夕方の中国自動車道。
霧雨がそぼそぼ降ってるだけなのに、なぜか50km/hの速度制限になっとった。気温も低くない。
じぶんのsmart号は走行車線をおとなしく走っとったが、しずしずと流れる走行車線も、"メーター誤差があるから一発免停にはならない"ゆうぐらいの速度ですた。あ、通報はやめてください。
"まさかこんな時に、取り締まりしとらんとは思うけど、絶対やっちゃあいけんよねえ、一発免停だわ。"
助手席の息子にそう言って、また映画の話題に戻った。
元気なクルマたちがすぱーっと追い越し車線から抜いてく。
その何台目かが横を抜いた瞬間、ミラーに赤いパトライトがぱかぱか回っとるのがうつった。"キター!" 狭い車内で大騒ぎした。
ぽこっと小さいパトライトを頭に乗せたセダンがかっ飛んできた。めったに見ることのない、ゆうか見たことないぐらいのものっすごいスピードで、しかもまだ加速中だった。
ケーサツこえー、スピードもこえー。
しばらくゆくと、広めの退避帯に、パトカーに頭を抑えられるようにワゴン車が止められとるのが見えた。
相当に負けてもらっても免停は免れそうもない。ナマーンダーブ、ナマンダブ。
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