが走っとった。SAでダルマのセリカ見たんがいちばんうれしかった。かっこいい年配のご夫婦が乗っておられた。

 オープンカーもけっこう走っとった。ミニとかマツダのロードスターとか、ポルシェの911?とか。オープンカーびより・・・、と言いたいとこじゃけど、日の光がかなり暑かった。いまからの季節は、オープンつらいかも。

わし:屋根開けていい?

カミさん:ダメ

 高速降りるまでは許可おりんかったです。行きも帰りも。

2017年6月14日水曜日

ふっかつ公演 の巻




 引退公演、などと言っときながら、しょうこりなく行ってきました、ストリップ。

 ニュー道後ミュージックに行ったんは、20数年ぶりで、こんなにちっさかったかなあゆうのが正直な感想。広島第一劇場が大きめの小屋ゆうのもあるんじゃろうけど。

 お客さんはほとんど観光客で、ストリップの遠征組は4人ほど。けっこうお客さんは多かったうえに、学割がはじまる夜10時をすぎると、学生がどっと来て席はほとんど埋まってた。
 10日間皆勤したおいさんの話では、10日の興行でいちばんお客が多かったそうな。

 場所は中心の道後温泉本館からすぐんとこで、まへりに新しい銭湯も建設中だった。温泉街の中心にめちゃ近かった。
 全国でどんどんストリップ劇場がなくなっていくけど、道後はしばらく安泰かも。

 2回目公演のさいごから入ったんじゃけど、4回目の最終公演まで見て帰ったんは学生時代以来でおもしろかった。最終公演は、これできょうはもうおしまいっちゅう独特の雰囲気がある。とくに、いちばん姉さんの踊り子さんが、めちゃ気合がはいっとった。おまけに千秋楽じゃったし。

 公演がおわって、劇場が閉まってからも(追い出された!)、話がおもしろくってとうぶん皆勤のおいさんと話しこんどった。先達の話はおもろい。いつもはそんなゆっくりしとられんもんで。

 で、3人の踊り子さんのうちでいちばんのお気に入りになったのが、さくらみみ嬢。美人でもスタイルいいわけでもない、お腹ぷにょんぷにょんのお嬢ちゃんだったんじゃけど、すごいかわいかった。広島の舞台にはたぶん乗らないとのことで、ひじょうに残念。
 つぎ、いつ道後にこれるかわからんからなあ。

 そういえば、かんじんの劇場の写真を撮るのを忘れとった!



 2017年6月10日
 ニュー道後ミュージック
  1.さくらみみ
  2.美月春
  3.姫野紗雪

2017年6月11日日曜日

海の道

 旅行に行くのにポータブルのカーナビを持ってったんじゃけど、船に乗ってるとけっこうおもしろかった。

 地べたを走るためのカーナビじゃけど、地図はふつうの地図。どんなに小さな島でも、ちゃんと名前が表示される。むこうにじっさいに見えている島の名前がわかると楽しい。
 名前を知ってる島も、位置関係がよくわからなかったんが船の走るにつれて見えてくるのでわかりやすかった。

 海から見ると、四国も広島の倉橋島や呉も、けっこう近いように感じられた。もちろん、ほんとは距離はあるが、じっさいに船が進むのを地図上で見ると、行ける距離、行ける道なんだわと実感できた気がした。

 江戸時代よりももっと前から、島づたいに船が走り回り、瀬戸内海は活気にみちた空間だったんだ。などと妄想した。陸地の道の大動脈が整備されるよりもさきに、すでに海の道の大動脈はできあがってたんだわ。

そして かえる



 行ったら帰らないといけない。

 一路、柳井港へ。

 また来ます。いつの日か。できれば近いうちに。

2017年6月10日土曜日

そして 船はゆく


 瀬戸内の、多島海をながめながら、船はゆくのであります。
 松山行きのフェリーに乗るのは、ほとんど20年ぶりですな。島づたいに進むんじゃけど、ほんまに島が多いわ。
 こうして内航船が瀬戸内を走り回ってたころは(高度成長期まで?)、港港がにぎわっとったんじゃろうなあと感慨深い。正直ゆうと、売春防止法が施行されるまえに、瀬戸内海を船で旅してみたかった。

 本日は、おくれてきた課内旅行ちゅうことで、おっさんふたりが松山行きであります。さいきんは、課内旅行がある職場も減ってきた。若いころは課内旅行でけっこういろんなとこにいったわ。
 こんかいの相方はまじめな兄ちゃんなんで、行きの間中えんえん風俗紙ながめてる、なんちゅう課内旅行にありがちな風景はありまへん。

 プランはあるようなないような・・・。気軽な旅であります。船旅もゆっくりした感じでええなあ。

2017年6月7日水曜日

こころにのこった言葉

 イベントの接客業務じゃったんじゃけど。品のいい、お歳のご夫人に話しかけた際。

 "あなた、どこからいらしたのかしら?"

 と、聞かれた。

 そのあとの受けごたえがちぐはずになったんじゃけど。どうやらじぶんが外国人に見えたらしい。ことばがじょうずですねえ、みたいな。

 ことばづかいか? 容貌か? なんだったんでせうか?

2017年5月29日月曜日

銀塩カメラ

 とつぜん、古いフィルム式のカメラが欲しくなった。しかも手動でピントを合わせるやつ。正直なところは、なんの基礎知識もないうちの娘がとつぜん写真部にはいったんで触発された。むかしを思い出した。

 むかしむかし、高校生のころは一眼レフのカメラを使っていた。いま考えると分不相応なカメラだった。かっこだけで腕はからきしなかったが、楽しかった。金はなかったんで、みんな白黒フィルムを使ってた。じぶんで現像やプリントをするのも楽しかった。印画紙にぼわっと映像が浮かんでくるとわくわくした。

 学校の一角の現像室に"使用中"の赤ランプがともると、先生でも入ってくることがなかったんで、いろいろわりいこともしていた、ような気もする。まるで秘密基地である。

 ここ20年ばかしは、めんどくさくて一眼レフなど使う気になれんかった。いまはリコーのコンパクトデジカメで、メモのような写真ばっかり撮っている。がすこし、そのめんどくさいことをたまにはいいかなと思うようになった。ひさしぶりに、手動でピント合わせて、白黒フィルムで写真を撮ってみたい。さすがにフィルムの現像やプリントをじぶんでしようとは思わんが。

 ということで、例によって20~30年前のカメラをオークションにて物色中。50mm単焦点の明るいレンズ付き(標準レンズ!)。とりあえず道具から入るっちゅうことで。

2017年5月24日水曜日

右のほおを打たれたら 左のほおをも

 オープンカーミーティングの帰り道。

 カミさんが、ボタン押してもサイドウィンドが上がらないと言いはじめた。

 またへんなボタンの押し方してんだろう、などとカミさんを疑ってたらマジだった。助手席の窓が、下がるが上がんない。ヤバイ。

 車庫で窓にダンボール・・・、ゆうのが頭をよぎったが、ボタンを連打してるとウィーンと窓が上がった! ラッキー、ゆうことでウィンドを上限まで上げて(閉めて)、もうさわれねえぜ。いったん窓下げたら、もういつ上がるかわかんない。二度と上がんないかもしんない。

 去年の11月ぐらいに運転席側のサイドウィンドがおなじ症状になって、DIYでボタン(スイッチ)のアセンブリを交換した。で、こんだあ助手席。パワーウィンドのボタンって、消耗品なのか?

 まあ"モーターがいってます"、とかでなくて、ボタン交換するだけで直るんならちょろいもんだけど。とりあえず、また部品の調達からですね。
 オークションで入手するより、クルマの部品販売店で注文した方がたぶん安いんじゃけど、パーツリストが紙の本ではなくなってて手に入らんのよねえ。"素人にはパーツリストはわたさねえぜ"作戦なのか?

2017年5月23日火曜日

JAFデー オープンカーミーティングin 周防大島

 とうじつは天気よくて絶好のオープンカーびより、と言いたいとこじゃけど、天気よすぎて暑かった。海に行きましたっちゅうくらいに日に焼けた。海は海ですが。 これで5月かい!




 あさはやくにカミさん乗せて自宅を出発したときは、風が冷たくて気持ちよかった。ひる近くになるにつれてどんどん暑くなって、ときどき日陰に避難するぐらいじゃった。

 当日は、一番乗りとはいかなかったが、ずいぶん早めに着いた。さきにクルマとめといて、あとから到着するクルマを見るのが楽しみになっている。

 こんかいは、ロードスターやスーパー7が意外に台数少なくって、多かったのはクラブできていたコペン。それもかわいい初期モデルが多かった。

 オーラが出てるクルマもたくさんきてたが、いちばんはやっぱフェラーリの488でしょうか。かっこよすぎです。長門で見たカリフォルニアの白も色っぽくてよかったけど、488もかっこよかった。ただ早そうなだけじゃないとこがさすがです。空力だけじゃないデザインの力ですね。
 トップの開閉だけで人だかりができてました。目の前で見るとやっぱ、オーっと声がでた。




 ほかは真っ赤なSハチとかヨタハチ、フェアレディー。みんなきれいで、乗り続けてることに尊敬の念を覚えた。博物館級のクルマが、ちゃんと自走してくんだからすごいわ。




 コペンにはやってたのは、白ナンバー。ラグビーのワールドカップのやつらしいんじゃけど、なかなか新鮮でかっこよかった。じぶんは黄色ナンバーも好きなんじゃけど、あたらしいもん好き、めずらしいもん好きなんで、軽に乗っとったらぜったいやってそう。





 ミーティングのさいごは恒例の豪華景品のビンゴ大会。ことしもしっかりいただいて帰りました特産ジュース。まわりのクリアファイルとティッシュは、ダイハツさんからのいただきもんです。とくにクリアファイルは、かわいいとカミさん、娘が絶賛でした。
 ダイハツさんの熱心なサポートで、年々コペンがふえてるような気がします。




 JAFのスタッフさん、遠方から参加されたみなさん、おつかれさまでした。
 では、つぎは10月。秋の長門でお会いしましょう。

2017年5月19日金曜日

二日連続で 撃沈

 ちゅんちゅんと、スズメの鳴き声が聞こえ。窓のそとはもう明るい・・・。

 風呂の湯船で爆睡してしまった。きのうに続いて二日連続。

 手足はしわっしわ。とうぜん風呂の湯はさめきってもう水。寝不足でどうこうゆうことはないんじゃけど、さすがにやばいですわ。

 冬の間もけっこう朝まで寝とったことがあったけど、不思議とカゼは引いてない。知恵が足りないせいか?(バカはかぜひかない)

 風呂の事故って意外に多いらしい。死なんように気をつけよ。

2017年5月6日土曜日

ラミィ・キューブ大会

 息子が帰省して一家そろってのきょう。だれもどこにも用なくて家におるっちゅうことで、恒例のゲーム大会になった。

 本日のお題は・・・、ラミィ・キューブ。

 うすいプラスチックの牌(パイ)を、じゃらじゃら混ぜくって積んで取って、ではじまるとこは、マージャンそっくりじゃけど、ルールははるかに簡単。色違い同じ数字か、同じ色シークエンスで数字の牌を並べるだけ。ただし、場に並んでるのをルールに従って崩して再構築できるので、ゲームはいっきに複雑になる。

 1セット4ゲームでもすると、運要素は少なくなって、強い人が勝つ、ちゅうガチゲーム。点数をつけるので、勝つことはもちろん重要じゃけど、負けないことも大事になる。
 じぶんのターンの制限時間内に、頭をふりしぼって場に牌を並べてくんじゃけど、時間がせまるとあせってしまう。公式ルールの1分とか、ありえん時間。1分じゃあ考える暇まったくなし。
 あーやってこーやってと、一生懸命考えてたんが、前の人のせいで並びががたがたと崩れてく(変わってく)のが、すこぶる残酷。あーだのぎゃーだの叫び声が上がる。

 1位は当然、ゲーム経験の深い息子で、じぶんは2位。ただし、考えるのが苦手な自分は、ゲーム回数重ねて長くなると、絶対に下位に落ちとったな。ゲームはひらめきよりも、考え続けられる人が勝つんだわな。

 ルール自体は簡単なんでおすすめ。おもしろいですわあ。マージャンとおなじでメンバーが4人集まらんといけんけどね。

2017年5月5日金曜日