お世話になってる職人さんに2年ぶりにうちに来てもらったら、クルマがかわってた。すごくうれしそうだった。見せびらかすのに乗ってきてくれたんだが、ふだんの仕事でも使ってるとゆうことだった。
まえは、"正しい日本人"、ちゅうかんじでトヨタのミニバンだったんが、ぴかぴかの二人乗りコペンになっとった。
コペンはすごい人気で、新車は注文して何か月待ちとか聞いとったが、たまたま新車同然の限定車を見つけたんだそうな。内装もめちゃかっこよくて、バックスキンのレカロシートだった。
"人生楽しまなきゃ損だ"、と考え方を変えてみたんだそうな。
もう楽しくてたまらないっちゅう感じで、トップの電動開閉ショーまでやって帰ってった。
"これは荷物も乗るんですよ"と言うとったが、黒革の大きいカバンは助手席に乗せて、ジュラルミンのアタッシュケースだけをトランクに入れた。
スムーズに流れるようにトップがたたまれてトランクに入ると、見ていたカミさんとじぶんが、"おおーっ"と声をあげた。
銀色のアタッシュケースを囲んでぎっちりトップが入り、ちょっと斜め気味に入れられとったアタッシュケースは、横にも上にも一分のすきもないぐらいにぴったりだった。と、見てるとトランクのふたが閉まった。
アタッシュケースはメーカの純正オプションじゃないかっちゅうぐらいにぴったしだった。とゆうか、もう手袋ひとつ入らんのじゃないか?
さすがに恥ずかしいので街中では屋根は開けないそうな。もったいない…。休みの日には、海沿いを走って大島とかに行ってるとか。おお、おんなじですわとひとしきり盛り上がった。
カミさんは静かに出入りして閉めればかっちりの屋根にいたく感心していた。
"トンネルとか、もーうるさくって"
ま、うちんはソフトトップですから。
その職人さんには、"雨降ってなけりゃあ屋根開けちゃう人"に、ぜひなっていただきたい。道行く人にガン見されるのになれてもろうて。
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