ガキんちょが借りてくる、”亡念のザムド”を夢中でみている。
最初は、「ナウシカにラピュタの海賊船か、デザインがレトロ・フューチャーで変わってんな。」ぐらいにしか思わんかった。
で、いま3巻目までみての感想は、あんたら、こんなとこにまで触れて、責任とってくれんだろうな!、ちゅう感じ。
戦争、犠牲、信仰。被害と加害。そのエグさが、これでもか、というくらいに、露骨に、ストレートにえがかれている。
3巻目まででは、充分な説明はない。
なにもかもわからんで、状況に放り出されているのは、アニメの登場人物たちも同様と思われる。未来や目標が見えんままで、覚悟を決めるものと迷いつづけ るもの、確信犯を決めこむものと、現実にあらがおうとするもの。どちらにも、いまの時点では、それほどの差がないように思われた。
信仰にもとづき動いているとおぼしき、”北”の勢力(なぞ)。その信仰にもとづき、容赦なくひとの命をうばい、自らも殉ずる、白髪(アルビノ?) の少年少女たち。
海千山千のはずの船長の、「それは、こっちのセリフだ」という言葉が、ものすごく痛かった。悲鳴のようだった。思い出してもジーンとくる。船長の 複雑な気持ちと覚悟は、簡単にわかります、共感します、などとは言えない。すさまじいものに感じた。
だれよりも、船長に感情移入したのは、自分も年とったからか?
阿鼻叫喚の船内で、乗組員ひとりひとりの物語を、ていねいに、しかし説明しすぎずにえがいていたのは、さすが。関心いたしやした。
ごんごんと絵も物語も動いている中で、だれひとりとして、気を抜いて扱われているひとはいなかった。
さて、ビデオ9巻で完結の、このものがたり。
みごとにおさめられたら、拍手喝采。えらそな言い方だけど、ほんとに尊敬します。
ところでこれ、北米でも放映されたらしいけど、9.11以降のアメリカの人たちは、これをどのように見たんじゃろうか?
最初は、「ナウシカにラピュタの海賊船か、デザインがレトロ・フューチャーで変わってんな。」ぐらいにしか思わんかった。
で、いま3巻目までみての感想は、あんたら、こんなとこにまで触れて、責任とってくれんだろうな!、ちゅう感じ。
戦争、犠牲、信仰。被害と加害。そのエグさが、これでもか、というくらいに、露骨に、ストレートにえがかれている。
3巻目まででは、充分な説明はない。
なにもかもわからんで、状況に放り出されているのは、アニメの登場人物たちも同様と思われる。未来や目標が見えんままで、覚悟を決めるものと迷いつづけ るもの、確信犯を決めこむものと、現実にあらがおうとするもの。どちらにも、いまの時点では、それほどの差がないように思われた。
信仰にもとづき動いているとおぼしき、”北”の勢力(なぞ)。その信仰にもとづき、容赦なくひとの命をうばい、自らも殉ずる、白髪(アルビノ?) の少年少女たち。
海千山千のはずの船長の、「それは、こっちのセリフだ」という言葉が、ものすごく痛かった。悲鳴のようだった。思い出してもジーンとくる。船長の 複雑な気持ちと覚悟は、簡単にわかります、共感します、などとは言えない。すさまじいものに感じた。
だれよりも、船長に感情移入したのは、自分も年とったからか?
阿鼻叫喚の船内で、乗組員ひとりひとりの物語を、ていねいに、しかし説明しすぎずにえがいていたのは、さすが。関心いたしやした。
ごんごんと絵も物語も動いている中で、だれひとりとして、気を抜いて扱われているひとはいなかった。
さて、ビデオ9巻で完結の、このものがたり。
みごとにおさめられたら、拍手喝采。えらそな言い方だけど、ほんとに尊敬します。
ところでこれ、北米でも放映されたらしいけど、9.11以降のアメリカの人たちは、これをどのように見たんじゃろうか?
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