2017年12月25日月曜日

儀式

 ゆーれーかなんかに追われる夢を見る。こわいこわい。
 布団が汗ばむぐらいに暑かったが、布団の外に手足を出して冷ますのがこわい。

 ゆうところで目が覚めた。時刻は午前4時半。当然、ほかの家族はぐうぐう寝ている。

 ひとり起きて居間に降りてゆく。隠しといたサンタさんのプレゼントを、ごそごそと取り出してくる。

 今年はツリーを飾らんかったんで、プレゼントは我が家での通称、王様イス(フィリップ·スタルクさんのtoyチェアっす)の上だのまわりだのに並べといた。

 なにやってんだ、わし。"サンタさんはいるよ"ごっこに、ここまでする必要があるんか、毎年疑問に思う。下の子が気づいてからのここ10年ぐらい。

 起床時間までまだ1時間ぐらい。もっぺん寝ます。

2017年12月20日水曜日

サンタクロースってほんとにいるの?

 ”サンタさんは、もういない”

 こう言いつづけて、はやいくとせ。

 ”サンタさんはいるよ。(子どもが)オトナになってもずーっと。”

 女子大生(うちの娘)はまだ言ってる。カミさんもそれに乗っかっている。そして”ごっこ”は続いている。

 娘に、”サンタさんに、なにお願いするのかなあ?”と言っても、”さあ、なんじゃろうねえ(にんまり)”。ヒントはねえのかよ。

 もう親の知らない世界をいくつも持っとんのに、何を話してて、何に興味を持っとんだか、わかろうはずもない。カミさんにいたっては、”スイートテン、ダイアモンド”、しか言わない。結婚してすぐから20年を越したいまでも。何言っとんだか。もう死語ぢゃない?

 理想は、”こりゃあ、ネタじゃろう!”ばばーんと、床にたたきつけられるようなもんを用意したいんじゃけど、年々切れが悪くなる。ネタがない。思いつかない。

 今年もぎりっぎり間に合わせた。もう、なんなんじゃろう、このプレッシャー。

2017年12月12日火曜日

きおく まつがい

 前回の投稿したあとで、”看護婦ちゃん”とゆうマンガがあったことを思いだした。

 思い立ったんでネットで検索してみたが、いっこうに見つからない。おまけにエロ漫画では看護婦物は一大ジャンルらしくて、関係ないのは大量に引っかかる。

 はては国立国会図書館のサイトまで行ってみたが見つかんない。家の書架のあの辺にあって、表紙は茶色っぽくてと、ボヤボヤと、でもしっかり記憶にあんのになんじゃろなあと思っていた。

 で、さきほど決心をして、ハシゴをかけて探したら、あった!

 びみょうにちごとって、”かんごふちゃん”とひらがなですた。びみょうだけど、やっぱりちごとったんだわ。どうりで見つからんわけだ。

 中身は、かわいい絵じゃけどちょいブラックな笑いの4コマ漫画であります。1994年刊。



”かんごふちゃん”
ヤマダリツコ著
ぶんか社


2017年12月11日月曜日

患者さんと 看護婦ちゃん

 最近、患者のことを”様”で呼ぶ医療機関が多いが、なんか嘘くさくて好かん。近所の内科は”さん”づけである。

 その内科にインフルエンザのワクチンを受けに行った。

 そん時に、”Have a coke.Here!(矢印)”ゆうTシャツを着とった。”Here!(矢印)”が、ちょうどおやじの出腹(でっぱら)んとこにきている。

 注射が終わったあとに、かわいい看護師さんに、”ここにコーラが入っとんじゃね。(ぽんぽん)”と、ぷよっ腹を手でぽんぽんされた。

わし:・・・・。

わし:ほれてまうじゃろーっ!?(心の声)

 かわいい看護師さんは好きだ。でもしかし注射は痛かったし、やっぱり病院は好きになれない。

2017年12月8日金曜日

よい子は お風呂で寝ません

 127日(木)、午前5時過ぎ。窓のそとはまだ暗い。

 湯船のお湯は冷めきって、すっかり水になっている。さぶい…。

 いそいで風呂から上がり寝間着を着ると、勉強部屋の明かりがついている。娘が居眠りしとんだろうとのぞくと、ちゃんと起きて机でまだ宿題(課題)をしている。

娘:風呂で寝とったんじゃ。(顔はこっち見ない)

 起きとんだったら声かけてくれよ、とか、はよから手えつけんから徹夜んなんだって、とか、悪態をついているひまはない。早く寝ないと朝になる。ゆうか朝か。

 寝室に行くとカミさんが高いびきで寝ている。布団に入るが、時間がたっても布団があったまらない。さぶい…。体が冷えきってるせいか? 足をこすり合わせたり、尻のしたに手を入れてみたりしてるうちに、いつの間にか寝とった。手は、お昼近くまでしわっしわのままだった。

128日(金)、午前4時過ぎ。窓のそとはまだ暗い。

 湯船のお湯は冷めきって、すっかり水になっている。さぶい…。
 へんな姿勢で寝とったんで首も痛い。

 いそいで風呂から上がり寝間着を着ると、勉強部屋の明かりがついている。また起きとんかい、とのぞくと、ちゃんと机に向かって宿題(課題)をしている。

娘:やっとるうちにおもしろくなって、こんな(時間に)なった。(顔はこっち見ない)

 ああ、そりゃあよござんしたねえと、声には出さずに部屋を出た。早く寝ないと朝になる。ゆうか朝だわ。

 寝室に行くとカミさんが高いびきで寝ている。布団に入るが、時間がたっても布団があったまらない。さぶい…。
足をこすり合わせたり、尻のしたに手を入れたりしてるうちに、いつの間にか寝とった。尻は体温が低いらしく、手はあったまらない。

 あす土曜日は、あさ8時から自治会の一斉清掃でゆっくり寝とられん。きょうは早く寝たい。もちろん、お布団で。

2017年12月7日木曜日

マンガ家 小田ひで次氏 来広

 娘がパンフを持って帰った。小田ひで次氏が、講演で広島に来るそうな。

 "ミヨリの森"でけっこう有名んなった人なんじゃけど、きほん、マイナーで寡作。でもけっこうどしっと重く、気持ちにくるマンガを描く人で気に入っている。

 デビュー作の"拡散"は衝撃だった。少年の、タマシイの彷徨、ゆう感じ。濃ゆい絵と内容がマッチしていて、実に読みにくかった。衝撃だったのは読者だけでなくて、連載終了後は小田氏もつきものが落ちたようになって、次の作品描くまでがたいへんだったらしい。(”おはようひで次くん!”より)

 お近くの方は、ぜひどうぞ。うちは、行ければ一家でぞろぞろ行く予定。

 小田氏の講演はもちろん聞きに行きたいんじゃけど、どうして小田氏だったのか、講演を企画した人に聞いてみたい。きっと、小田氏の作品どれかに強く感化されることがあったにちがいない。



~孤高の漫画家~
小田 ひで次
講演・ワークショップ
比治山大学市民公開講座
日時:2017年12月17日(日) 開場13時、開演13時30分
場所:比治山大学
入場無料/事前予約不要
主催:比治山大学・比治山大学短期大学部


見にくくてすまねへ

2017年12月3日日曜日

”ウォーム・ボディーズ” ネタバレ注意

 ゾンビネタのラブコメと思ったら、思いきし、”ロミオとジュリエット”だった。

 ちゃんとハッピーエンドになっとる。が、

”いい話げなんじゃけど、思いきし彼氏食っとったし。脳みそなんべんもおかわりしとったし。”

 、とゆうのが一番笑えるところじゃった。

 最初のほうのぐだぐだしたゾンビ生活(一人称)が、も少し見たかったなあ。それと、人種や心身障害の差別が想起されて、ちょっとむずむずする映画じゃった。それも含めてのハッピーエンドどした。

 個人的に、主人公の”親友”というおっさんがええ味出しとったんと、マルコヴィッチさんが健在だったのがうれしかった。ジュリエット(ほんとはジュリー)のお父ちゃんが、だれだっけこのおいさん…、と考えよったらスキンヘッドと斜視で、おーマルコヴィッチさんだ、と気がついた。

 むかし、”マルコヴィッチの穴”とゆうへんてこな映画があって、すげーおもしろかった。気がする…。話の筋は、まったく思い出せん。