2026年4月27日月曜日

せーかく…かあ

 お犬様のイベントの手伝いに出かけた。

 由緒正しき雑種と思われる中型犬に、めちゃめちゃ振り回されとるじいしゃんがおった。ワンコはとにかく落ち着きがなく、あっちゃこっちゃに怪力で引っ張られて、じいしゃん何もできない。

 犬(の綱)持っとったげるから手続きとかやってと申し出た。

 じいしゃんはほいじゃあと綱を渡して言った。

 「性格…わるいよ」(真顔)

 ま、嫁にもらうわけじゃないんでいいっす。男の子だったし。

 それからはじぶんが、綱持つ手が真っ赤になるぐらいに、思う存分わんこに振り回された。時々思い出したように顔見てどーんと組み付かれたり、手をべろべろ舐められたぐらいで、とくに意地悪はされなかった。

 さいきん血統書ありみたいな小型犬ばっかで、いかにもな雑種は見かけんくなったねえ。

2026年4月24日金曜日

スーチャーのヒト

 昼食を買いに行った帰り道、懐かしいクルマを見た。見れた。

 真っ赤なヴィヴィオRX-R。ちょっと色はあせとったがボンネットのバルジも勇ましく、でも飛ばすことなく、静かに上品に国道を走ってった。振り返ってまで見た。いま見てもかっこええ。


 運転してたのはプラチナブロンド状態の真っ白な髪を、ポニーテールに結んだ高齢の女性。加速の雰囲気からして多分MT。

 どんな事情でそんなとんがったクルマに乗っておられるのか? いまもだいじに乗り続けておられるのか?

 いろいろ想像しながら職場まで帰った。

 あんなお年で自然で上品な風貌でおれたら、軽トラでもスーパーなスポーツカーでも、どんなクルマでも似合ってかっこいいと思う。じぶんはいくつになっても粋がってるんがにじみ出とるんで、気に入ったクルマが似合うようにはなれそうにもない。

2026年4月5日日曜日

beautiful place (4)  松本治郎/作

 ついにかやっとか4巻に突入。

 今回もえがったわあ。とくべつに。


 ナンセンス、ギャグ、緻密さ残酷さと人情物の絶妙なバランス。主人公たちがええ子で泣ける。

 描いたもの一木一草、すべてに意味があるのが狂気じみとって、巻末の注も「ト書きの王様」、士郎正宗氏を思い出す。大判で出してト書きで解説ちまちま入れてほしい。


 この章[ BLIND JUSTICE ]まだ続くが始まりからええ話なんですわあ。沁みる。


 意図されたもんではないじゃろうが、この巻で鳩がとんでるとこがよく目について、チュチュのお嬢ちゃん出たときに映画の「ブレードランナー」思い出した。かわいさと強靭さが同居してるあのお嬢ちゃんを演じたの誰だっけ? デッカードさんがお嬢ちゃんのふとまたに挟まれて死にそになったとこは、最後の鳩のシーンと同じぐらいに印象のこってて覚えてます。






beautiful place (4) 

松本治郎/作

出版社 ‏ : ‎ ヒーローズ(ヒーローズコミックス わいるど) 

発売日 ‏ : ‎ 2026/3/30