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2026年9月20日日曜日

マンガ「タワーダンジョン 7」弐瓶 勉/作

 常に絶体絶命。なのに読んでてつい、声出して笑っちまうようなお笑いが絶えない。


 この巻で旅の仲間が感動の合流。


 短いのに鳥肌ものの感動や衝撃のエピソードがぽんぽんと。そして種族が異なる仲間たちの心がひとつになる。まさに、表紙のとおり!


 ユーヴァ(主人公のとぼけた兄ちゃん)、スケベな妄想が仲間たちにバレるなんて、ほんとうに大変な目にあったね。

 でもわしは君の味方だ、応援しとるぞ(涙)。

 こうして、読者の気もちもひとつになるのだた。


 で、またまた絶体絶命。メガストラクチャーの旅が続く。次巻を震えて待て!


表紙は三銃士、四銃士ライク。「我ら心ひとつ…」


タワーダンジョン(7) 

弐瓶 勉/作

講談社(シリウスKC)

発売日 ‏ : ‎ 2026/9/9

2026年4月5日日曜日

beautiful place (4)  松本治郎/作

 ついにかやっとか4巻に突入。

 今回もえがったわあ。とくべつに。


 ナンセンス、ギャグ、緻密さ残酷さと人情物の絶妙なバランス。主人公たちがええ子で泣ける。

 描いたもの一木一草、すべてに意味があるのが狂気じみとって、巻末の注も「ト書きの王様」、士郎正宗氏を思い出す。大判で出してト書きで解説ちまちま入れてほしい。


 この章[ BLIND JUSTICE ]まだ続くが始まりからええ話なんですわあ。沁みる。


 意図されたもんではないじゃろうが、この巻で鳩がとんでるとこがよく目について、チュチュのお嬢ちゃん出たときに映画の「ブレードランナー」思い出した。かわいさと強靭さが同居してるあのお嬢ちゃんを演じたの誰だっけ? デッカードさんがお嬢ちゃんのふとまたに挟まれて死にそになったとこは、最後の鳩のシーンと同じぐらいに印象のこってて覚えてます。






beautiful place (4) 

松本治郎/作

出版社 ‏ : ‎ ヒーローズ(ヒーローズコミックス わいるど) 

発売日 ‏ : ‎ 2026/3/30

2026年3月22日日曜日

「営繕かるかや怪異譚 その参」小野不由美/作

 どうやって知ったのか忘れてしまったが、表紙を毎巻漆原友紀さんが描いてて、文庫版3巻に漆原さんのインタビューが載っている。

 それではと調べて、インタビューが載ってるのは文庫版の3巻だけとわかった。書店でハードカバー版をめくって確かめた。


 けっきょくいきなり、文庫本の3巻を買ってきて読むことにした。動機が不純である。

 小野不由美さんはじぶんが好きな山田章博さんがよく表紙描いとんなあ、ぐらいしか知らなかった。十二国記とか。


 やっと本題の感想。

 いきなり3巻からでまったく問題なくおもしろかった。一話完結の短編集。どれも怖いが怖いことが一番の気持ちでなかった。怪異を退治したり、怪異に復讐したりすんではなく、適度に間を置くという毎回の終わり。それが心地よかった。蟲師にも通じる感想かな。ただし、めちゃくちゃ怖い人間がちらほら出る。怪異めじゃないぐらいにめちゃくちゃ怖い。

 経過も結末もすべてを語ろうとしないとこがよかった。とかくこうだったんですよと説明したくなるもんな気がするが、知りたいところがそのまま置いてかれる。結末も終わりに向かうとこでふつっと終わる。


 こっからネタバレ有り注意。

 一番しみた話は「骸(むくろ)の浜」。読んでる間すごく苦しくて、最後に主人公に重ねて、解放されて幸せな気持ちになれた。涙がにじむぐらいに感動した。

 家に帰ろうとする死者と、それを手助けしようとする人の話。

 強烈に迫害される本章の主人公を、いとわず手助けしようとする人たち。そのことにより主人公は想いを遂げ、まどう人を助けることができる。

 思い出したんは、神功皇后の征西のエピソード。いよいよ子を生むとなった皇后が、ひとり海岸に向かった。出産は強烈なけがれを伴う行為だったので、たったひとりで成し遂げるしかないのか。と、なったときに、けがれをいとわない土地の神々が現れて、出産を手伝ったそうな。記紀の原文を読んだんでなくて、宮田登さんの著作で読んだ気がする。そのような神さまこそありがたい気がするし、サウイフモノニ・ワタシハナリタイ。



「営繕かるかや怪異譚 その参 」(角川文庫) 

小野 不由美 (著)

出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA 

発売日 ‏ : ‎ 2025/6/17

2026年3月17日火曜日

そして「SMOTHER ME 2(完)」 下元朗/著 

 全身全霊のマンガでした。すげーよかったです。

 青臭い真面目さと、度を越すぐらいの緻密さと。ベテランになるともう書けないかもしんない、などと勝手に思いつつ感動いたしました。

 違う結末を切望したが必然だったんかのう。読み進めるうちに、ああもう、ああもうと思い当たるとこ出てきて。決まった結末に一直線つー感じじゃった。

 最後はどどーんとタイトルに帰る。一部の隙もなし。


 あとがき読んで30歳も違うのに作者さんにじぶんと同じ血が流れてるんかもと思ってぐっと胸にきた。「鉄コン筋クリート」と「not simple」。文化が血に流れてゆくんだのう。(遺伝子?)

 



下元朗/著 集英社(ジャンプコミックス)
「SMOTHER ME 2(完)」
発売日 2025/2/4

「ガチャンキイ 1」と「SMOTHER ME 1」下元朗/著

 どちらもまだ読み始めたばかり。が、どうにも次巻を読まねば気がすまないぐらいおもしろい。
 ひろげた風呂敷を気持ちよく(または気持ち悪く)たためるかはおたのしみ。

 先にガチャンキイを読んだが、ストーリーが王道やお約束からびみょうにずらされる感じ。お話すごく軽いんじゃが、みょうに匂いが残る感じ。
 絵がまたむっちゃうまいんだが考えぬいて描いてるんか、ノリで描いてるんか分からん。

 お話もデザインも、自然にむりむり出てくるはずはないんで、考えとってんでしょうなあ。
 ひたすら暴力的なんに、どうも痛みは少ない。全然ないかゆうと、気持ちも含めて匂いがある。
 んー、よくわからん。

 で、ガチャンキイ1巻出たばかりなんでつぎ当分読めんじゃん、じゃあっと買って読んだのが、前作「SMOTHER ME」。

 こちらもっと暴力的なのにまた体の痛みは少ない感じ。気持ちの痛みは、さすがにポップなガチャンキイよりかなり多め。

 どーにも気になるのは、匂いっつうたら全体として昔の松本大洋さんの匂いがする気がするから。とくにコマ割り含めて絵。

 さあさ、まずは完結の「SMOTHER ME 2」を読んでみなければ。
 いまの若い作家さん、絵も話もセンスあってうまいわあ。商業デビューして間がなくても、まだ修行中って感じがまったくない。いきなりうまいっ、おもしろい。



下元朗/著 集英社(ジャンプコミックス)

「ガチャンキイ 1」
発売日 2026/2/4

「SMOTHER ME 1」
発売日 2026/2/4

2026年2月5日木曜日

TV版「葬送のフリーレン」、おもしろいすわ

 きのう遅い夕食をもぎゅもぎゅ食べながら、TV版のフリーレンを見た。
 さすが人気あるだけある。おもしろい。つか、派手でない低血圧系みたいなマンガとそのアニメ版が人気出てるのがうれしい。


イーロンマスクさん:さいきんおもしろいアニメある?
(Xでつぶやく)

どっかのだれか:なにかおもしろいのありました?

イーロンマスクさん:んー、葬送のフリーレンとか。

イーロンマスクさん:つか、おれの質問にこたえろや…。


 なんてーこともあったげな。(超訳です)
 これってガセネタ?

2026年1月15日木曜日

マンガ「MAD」6巻でた

 世紀末または崩壊後の世界。エイリアンまた怪物、そしてヒト×ヒト。こんだけ書くと目新しいものなにもないが、新しくおもしろい。

 MADの題がなるほどに人がおもしろい。狂っておる。
 もしかしたら"狂"だけでなく"怒り"の意味も含まれとんかもしれん。

 主要人物だけでなく、すみずみのモブまで生きてる人に思える。
 絵は固くクセある絵でうまい! 米粒ほどでの人でも生きて、芝居している。

 残虐な戦いよりは、気持ちがつらくなる内容と思うんじゃが、そこここに入る細かいお笑いがうれしくて読みつづけられる。

 ここ最近一番楽しみにしてるマンガのひとつ。



ちなみにこの人はレオンさん
変態さんいらっしゃい ですね





MAD 6
大鳥 雄介/作
集英社 (ジャンプコミックス)
発売日 ‎2026/1/5

2025年12月3日水曜日

天津水市「がご」撲滅だより がごはん (5)

 屋台安いわあ、それにおいしそう。うちの地元の土曜夜市なみ。うちとこでもやってほしいわあ。

 なお、チラと見えとる開いたチャックはワレのズボンのチャックではない。ふふふ (蛇神さまふう)


天津水市「がご」撲滅だより がごはん (5)
ゆのこショウ/作
出版社 ‎ヒーローズ(ヒーローズコミックス)
発売日 ‎2025/11/5

2025年11月12日水曜日

マンガ 「緑の予感たち 1」 千葉ミドリ/作


 作者の千葉ミドリさんへ。
 黒田硫黄さんとか、五十嵐大介さんとか諸星大二郎さんとか楳図かずおさんとか、お好きですか?

 わたしは大好きです。

 めちゃめちゃ絵が上手くって、いろんな絵柄や画材が使いこなせる方。んーが、おもしろいのはお話とその間。
 ちょっと突き放したような、間の抜けたようなお話は、じぶんにはかちかちと分析や理解ができるわけじゃあないが、めっちゃおもしろい!

 巻の読みはじめの頃は黒田硫黄さん思い出すなあと思いよったが、絵の崩しようはもっとひどいわ。崩し方のセンスはばつぐん、はるわ。

 絵は言葉の補足でなく、言葉は絵の解説ではない。この絵このお話だからこそのヤバい化学反応。






「緑の予感たち 1」
千葉ミドリ/作
出版:(株)リイド社
2025年8月6日発行

2025年10月15日水曜日

さよならごはん (1)  西 炯子/著

 そー言えば。カップヌードルのプラモまだ作ってなかったわ。なにって、"日清のカップヌードル"の、プラモデル。






さよならごはん (1)
作 西 炯子
出版社   ‎小学館 (ビッグ コミックス)
発売日   ‎2025/10/9

2025年9月15日月曜日

第一部 "旅の仲間" マンガ"タワーダンジョン"5

 涙と鼻水なしでは読めないこの巻。
 限られた空間、限られた登場人物のすごい縛りのマンガでこんなにストーリーに感動させられると思わんかった。壮大な物語はじまりました。もちろん指輪物語と比べるのは大げさでしょうが。

 強大な敵にいつでもプチッとやられておしまいになりそうないつもの展開。かなり無理。そのさ中で相変わらずの間の抜けたギャグ。

 いやーよかったよかったと安心、感動したところでセーフガード登場。もうダミだこの人たち…。で、次巻につづく。

 ユーヴァ×リリセンの、んああーもうイライラほのぼのなラブコメが多め。相変わらずな態度の二人じゃがちょとすっきりした。

 今回もノーパン、リリセンのサービスがあるよう。





タワーダンジョン(5) 
弐瓶 勉
講談社(シリウスKC)

2025年1月12日日曜日

マンガ ”草野と希#” (#は温泉マーク) 岩国ひろひと/作

 とにかくっ。表紙の絵がキャラといい構図といいすんごくよくって表紙買い。

 お話はちょい恥ずかしいっちゅうか、照れちゃうようなストレートな人情話でハッピーエンド。2巻でサクッと完結。

 きちんと取材してある温泉巡りなんで、これでずっと続けるのは難しいと思うんじゃが、もっと読みたかった。
 んだってキャラクタがみんなよくって、ほとんど露出のない人でもきっとストーリーあるんだろなってぇ作り込みされてる気がした。

 ああもったいない。この世界、この人たちでもっともっとマンガ読みたかった。

 なお、JKと温泉巡りちゅうとんがったコンセプトですが、つるぺた元気100%の健康優良児でお色気はゼロでっす。




草野と希# (#は温泉マーク)
岩国ひろひと/作
出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (電撃コミックスNEXT)
発売日(1) ‏ : ‎ 2021/8/27
発売日(2) ‏ : ‎ 2022/3/25

2024年10月16日水曜日

”ト”は東亜重工のト ”タワーダンジョン” 弐瓶勉 (著)

 二瓶さんといえば東亜重工。こんだあどんなふうに出るんかなあ。さすがに剣と魔法の世界に"重工"はねえかなあ。
 などと思いながら読んでて、3巻目にしてやっと気づいた。

でとるぢゃあないか!

断片紋章?

あ!?


 いままでも出とったはずなのに気づかなんだ。ひとりコーヒーすすりながら静かに読んどったが、一瞬目が釘付けになり、そのあと頭から湯気が出るほど興奮した。あー気づかんかった。

 内容? めっちゃめちゃおもしろいからみんな読んでおくれ、買っておくれよう。
 なおヒロイン(???根性悪い)はパンツ履いてない模様。



  "タワーダンジョン" 1〜3巻 絶賛発売中
  弐瓶勉 (著)
  講談社/シリウスコミックス




こちら、うちの子smartについとる紋章



2024年9月15日日曜日

映画 ”岸辺露伴ルーブルへ行く” を見たが関係ないはなし

 冒頭から象徴的にクモが出てくるんだがこれが可愛い。お尻がころころしててヒメグモの仲間っぽい。

 あー例の毒グモさん、セアカゴケグモやクロゴケグモさんも同じ仲間でお尻がころころしており、実はかわいい。

 黒にまつわる話でしかも不吉な話であるので クロゴケさんを連想する。ゴケの名前の由来は直訳で”後家”じゃし。

 とはいえ、クロゴケグモさんは特定外来生物で予算がある映画といえども使えねえんですなあ、残念。

 イメージとすればクモはクロゴケグモだったんじゃねえかと思うが、ぷりぷりのま黒いお尻を見るのは不可能でありました。あ、ただしすべての光を吸い込むような黒でなくてっかてかだったかも。

 などとふんふん考えながら見てました。

 映画の見所は、建物とニケでぃす。前半の祖母宅と、もちろんル・ルーブル!

2024年4月13日土曜日

マンガ そして"beautiful place(2)" 松本次郎/作

 2巻目はすごくていねいにお話が作られていた。とくにカップケーキ。戦闘シーン以外のとこが一番殺伐としとった。
 4班のお嬢ちゃんたちかわいかったなや、カップケーキ。

 じぶんが士郎正宗さんの匂いがしたと思ったのは巻末の注もあったかもしんない。士郎さんはト書きの王様じゃったが。



beautiful place(2)
松本次郎/作
出版社: ヒーローズ
 (ヒーローズコミックス わいるど)
発売日: ‎2024/4/5


マンガ "beautiful place(1)" 松本次郎/作

 こおれは、おもしろい! 松本次郎さんははじめて読んだ。

 がっちりした設定とぶっとんだバカバカしさがうまく入り混じっとる。
 殺伐としとるのに笑えるとこ多し。いかれてるはずの登場人物がしんみりさせてくれたりする。

 クランというグループのお嬢ちゃんたちが80年代のアイドルみたいなカッコで、髪型が聖子ちゃんカットとかしびれた。

 殺陣やら銃器の扱いすんごいす。勝手な印象として、なんとのう士郎正宗さんの昔のマンガの匂いがした。どこがどうかはすまぬ説明できない。

 そりゃあええとして、描くんが大変と思います。全身イレズミとか武装フル装備のお嬢ちゃんがたが飛んだりはねたりするで。ざくざくした線で強迫的なぐらいに画面が全部埋めてあります。一木一草、全部に意味があんだろうなあ。きっと。

 いまならなんと! 2巻が発売中。早く続きを読まねば。



beautiful place(1)
松本次郎/作
出版社: ヒーローズ
 (ヒーローズコミックス わいるど)
発売日: 2022/3/29


2024年4月7日日曜日

マンガ "かまくらBAKE猫倶楽部" おかえり! "はなしっぱなし"

 "はなしっぱなし"大好き、大好物であります。
 不思議でかわいくて、ちょい怖い(いや、まじこわい)。

 隠す気もなく怪しいが、いやいやいやいやええ感じ。はよつづきはよ。

 巻末に書いてあった相良人形(猫に蛸)が…ここここれわ! "タコサロメ"!!
 (田島享央己氏のお彫刻でつわ)




"かまくらBAKE猫倶楽部(1)"
五十嵐 大介/作
出版:講談社(BE LOVE KC)

2023年1月22日日曜日

マンガ ”たそがれにまにあえば 赤井さしみ作品集”  と、波長合わせなど

 かわいい絵でナンセンスな短編集ゆうことで衝動買い。


 読み始めて、ちょいなんか惜しい。もうちょっとと思いよったが、読み進めるとツボに入ってきた。意味のなさと、ほんのちょっぴりの暗さ(邪悪さか)がええ感じでおもろい。やっぱマンガって波長合わせが大事す。そのマンガごとの波長合わせが大変だから、雑誌読むんはエネルギーがいる。とくに”月刊アフタヌーン”とかね。

 本作は絵うまい。何を好きで選んで描くかも含めてうまいしおもろい。にょろにょろしたもんとか、手足が多いもんがお好きみたいです。

 あーあとお嬢ちゃんがたが超絶かわいいんすが、微妙に手足が太くてむちむちなのが個人的に…、すんごい好き。ついでに怖い子が多かったりする。


 値段高くなるのに、超絶よい紙質でハードカバーの本にして発売したんは、KADOKAWAさんわかってらっしゃる。装丁も凝ってて、カバーの裏まで楽しいです。





”たそがれにまにあえば 赤井さしみ作品集”

著 者 ‏ : ‎ 赤井さしみ

出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA(ハルタコミックス)

発売日 ‏ : ‎ 2021/6/15

2022年7月17日日曜日

”超人”と”ツガイ”のこと

 暑ぐて部屋から出られない。曇っててもあっつい。日が照るともうダメっす。クルマの冷房も効かねえ。クーラーが貧弱だからのお。エアコンではない。クーラー!

 

 とゆうわけで、読書の…、夏!

 積ん読になっとったマンガをじっくりと読むのであった。

 

1."黄泉のツガイ"1巻 作:荒川弘/発行:スクウェア・エニックス

  ひさびさの(ダーク)ファンタジー。1巻目から怒涛の進撃。たぶん少年誌でない分遠慮がない。なにがって、首チョンパに。

 ハガレンは群像劇、大河ドラマだった印象(しかも神様(作者)は冷たい)。善悪わかりやすくを期待すんなよと、今回は最初っから示しとる感じ。

 事前情報入れずに読んだんで、たったの1巻の中で、えーっ、えーっ、の連続。

 

 小難しいマニア向けの話にはされてんないと思われる。年齢層は上めだがやっぱり少年漫画。広い層に読ませる力すごいっす。(えらそうですまヌ。)

 

 絵でもお話でもめっちゃ情報量多いんじゃけど、すごいスピードで読ませる。読めるというより、読ませられる。

 どんどん風呂敷が広がっていくぞこりゃあ。スピードについてけるかいな。

 

2."超人X" 1~3巻 作:石田スイ/発行:集英社

 他方、石田氏の新作も最初っからとばすとばす。荒川氏の鋼錬には敵役も含めて"バカがいない"てな話があったけんど、こちらはバカではないがそれぞれにコントロールできない何かを抱えてらっしゃる。

 設定やお話が難しうてついていけなさそうになったり、シンクロしすぎて気持ちしんどくなったりしても、喰種を食いつくように読んでしまったのは、どんな強いヒトも弱さが見えてたからゆう気がする。

 こっちゃもたぶんちょっと冷酷なぐらいな群像劇になりそな気がするが、頭で読むんでなく、また気持ちをぐわんぐわん揺すられそう。

 

 荒川氏は連載デビュー作の最初っからバケモンだったように思うけど、石田氏は、何かが降りてきたぐらいに化けたと思ってる。カラー原稿とか鳥肌立つようなきれいさ(かつ不穏)だけんど、ただ絵の人にならんかったのに一番驚いてる。

 こんなにお話作るのがすごい人だったかなあと感心した。三冊の間、一分の隙もない。

 

 あ"、おまけで。この超人3冊で一番気に入った登場人物は、1巻最初のモヒカン兄さんです。チンピラのはずなのに…、かっこえかったなあ。じーんときた。"サウイフモノニ ワタシハナリタイ"。じぶんは必ず間違うし英雄にはなれないからせめて。このへんはこの漫画のずっとのテーマになるんかな。その人を死に至らしめるぐらいの重いくびきだが。

 

 

 ツガイも超人も、たぶん太陽と月のような二人を中心とする群像劇になりそな感じで、死ぬ目にあってるときにギャグ入るん同じ、首チョンパの数も競ってる。んだが、読後感は対照的。

 両方始まったばかりすが、お話も太陽と月のように対照的になるんでしょうか。

 

 つづきを刮目して待て!

 

 

 

 

 

“黄泉のツガイ” 1巻

作:荒川弘

出版社: スクウェア・エニックス

 

 

“超人X” 1巻~3巻

作:石田スイ

出版社: 集英社

2022年6月25日土曜日

ゴールデンに、ぬかった

 散髪に出た帰りに、買いそびれていた"ゴールデンカムイ30巻"を買いに行った。

 

 ついでにどうしようか悩んどった、つばな氏の新刊も1冊だけ残ってたんで、勢いで買(こ)うて帰った。

 

 ほくほくで家に帰り着いて、はっと気が付いたんじゃが、

 

ゴールデンカムイのTシャツ着とったった!(ユニクロUT)

 

 店員さんの表情を見なんだが残念…、いやじぶんが気付いてなくてよかった(恥ずかしい)。

 

 こんどから気を付ける。

 

 

 

p.s.実写版主役は放送中大河のあの人、白石は義経、アシリパさんはハシカンさんでお願いしやす。ほら、子どもに下ネタはムリでしょ。チンポ先生は佐藤二朗さんで。あれ!? 身長足りん?