いまさらながら電脳コイルを一気見した。約一週間で全9巻、26話。毎日1~2巻ずつ見て目がしょぼしょぼになった。
うちの高校生がまだ小学生の時に喜んで見てたんじゃけど、いまおっさんが見ると、きわめてハードなSFだった。
評判は聞いとったんじゃけど、予想以上、期待以上に見ごたえがあった。夢中で見て感動した。
中盤からの疾走感と緊迫感はとくにすごくって、まさにはまった。
緻密なプロット以上に、未来の話なのに懐かしく、ものがなしい、その雰囲気にしびれた。
さいごの夏休み、夕焼け、初恋、テクノロジーとうわさ話(オカルト)。それらがモザイク状でなくて、きちんと融合してるのがすごいんだわ。
人の子の親として心が痛くなって印象に残ったのが、電脳メガネを大人が取りあげるうんぬんというラストの方のエピソード。親は子どもを何よりも大切に思うんじゃけど、子どもの気持ちをわかってあげようとはせんのんだわ。正しいんじゃけどね。
ひとりが自閉モードで見たんじゃけど、家族といっしょにもっぺん見ようと思う。家族と激論になりそうですわ。とくにカミさん。カミさん、ケータイ、パソコンが大きらいなんよねえ。
"電脳コイル COIL A CIRCLE OF CHILDREN"
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