2020年11月1日日曜日

いぼ(?)

 いぼ…

 

揖保× 異母×

いぼ【疣】

 

 天気よいし、ドライブに出かけ~の、ワンコにお触(さわ)りに行った。広場に野放しのワンコが触り放題とゆう、動物飼いたいけど覚悟がないわだくしには大変ありがたいところであります。

 

 飼い主さんが犬を連れてきてるドッグランはすごい盛況なのに、なぜか"ふれあい広場"の方はじぶん一人で。マスクした怪しいおっさんがぼーっと座ってると、犬ですらよってこねえ。寂しいかぎりである。もしかして、ワシの順位って、この広場では超低い? まあ仕方ないが。

 

 そのうち、もてもての女の子(の犬)が避難してきた。人の膝に乗ってるとオスどもがよってこないらしい。顔をちらとも見ないが仕方ない、なでなでわしゃわしゃして、またぼーっと過ごしとった。いーい天気だわあ。

 

 ほなら首の後ろにポチっと固いものがある。2~3mmばかりの丸い物体である。これって…、マダニちゃんじゃね?

 

 しばらく丸い物体を観察したり、指でつんこつんこつついた後、ほかにもないか全身をわしゃわしゃさわってみた。ほかにはながった。さすが人馴れしとる犬で、知らないおっさんが触りまくっても文句は言わなんだ。

 

 スタッフが来た時に思い切って言ってみた。"首の後ろらへんに、ダニみたいなんがおるんで、とっちゃってくれませんか?"

 

 オバ、お姉さんは毛をはぐって、"ああ、これ? 大丈夫です"。

 

 "なんすか、それ?" "…、イボです"

 

 "ババアっ(ピー♪)、イボなわけないじゃろ! いいかげんなこと言ってねえで早うとっちゃれよ"

 

 と、言うわけはなくて、"はあ、イボですかあ。ははっ。"つって広場をあとにした。んー何だったかのう。模様が左右対称っぽかったから怪しいのう。実物は血吸う前しか見たことないで、すこぶる自信がない。まあ万が一ダニでも必ず病気もらうわけでなし。

 

 マダニちゃん、別に山でなくともふつうに街なかおるらしいんで、お気をつけあれ。それこそ犬の散歩で家に連れて帰ったりするでよ。

 

 それより、根拠なく人を罵倒するとかいけません。心の中であろうと。私は今日罪を犯しましたお許しを、アーメン。

 

 

 

 

 

 

※以下、恐怖の参考画像(閲覧注意!)

じっと身を守るマダニちゃん


わしゃわしゃ歩く、マダニちゃん

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