2017年11月3日金曜日

さうだ エロ本を買いに行こう

 という題で、長文のメールを知人に送ったら、

”こういうことはブログに書いて下さってかまいません”

 と、言われた。初出じゃないけど、ほいじゃあ書いちゃう。

 9月の代休をもろた平日。思い立って古書店に行ってみた。昔ながらの近所の古書店。

 青春時代の80年代後半から90年代のエロ本をさがそうと思って行ったんじゃけど、思いのほか数も種類も少なくて断念。手ぶらで帰るのもなんなんで、エロ本でも何でもない、ふつうのマンガを2冊ほど買って帰った。

 いまどき、エロ本を買おうっちゅう人はおらんで、まして中古ゆうのはまったく需要がないんでしょうなあ。そもそも、郷土本とかがっつりそろえてるような古書店でエロ本をさがそうゆうのが間違いだったかもしれない。
 こんど、どっか都会の大きな古書店に行ったときでもまたさがしてみませう。学生時代に神田に行ったら、アイドルの写真集とかエロ本とかの専門店みたいな古書店があったな。30年ぐらい前じゃけど。

 90年代のはじめはまだネットもパソコン通信の時代で、画像やましてや動画を扱うのは困難だった。でも、ビデオデッキは安価に普及し、レンタルビデオも安く借りられるようになってたんで、アダルトビデオ(通称、AV)は隆盛だった。とても紙のメディアが対抗できそうにないが、グラビアのモデルはAV女優さん、紙面にはビデオの情報、ゆう形で雑誌が共存しとった。アダルトビデオの情報誌とやらも、アップルだのオレンジだの、たくさん出ていた。じぶんはオレンジ通信が好きだったが。

 雑誌オレンジ通信にハガキの投稿が載って、尊敬する先輩(院生)から”なかなかすごいぞ”と、ほめられたことがあった。自慢になるやらならんやら、微妙なエピソードだなこりゃ。いまとなっちゃ、掲載雑誌も記念に送られてきたテレカ(テレカですぜ!)も、どっか行ってしまった。残念。

 いまやネットで画像も動画も自由に見れるんじゃけど、どきどきしながら本屋でオトナ雑誌を買う、ゆう経験は、若者たちにはないんじゃろうなあ。いまの若いもんはタンパクじゃし。

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