おでかけの朝。ホロをおろして、窓枠もはずして全開にした。
うきうきで発進すると、ピーピー警告音が鳴って、"C"が液晶画面に表示された。
"C"ってなんじゃろ? クラッチかな、キャンバストップかな、などと考えながら走ったが、走りには異常はない。
信号待ちからの発進でいちいちピーピー鳴ったが、行き先がディーラーだったので見てもらえばいいかと思ってそのまま走ってった。
で、ディーラーの診断結果は、ホロのセンサーの不調と思うんで様子見てとのことだった。ようするに直ってなかった。
ふと思いたってホロを上げようとすると、ホロのフックが車体に片側かかんねえ。ホロのロックをはずそうとしても、ピーピー警告音がなるばかり。
こりゃあ屋根しまらんじゃん、帰ってからブルーシートかけてしのげっちゅうことか?
係のおいさんに泣きつくも、"ぼくらもマニュアル読むだけなんです。カブリオあんま見たことないんで。"とみはなされる。
分解せんとわからんかもとか、きょうは工場がいっぱいで無理とかゆわれてあきらめた。ディーラーはなんでも知ってるわけじゃあないのねん。
しかたがないんで、屋根全開のままで家まで帰った。天気はよくて風は涼しい。海沿いの1時間ちょいのドライブはとても気持ちよかった。帰ってからの作業を思い出さんかったら・・・。
けっきょくマニュアル読んで自力でなんとかした。ホロのモーターに専用の六角レンチをつっこんで、手動でロックをはずしたらオッケーだった。まどろっこしいんでモーターのカバーはずして力いっぱいレンチを回すと、カチンと音がして不調だったフックが復活した。
いったんエラーが消えると、開け閉めしても大丈夫だった。
古いクルマや数が少ないクルマは、まず自分でなんとかせんと、ゆうのを再確認したのであります。
エンジンやらの調子がいいもんで、いくならホロかなと思ってたが案の定。さっそくの洗礼を受けたきもちでした。
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