ほんの十数枚の、ちいさな原画展じゃったけど、絵の繊細さに感動した。
漫画家さんによって、カラー絵の得意不得意があると思うんじゃけど、漆原さんの場合は、デビュー当時からすでに絵が安定してたよう。水彩のような、にじみのある絵は美しかった。
彼女の紡ぐものがたりと同じで、すこし物憂げな雰囲気が情緒をそそる。
館はけっこうな人出だったが、原画展目当ての人でいっぱいという感じではなく、ふつうの観光客の方たちだったようだ。んでも30代ぐらいのカップルなど、蟲師を知ってる人がけっこういて、二人でマンガの話をしていた。"蟲師じゃん"という声を聞くと、自分までうれしかった。
画集と原画を比較する展示もあって、じつは画集の絵は原画そのままではない、ゆうのがおもしろかった。
ショップで販売してるオリジナルグッズは、クリアファイルのほかにポストカードがあって、気に入ったものを何枚か買って帰った。下の写真でシロヘビがあたまをもたげてるやつが、今回の原画展用の描き下ろしだそうな。
ポストカードの種類が、こんごも増えていってくれるとええなあと考えながら帰った。原画展が終了してからも、ちょくちょくのぞいて見なければ。
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