2012年3月31日土曜日

ファーストフード店とは

 ひる食べた"絶品!ベーコンチーズバーガー"は、すごいおいしかった。絶品だった。

 で、いま飲んでいるコーヒーも、すごくおいしい。吹き抜けのクルマが寒かったからか?

 で、そういえば。

 ミスタードーナツと、ほかの店との一番のちがいは?

 ごみ箱がないこと、と思う。

 いま飲んでいるコーヒーはマグカップにつがれるし、ドーナツたのんだら、お皿にのって出る。

 そのぶん、店員さんはいそがしくなるんだろうが、やっぱ紙コップよりゃあ、ちょい重みのあるカップで熱いのをすするほうが、コーヒーはおいしい。

 コーヒーおかわりできるんと、席でタバコが吸えるんは、もちろん気に入っとることじゃけど。
 タバコは店によってちがうか。

はれた!

 お日さまでてる、なう。

 でもかぜがさぶい、なう。

ながいながい いちにち

 雨がさらさらと降っとって。風がびーぶー吹いている。

 そんなかをきょう一日、リアウィンドウのばり裂けたクルマで走り回ることになる。

 風の向き、考えてクルマ駐車したほうがええかもしれんな。

2012年3月29日木曜日

みっかめの べんち

 かわいいぼろ車で、夜のお仕事へ。

 夕方発進するときにひさびさに愛車を見たが、リアウィンドウがばっくりなくなっとった。ホロの糸がほつれて、ビニールの窓が落ち込んどった。おまけに、ばりんと割れていた…。

 吹きさらしで走る夜の国道はさぶかった。ホットコーヒー、んまい。

 きょうはおぼろ月。めんどくさいけど、クルマは屋根の下にとめんと、ヤバいかもしんない。
 車ん中にネコに入られるのは、雨よりももっと怖いけど。

”見なされる差別 なぜ、部落を避けるのか ” 奥田均著

呪術的なものに縛られ生活しているわけでなく、職業も住所の移動も自由である自分たちが、なぜ、部落差別をいま現在も克服できないのか?

 いまの差別のありようを、この薄く、平易な文章の本が答えてくれる、ゆうか整理してくれる。すっときもちに落ちた。

 大阪の実例やアンケートをひいて、ていねいにていねいに、仮説を説いてゆく。

 大切なヒトを思う、その思いが世界を不幸にしているのかもしれない、というようなことを初めて聞いたときは、すごいショックを受けた(BSアニメ夜話"鋼の錬金術師"にて森達也氏)。

 読みながら、そのことを思い出した。悪気のない差別。悪気のない悪。それは、無知、無明、想像力の欠如からくる。ヒトに牙をむいていることに気づかない。だからこそ容赦なく、残酷だ。
 知らないこと、思わないこと(考えないこと)は、罪だと自分は考えるようになった。

 んで、ただなぜいまが悪いのか、だけで終わると、暗いきもちになるだけなんじゃけど、この本では、どう解決してゆこうか、が書かれていて、「きっと世間を変えることができる」、と結んである。それがまた説得力がある。
 タバコを見る世間の目はかわったじゃないか、と。

 おー、確かにっ、とヒザを打った自分の右手には、煙をくゆらしてタバコがあったんじゃけど…。





"見なされる差別 なぜ、部落を避けるのか"
奥田均/著 出版社名 : 解放出版社

2012年3月28日水曜日

べんち で こーひー

 残業して。

 二日連続でラストオーダーに間に合わず(ミスドです)。

 持ち帰りでホットコーヒーたのんで、ベンチでタバコ吸いながらお茶。

 前を通り過ぎるヒトたちは、みんな楽しそうに見える。わびしいのお。

 ずいぶんあったかくなって、コートを脱いだ。月は糸のようだ。

 あすは休みなんじゃけど、あさ早くて、よる遅くなりそう。

2012年3月26日月曜日

いま そこにある 危機

 昨晩、食器洗い乾燥機が、メゲました(こわれました)。夕飯の食器を洗ってる最中に。

 これは、たいへんなことです。危機的状況です。

 けさ一番に、サービスセンターに電話したけど、サービスのヒトが来るのは、あすの夕方です。たぶん夜です。

 たった一日。ほんの数回の食器洗いがたいへんなんす。あー、自分がやるんじゃなくて妻が洗うんじゃけど、とうぜん、家事のしわ寄せがこっちにきます。

 ひごろは、しずかーにフェイドアウトして家事サボってんのに(働く女性の敵ですね)。

 はやぐ、はやぐ助けに来て。

2012年3月25日日曜日

あたらしい 皮ブクロ

 10年以上前のノートパソコの、あまりの遅さに耐えかねて、あたらしいノートパソコンを買った。

 このさい、"ちゃんとした"新品のパソコンを買ったらどうなん、と妻から言われた。たしかに、うちにはタダとか3千円とかのおんぼろパソコンがごろごろしている。(しかも使っている。)

 "ちゃんとして"たらほかの家族も使うし、と妻が言い張るんで、子どもらに聞いてみた。でもノートパソコンは使わんという。

 ニコ動とか動画見まくるかゲームするかにしかパソコンを使わん子どもらには、ノートパソは興味ないらしい。新しくはないんじゃけど、そこそこの馬力があるいまのデスクトップで充分と言ってた。ゆーか、自分のパソコンがほしいとか、どっかよそにもってってパソコン使いたい、ゆう気がないらしい。アカウントを切り替えてはデスクトップを使っている。

 使いたいときが重なっても、WiiだのPS3だのでこと足りるらしい。いまの子どもらには、TVもパソコンもゲーム機も、区別、境目はないらしい。その辺は、もの心ついたころからネットがつながってた世代で、ニュータイプなんだろう。機械が得意でない娘でさえ。
 機会オンチの妻とも、コマンド打ち込んでぴーひょろろのパソコン通信からはじまった自分ともちがう。

 おまけに、さすがプライベート空間のない家で育った子らだ(子ども部屋はなく、トイレに入っとっても家族が通り過ぎたりする…)。ヒトにかくれてパソコン(やインターネット)でなんかしたいのは、おやじだけらしい。

 ゆうことで、結局1万円弱の中古でパソコンを買った。29,800円で新しいノートパソコンが買えるんじゃけど、どーしても新品を買うのが、1万円以上払うのがいやだった。自分でもどうゆうこだわりなんかわからんのじゃけど。

 で、新しい皮ブクロなら新しい酒を入れるんだろうが、新しく買ったけど新しくないので、古いソフトを探してきてはインストールしている。オフィス2003とか。

 企業のリース落ちの、5年前のノートパソコンなんじゃけど、快適に早い。メモリも増設したし、ネットをぶらぶらしたり、ちょこちょこっとワープロや表計算ソフトを使う分には充分。

 おまけに、動画やDVDソフトも見られるようになったんで、持ち出したら、買うだけ買ってぜんぜん見れてない、むふふな"オトナのDVD"が見れるぞよ。

 と、しもしないことを夢想してしまう、バッテリー持ちのいいモバイルパソコン。

 じっさいにするかどうかは別で、気分が大事なんです。四駆のクルマとおんなじですね。

 あさ、8時から仕事に出て、もう終了。

 で、ミスタードーナツに寄り道して、ぼえーっとコーヒーをすすっている。

 モーニングの時間に間に合ったんで、コーヒーといっしょにオールドファッションをたのんだ。あげたてなのか、オールドファッションは、いつにもましてさくさくしてておいしかった。

 カウンターに座って、JRの駅構内をいきかう人たちを、ぼーっと見ている。

 平日はみんなきぜわない感じで、とにかく急いでいるように見えるんじゃけど、休みの日のヒトたちは動きもゆったりしてて、表情がみんな明るく楽しそうだ。

 ケータイ見ながら人待ちしてるヒトでさえ、いまから楽しいことがあるんだぞ、というふうに見える。

 自分も、電車に乗って、ふらっとどこかに行きたくなる。

 べつに家に帰りたくないとか、いまの生活に不満があるわけじゃないけんど。

 ヒトが乗り降りする駅とか、電車とか、自分でクルマを運転してどっかに行くのとはちがう、なんじゃろ?、情緒みたいなもんがある気がする。

 コーヒーおかわりしたら、おうちに帰ろう。

2012年3月18日日曜日

にーはい にーはお

 帰りの電車にて。

 色白の、ながい足に、ニーハイ・ソックス。

 最強だな。

 ふむふむ、と、おっさんが感心してる横には、妻が座って真剣に本を読んでいた(『死刑』森達也著)。

おさいほう

 この土日で裁縫をいくつか。

 娘の綿シャツのボタン。
 首もととそで二つ。

 最初に首もとのボタンをつけたところで、ボタンのデザインで、上下の方向があることに気づいた。
 しまったと思ったが、また切ってつけかえるのがめんどかったので、娘に「ごめんなさい」と謝っておいた。
 「いいえ」とていねいに返され、おたがいにぺこぺこ小芝居をして作業にもどった。

 つぎは息子のシャツ3枚。
 ぜんぶ一番下のボタンがなくなっている。ズボンに押し込むところだからか?

 「自分でやらんのじゃったら、ピンクの糸でつけちゃる」の警告どおりに、ピンクの糸でほんまにつけた。

 ボタンのひとつは、似たようなのがほかになかったので、二つ穴でなく、四つ穴だった。
 思いっきり、ピンクの糸でバッテンにしてつけた。

 で、さいごは大物で、ケータイのポーチの面ファスナーの交換。

 お気に入りだったが、面ファスナーが弱くなったので最近使ってなかった。

 思いのほか、買ってきた面ファスナーが固くて、針がなかなか通らない。

 うりゃっと人差し指で押し込んだら、針が指に刺さった。針のとがった方でなくて、糸通す尻の方。ぶすっと5mmばかし刺さって、血がちびっとでた。

 痛いし、なんで尻のほうが、とぶつぶつ言いながら最後まで縫った。できあがり。面ファスのくっつきも上々。

 指見ると、もう血は止まっとったが、人差し指と親指に茶色く血がついとって、白いポーチにもちびっとだけ血がついとった。

 まっ、ええか。

2012年3月16日金曜日

んちゃ ばいちゃ

 ひさしぶりに、アラレちゃんを見た。

 Dr.スランプのアラレちゃんのような大きなふちの目立つメガネに、ストレートの髪。

 なかなかかわいかった。

 メガネ着用率はずいぶん上がったように思うし、おしゃれになった。
 学生さんでもオトナでも、いろんなメガネをかけててかっこいい。形といい色といい。

 でも、小さめなメガネが多いように思うし、フレームなしのメガネも増えた。

 んな中で、黒ぶちのアラレちゃんメガネは新鮮でかわいかった。

 かわいいこがメガネかけとった、ゆうだけかもしれんが。

2012年3月12日月曜日

あーあーあー ぺろぺろぺろぺろ

法事で妻の実家に行った。

お勤めに来てくれたぼんさんの話がよくて、自分に記憶のあるヒト、記憶はないけど縁がつながってるヒトに想いをよせることができるような、とてもよい法要だった。

で、法事が終わったら、子どもらをそっちのけで、そこんちの犬っころと遊んだ。

義父母が仏壇から見てる畳の部屋で走り回って追っかけっこをし、手でカミツキごっこをし、大騒ぎした。トイプードルぐらいの犬っころも自分も大興奮。

あまりのいきおいに、犬の大好きなうちの娘も遠まきにして見ていた。

「あまガミでも怖いからやだ」

テーブル囲んで一族が談笑しながら食事をし、食後のお茶をしていた。

犬っころが自分とこにとつとつとやってきて、胸に前足をのせて立ち上がった。顔ぺろかと思ったら、さらに前足をいっしょうけんめい伸ばしてくる。

ついには口ん中に足突っ込まれる。「あ? なんじゃ」と思ってると、もう一本の足も口に突っ込まれる。
その状態で、ぐいぐいとあごを下に引っ張る。

あがーと口をいっぱいに広げられた状態で、何するんかと思ったら、口ん中に細っこい鼻先をがぼっと突っ込んできた。

「なにすんじゃ、こりゃ」と思ってると、突っ込んだ口で、わしの口ん中を、ぺろぺろぺろぺろ。

とっても新鮮な体験でした。でも、くちをいっぱいにあけた状態で、鼻先突っ込まれてるもんだから、されるがままで口閉じることもできん。

顔がゆがむぐらいに口あけとって、犬っころの姿はもう見えない。

「あーあーあー」 「ぺろぺろぺろぺろ」

妻と話しよった嫁さんがふいっとこっちを向いてびっくりぎゃうてん。

「なにしよるんかねっ! ○×!(犬っころの名前)」

お義父さん、お義母さん、こんなんですんません。でも、わたしら一家は、いろいろあるけど楽しくやってます。

帰りの電車で、「ひとんちの犬に、かみぐせつけちゃあいけんじゃろう」と、娘にしかられた。

2012年3月10日土曜日

ぶっ くさい

 と、制服着た女子高校生に言われた。

 100円セールの金曜だったせいで、ミスタードーナツの店内はごったがえしとった。
 いつもは、店の奥のカウンター席に行くんじゃけど、そのカウンターもそこそこ客がおって、しかもとなりの席に荷物おいたりして、いちいち"壁"をつくってるもんだから間にも入れない。

 しかたなく店員にうながされてテーブル席についた。

 右どなりに制服の高校生女子と若い兄ちゃんの二人がきた。

兄ちゃん:「灰皿がないわ」
高校生女子:「吸うちゃあいけんのんじゃないの」
兄ちゃん:「だいじょうぶ、灰皿借りてくる」

 んで、兄ちゃんが灰皿持って席に帰ってきたときに、表題のせりふを高校生女子に言われた。自分(わし)のけむりが、ぜんぶ流れてきて、「ぶっ、くさい」と彼氏に話しよった。

 面とむかって直接言われたわけじゃあないが、60cmあるかないかゆう、まとなりで言われりゃあ、どうもすいませんとしか言いようがない。

 さいわい左のOLさんがはやくに席を立ったので、そっちに移動してテーブルひとつぶんずらした。

 図書館戦争の作者のヒトが雑誌に書いとったけど、自分もコーヒーとたばこがセットで、一緒に飲みたい。で、本読んだり、ケータイでインターネットん中をぶらぶらしたい。

 ふだんは、なるべくほかのお客や店員さんのじゃまにならんようにひっそりと、喫煙席の中でもいっちゃん奥の方のカウンター席におるようにしとんじゃけど、どこの席じゃろうが煙だけはどうしようもない。カウンター席なら、どこに座ったらどっちに風が流れるんか、だいたいわかるんじゃけど。

兄ちゃん:「たばこ、1本しかないわ」
高校生女子:「吸い過ぎなんじゃない」

 あー、兄ちゃんがんばってね。ゆうか、もうがんばらんで、禁煙したほうがええんじゃないの。

2012年3月6日火曜日

眼鏡等

 ついに免許証に、"眼鏡等"と記載されてしまった。
 ゴールドなのに。

 前回、視力検査のときに、警察のおいさんに、「ぜんぜん見えとらんじゃないか。なんぼ見えるつもりなんか?」と聞かれ、「0.8です。」と、元気よく答えたら、スルーしてくれた。
 あいざーす。

 そうはゆうても、以前にくらべて見えんようになっとんのは確かじゃったんで、それを機会に眼鏡をつくった。クルマを運転するときは、ほとんどかけるようになった。とくに、人を乗せたときや暗くなりはじめたとき、雨が降ってるとき。

 何年か前に、会社のクルマでオカマ掘られたときにも眼鏡をかけとった。
 信号のない横断歩道で、自転車押した小学生が待っとったんで、いつになく親切心おこして止まった。

 小学生が渡りはじめたところでバックミラーを見ると、あーこりゃだめだわ、ゆう勢いでクルマが走ってくるのが、くっきりと見えた。あーあ。せまってくるクルマが、スローモーションで見えた。

 幸い、ブレーキ踏んでて、サイドブレーキも引いてたので、押し出されて小学生をひくことはなかった。衝撃が二回あったような気がするんで、おばちゃん、ノーブレーキで、しかもアクセル踏みっぱなしだったかもしれない。

 よく見えてて身構えてたんで、一週間ほど首がおかしいぐらいですんだ。相手の保険会社には、どこも悪うない、と言い張って、検査だけで治療は受けんかった。
 過失はゼロ・ヒャクだったが、事故報告書や保険会社とのクルマの交渉とかで、ばくだい仕事が増えた。

 事故から半年たたんうちに、その横断歩道には信号機が設置された…。

 で、今回の視力検査。

 「どっちですか?」 「右です」 「違います」 「じゃあ下」 「違います」

 てな会話をお姉さんとしばらくして、じゃあ大きな方でやりましょう、ゆうことになった。ランドルト管(ドーナツの切れたヤツ)が、一回り大きくなった。
 ひときわ目に力を入れて、これでパスしたぜい、と安心してたら、眼鏡を持ってるなら出せといわれて、また小さいのにもどった。

 んで、結果、"眼鏡等"と記載されてしまった。今回は、えらくきびしかったな。この間の健康診断では両目で0.7はあったんじゃけど。

 まっ、安全にこしたこたあないんで、しかたないか。

 しまった、写真とるときに髪をなおすんを忘れとった。

2012年3月3日土曜日

生きているクルマ 元気なクルマ

 いまさっき、水中メガネをつけた、ミニカ"スキッパー"(と思う)が元気に走ってるのを見た。

 びっくりするほど小さくて、ぴかぴかだった。

 すごい大事にされとんだろうなあ。うちの昭和のクルマとは大ちがいだ。

2012年3月1日木曜日

チャンネル権も 権利だ

 だれしもが、生まれながらに持っている権利のひとつであると、自分は思っている。ただし、平等ではない。

 夜10時過ぎ、居間のテレビの前にちゃぶ台がすえられ、きょうは遅い夕飯をビデオを見ながらとることになった。
 ゆうか、なっとった。自分は知らんだったけど。

 で、かんじんの何を見るかをがしゃがしゃと話し合うが、なかなか決まらない。

 合間合間で、「ワタシハ、コレガミタイ」と、懸命に発言するが、ことごとく流される。

 「あーもー、なんでもええわ」ちゅう雰囲気なのに、自分にはチャンネル権が回ってこない。

 けっきょく、「あともう少しで見終わって消せるから」ゆう理由で、"ほんまでっかTV"になった。

 ひゃあひゃあゆって、笑いながら見ている。とくに妻。

 で、ほんとにあともう少しで見終わるゆうころになって。

 妻:「(きょう見た)このへんって、見とるんじゃない。」

 息子:「あー、リアルタイムで見てんじゃネ。」

 そこまでぐだぐだになっても、わしにはチャンネル権が回って来んのんかい。