スマートの冬タイヤのホイールは、純正の鉄チンホイールを自己調達することになった。当時物をオークションで入手したが、さすがに数が少ないらしくけっこうな値段だった。変わったデザインで、おフランス製でした。スマートの工場は、いまもフランスにあると聞いた気がする。
さて本題。前に乗ってた2ストジムニーのホイールはずっと鉄ホイールだった。
買ったときには新しいタイヤじゃったんじゃけど、サイドにえぐりが入っただけみたいなトラックのタイヤ(バイアス)だった。標準がそうだったらしいが、ある雨の日に低速なのに左折で横滑りして震えあがった。逆ハン状態からまっすぐに向いた瞬間にぐいっと急加速したんで、後輪が空転してたらしい。28馬力でドリフトするとは夢にも思わなんだ。免許取って間もないころだったし、心底びびってタイヤを当時現役のジムニー(JA11)の標準のやつに替えることにした。
ついでにぼろっちかった鉄ホイールも交換したが、10年超のぼろ車にアルミホイールはないじゃろう思うてまた鉄ホイールにした。お店が用意してくれたんが、中国電力のトラック御用達の、由緒正しき鉄チンホイールだった。
んで何のきっかけかは覚えてないが、ホイールを塗装したらかっこええんじゃないかとお店で盛り上がって、ほんとに塗ってもらった。ただの鉄チンホイールを。
色はクルマの車体の色で指定するっちゅうことだったんで、いろいろ聞いてちょっとオフホワイトの、“スズキ・アルトの白"にした。
塗装屋さんもへんに盛り上がってくれたみたいで、サービスでホイールを裏表の両面塗装してくれてた。ふつうは塗るのは表面(おもてめん)だけらしいんじゃけど、背中にしょったスペアタイヤも含めてローテーションできるようにとわざわざ気い使ってくれたんだった。納品ときはこりゃかっこええとお店で一同盛り上がった。
じぶんでもすごくかっこいい(かわいい?)と思って気に入ってた。それから1~2度はタイヤを履き換えたんじゃけど、ホイールはついぞかえることなく20年、ジムニーといっしょに走り続けた。林道を車体で枝かきわけながら走ったり、けっこうムチャして車体は傷だらけだったが、不思議とホイールはきれいなままだった。
やっすい鉄ホイールを格安で塗装してもらっただけなんじゃけど、自慢のホイールでしたわ。とゆう、思い出。
2018年1月30日火曜日
2018年1月8日月曜日
タイヤ選びで苦戦中
雪ん中を夏タイヤではいずりまわる、ゆうヤバい経験をしたため、やっぱ冬は冬タイヤゆうことでタイヤ屋さんに出かけた。
すると予想どおりホイールの入手で撃沈。スマートならまだしも、BMWミニすらへんてこなサイズのホイールを履いてることが判明。冬タイヤ履くだけならテッチン(鉄製)ホイールで十分じゃん、ゆう希望はなしになった。ミニのほうはインチ数を落としたホイールで見積もってもらって、スタッドレスタイヤ込みで22マンエンなり。つね日ごろ履くタイヤならともかく、冬しか使わないのにこりゃつらい。
スマートの方はまだ深刻で、ものっすごいメーカーの、ものっすごい専用ホイールしかない。ホイール代だけでミニを超えそう。
店長の兄ちゃんがすごい親切に調べてくれたが、1日目はこれにて終了。スマートのホイールについて、在庫その他を調べときましょう、ゆうことになった。
そこのタイヤ屋さんに行ったのはタイヤの預かりサービスをやってるため。タイヤを交換してもらっても、替えたタイヤを持って帰るのに無理があるし、自宅にスペースもない。で、家に帰っていろいろ調べてると、一挙解決のすんばらしいタイヤがあった。それがグッドイヤーの"Vector 4Seasons"。その名のとおりスタッドレスタイヤではなくて、SUVのオールテレーンみたいな全天候型のタイヤ。
圧雪路や凍結路では当然、スタッドレスほどの能力はないが、冬タイヤ規制には適合しとって、急な降雪には耐えられる。もちろんスタッドレスじゃないので、すぐちびちゃう心配はないし、普通のドライの路面とか高速運転とかで遠慮はいらない。で、夏冬のタイヤ交換は不要ときた。もう言うことなし。
SUVのタイヤみたいな深いごついタイヤパターンなんでロードノイズが大きいかも、ゆう話がWebであったが、高級サルーンとかじゃないので関係ねいですし。
翌日(きょう)、喜び勇んでまたタイヤ屋さんに出かけた。もう決めました状態で見積もりを頼むと、適合サイズがありませんでした言われて撃沈。
それからも店長さんが長い時間かけていろいろ調べてくれたが、適合サイズのオールシーズン·タイヤを作ってるメーカーはなかった。
けっきょくスマートのテッチン(鉄製)ホイールを自己調達することになって、マイナーなサイズのスタッドレスタイヤの在庫を確認しといてもらうゆうことになった。
日ごろは近所のお買いものレベルのクルマの使い方で、自宅らへんは積雪も凍結も年に数度あるかないか。なのにお守り代わりの冬タイヤは、北海道や東北のタクシーが履いてるような、最強レベルのスタッドレスタイヤになりそう。スキー·スノボしに行くわけでないんですけど。
すると予想どおりホイールの入手で撃沈。スマートならまだしも、BMWミニすらへんてこなサイズのホイールを履いてることが判明。冬タイヤ履くだけならテッチン(鉄製)ホイールで十分じゃん、ゆう希望はなしになった。ミニのほうはインチ数を落としたホイールで見積もってもらって、スタッドレスタイヤ込みで22マンエンなり。つね日ごろ履くタイヤならともかく、冬しか使わないのにこりゃつらい。
スマートの方はまだ深刻で、ものっすごいメーカーの、ものっすごい専用ホイールしかない。ホイール代だけでミニを超えそう。
店長の兄ちゃんがすごい親切に調べてくれたが、1日目はこれにて終了。スマートのホイールについて、在庫その他を調べときましょう、ゆうことになった。
そこのタイヤ屋さんに行ったのはタイヤの預かりサービスをやってるため。タイヤを交換してもらっても、替えたタイヤを持って帰るのに無理があるし、自宅にスペースもない。で、家に帰っていろいろ調べてると、一挙解決のすんばらしいタイヤがあった。それがグッドイヤーの"Vector 4Seasons"。その名のとおりスタッドレスタイヤではなくて、SUVのオールテレーンみたいな全天候型のタイヤ。
圧雪路や凍結路では当然、スタッドレスほどの能力はないが、冬タイヤ規制には適合しとって、急な降雪には耐えられる。もちろんスタッドレスじゃないので、すぐちびちゃう心配はないし、普通のドライの路面とか高速運転とかで遠慮はいらない。で、夏冬のタイヤ交換は不要ときた。もう言うことなし。
SUVのタイヤみたいな深いごついタイヤパターンなんでロードノイズが大きいかも、ゆう話がWebであったが、高級サルーンとかじゃないので関係ねいですし。
翌日(きょう)、喜び勇んでまたタイヤ屋さんに出かけた。もう決めました状態で見積もりを頼むと、適合サイズがありませんでした言われて撃沈。
それからも店長さんが長い時間かけていろいろ調べてくれたが、適合サイズのオールシーズン·タイヤを作ってるメーカーはなかった。
けっきょくスマートのテッチン(鉄製)ホイールを自己調達することになって、マイナーなサイズのスタッドレスタイヤの在庫を確認しといてもらうゆうことになった。
日ごろは近所のお買いものレベルのクルマの使い方で、自宅らへんは積雪も凍結も年に数度あるかないか。なのにお守り代わりの冬タイヤは、北海道や東北のタクシーが履いてるような、最強レベルのスタッドレスタイヤになりそう。スキー·スノボしに行くわけでないんですけど。
2018年1月4日木曜日
雪道(ゆきみち)の思ひで
雪道ゆうよりは、smartの前ん乗ってた2stジムニーの思い出。
2サイクルエンジンのジムニーは、じぶんみたいな素人が悪路を走るには最強だと思っていた。雪道もなんどか走ったが、夏タイヤでも不安に感じたことは一度もなかった。
ミゾがちょっと深いだけのオールテレーンタイヤ(夏タイヤ)じゃったけど、雪の検問(冬タイヤ規制)で、”まあ、こりゃええか”と、おいさんが通してくれたりしてた。
乾燥した舗装路面で四駆にギア入れてハンドル切ったら、前後輪の回転差でエンストしてしまうような、直結四駆みたいなプリミティブなシロモノだったんで、よけいに滑らんかったんかもしれない。
山間部でもないところで、短時間にどかっと雪が降って積雪面になったことがあった。周りのクルマはくるくる尻を振って、まともに走れんくなったがジムニーは元気いっぱいで、走っても、曲がっても止まっても、まったく滑らんでごくふつうに走れた。
”やっぱジムニー最強だわ”、とご機嫌で坂を駆け上がると、頂上付近でターボ・ジムニーが正面衝突してた。
四駆のクルマは、すべった瞬間に即終了。油断・過信は禁物であります。
2サイクルエンジンのジムニーは、じぶんみたいな素人が悪路を走るには最強だと思っていた。雪道もなんどか走ったが、夏タイヤでも不安に感じたことは一度もなかった。
ミゾがちょっと深いだけのオールテレーンタイヤ(夏タイヤ)じゃったけど、雪の検問(冬タイヤ規制)で、”まあ、こりゃええか”と、おいさんが通してくれたりしてた。
乾燥した舗装路面で四駆にギア入れてハンドル切ったら、前後輪の回転差でエンストしてしまうような、直結四駆みたいなプリミティブなシロモノだったんで、よけいに滑らんかったんかもしれない。
山間部でもないところで、短時間にどかっと雪が降って積雪面になったことがあった。周りのクルマはくるくる尻を振って、まともに走れんくなったがジムニーは元気いっぱいで、走っても、曲がっても止まっても、まったく滑らんでごくふつうに走れた。
”やっぱジムニー最強だわ”、とご機嫌で坂を駆け上がると、頂上付近でターボ・ジムニーが正面衝突してた。
四駆のクルマは、すべった瞬間に即終了。油断・過信は禁物であります。
2018年1月3日水曜日
おっさん 新年早々、盛大にやらかす
失敗が大きすぎて、さすがに反省した。速攻、他人に迷惑かけるレベル。モウシマセン。
今年最初の松江行き。息子を送ってったんじゃけど、最後までクルマで送るか悩んでいた。前日も今日も、nexcoの情報で冬タイヤ規制が出てなかったんで決行。smart号で朝7時半に出発した。
安佐PAで途中休憩すると、まったく雪がなかったんで安心した。高野の道の駅によって雪の写真撮るか?、などと軽口をたたいていた。
ところが松江道に入ったとたんに暗転。口和で検問にかかって下道に降ろされた。冬タイヤ規制である(夏タイヤでした。すんません。)。12月の終わりでも高野のあたりは雪景色だったんで、どう考えても下道(一般道)んがヤバい。
県道に降りると最初はドライだったが、進むにつれどんどん雪が強くなってって、そのうち車道まで真っ白んなった。必死でクルマの黒いワダチをトレースするが、びうびう吹く雪の中を進んでいくと、ついにはワダチも白くなっちゃった。しかも、クルマがほとんど通ってないんで、ワダチもすげー狭い。
こうなるともうダメですわ。新雪踏むようなざくざくした感触があって、生きた心地せず。カーブのたび横滑り防止機能が働いてランプがつき、ブレーキは極力エンジンブレーキでするんじゃけど、信号で止まるときはがこがことABSが働く。カーブで横滑り防止が効いても外側にお尻が出てくときは、ぐいぐいっと逆ハン当てて修正(smart号はRRであります。)。
わし:おまえ、マリオ・カートでドリフトして走りよったじゃろうが、ちょっと運転かわれ。
息子:うひー。(免許なし。)
行くか戻るか悩みながらも進んじゃったんじゃけど、気がついたら引き返すこともできんようなところまで来てた。”いま中国山地なんですけど、雪に閉じ込められたんで今日休みます。”、頭ん中で職場に電話する練習をしてしまった。
けっきょく1時間遅れで松江に到着。たった1時間プラスだったが、白い道をざくざく進んだ時間が、すげー長く感じられた。
息子:きのう見た”リング”(和製ホラー映画)より怖かった。
そりゃあそうじゃろう。リアルだから。
帰り道は国道で南下して高田から高速に乗った。一部シャーベットがあったが、除雪されたのか道自体が白いとこはなかった。
なめ切って夏タイヤで行ったバカさ加減も身に染みたが、クルマの電子制御のありがたさがよくわかりますた。あれなかったら、上り坂でスタックするか、カーブで曲がれんで突っ込んどるか、どっちかでしたわ。
もう夏タイヤで冬の中国山地を横断することはしません。最低限の安全措置、かつマナーでした。すんません。
今年最初の松江行き。息子を送ってったんじゃけど、最後までクルマで送るか悩んでいた。前日も今日も、nexcoの情報で冬タイヤ規制が出てなかったんで決行。smart号で朝7時半に出発した。
安佐PAで途中休憩すると、まったく雪がなかったんで安心した。高野の道の駅によって雪の写真撮るか?、などと軽口をたたいていた。
ところが松江道に入ったとたんに暗転。口和で検問にかかって下道に降ろされた。冬タイヤ規制である(夏タイヤでした。すんません。)。12月の終わりでも高野のあたりは雪景色だったんで、どう考えても下道(一般道)んがヤバい。
県道に降りると最初はドライだったが、進むにつれどんどん雪が強くなってって、そのうち車道まで真っ白んなった。必死でクルマの黒いワダチをトレースするが、びうびう吹く雪の中を進んでいくと、ついにはワダチも白くなっちゃった。しかも、クルマがほとんど通ってないんで、ワダチもすげー狭い。
こうなるともうダメですわ。新雪踏むようなざくざくした感触があって、生きた心地せず。カーブのたび横滑り防止機能が働いてランプがつき、ブレーキは極力エンジンブレーキでするんじゃけど、信号で止まるときはがこがことABSが働く。カーブで横滑り防止が効いても外側にお尻が出てくときは、ぐいぐいっと逆ハン当てて修正(smart号はRRであります。)。
わし:おまえ、マリオ・カートでドリフトして走りよったじゃろうが、ちょっと運転かわれ。
息子:うひー。(免許なし。)
行くか戻るか悩みながらも進んじゃったんじゃけど、気がついたら引き返すこともできんようなところまで来てた。”いま中国山地なんですけど、雪に閉じ込められたんで今日休みます。”、頭ん中で職場に電話する練習をしてしまった。
けっきょく1時間遅れで松江に到着。たった1時間プラスだったが、白い道をざくざく進んだ時間が、すげー長く感じられた。
息子:きのう見た”リング”(和製ホラー映画)より怖かった。
そりゃあそうじゃろう。リアルだから。
帰り道は国道で南下して高田から高速に乗った。一部シャーベットがあったが、除雪されたのか道自体が白いとこはなかった。
なめ切って夏タイヤで行ったバカさ加減も身に染みたが、クルマの電子制御のありがたさがよくわかりますた。あれなかったら、上り坂でスタックするか、カーブで曲がれんで突っ込んどるか、どっちかでしたわ。
もう夏タイヤで冬の中国山地を横断することはしません。最低限の安全措置、かつマナーでした。すんません。
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