ちょおーっと、お話が弱かったかなっちゅう感想。エラそうですまぬが正直そう。
考えて考えて考えてってところが、プレッシャーに負けて大切な登場人物を死なせちゃったり、病気にしちゃったり。あきらめずに考え続けてほしかったのう。
とくに最後の控室んとこのだっせー会話には悶絶しちまった。あげな説明めいたとこ入れずにそのまんま見せ場に行ってほしかった。説明なしで十分説得力あるぐらいに踊りがすげかったに。
と、えらそなグチはここまでにして。クサナギさんはやっぱバケモンでした。すげー引き込まれる。特異なキャラなのに、しょっぱなからがつんと説得される。
それと、娘っ子がどっから連れてきたんだこの子!て思うぐらいに、演技も踊りもすごかったっす。とくに表情。
この二人を見れたんでまあいいか。クレジットの後にDVDのメニュー画面のように二人が並んでるとこが出たんじゃけど、この絵を見たら"あーよかったなー"と思えて席を立てた。
んで個人的な見どころはすねえ、仁義なき戦いの広島弁です。まさに、"朝日ソーラーじゃけん!"。もう30年以上前じゃが、同級生が懐かしの再会で仲良くお話ししてたら店主が出てきて、"お金はいらないので出てってください"と言われたそうな。ほかのお客さんが怯えてたんでしょうなあ。
一番決まってたんは地元広島に帰てるときのヤンキー中坊ぶっ飛ばす兄ちゃんで、おまけに愛車がHondaのTodayですわ。怖すぎのキャラじゃけどかっこええ。この設定考えた人は尊敬する。
こんな人がマジでおったりするんで、現実も怖すぎであります…。