と、言ってずんずん入り込んでくのは、本家梨本さんでなく、映画"コミック雑誌なんかいらない"の裕也さんのほうを思い出す(どついたほうのヒト?)。
福島菊次郎さんの講演会に行ったんじゃけど、お話を聞く以外にももくろみがあった。
とある島(離島)に残ってる、昭和3〜40年代の写真(百数十枚)について、センセの写真ですか?、と確かめたかった。
講演おわったら会場とび出て、スタッフさんにひたすらお願い。"さーどーかねー?"と困っておられた。
チャンスはいましかない、と思って、自分でもびっくりするぐらいの押しじゃった。
けっきょく、たまたま講演前に写真集を会場で購入したのをいいことに、サイン会最後尾に並んで、ほとんど直接交渉。こころよく菊次郎センセに対応していただいた。
準備不足で、デジカメの画像をそのままノートPCで持ちこんどったんじゃけど、センセは一枚一枚をていねいに見て、違いますねと答えてくださった。
ほんとは、ほんの数枚見て自分じゃないとおっしゃっていただいたらおしまいなのに、すごくていねいに何十枚も見ていただいて、えらい時間、センセを拘束してしまいました。
菊次郎センセ、スタッフのみなさん、"祝の島(ほうりのしま)"にはりついてる写真家の那須さん、ほんとにご迷惑をかけました。そして、ありがとうございました。
帰り道は、興奮と、あーまた振り出しだわとぼう然とするんで、頭がぼーっとして歩いた。
だれなんだ? あの写真と写真にそえられた手書きの文章は。
p.s.買って帰った菊次郎センセの写真集"証言と遺言"を、子どもらがえらく熱心(かつ真剣)に見ていたのがうれしかった。痛い歴史、汚い歴史、痛い自分、汚い自分を見なければ、いまから、の話はできないと自分は思う(えらそうでスマヌ)。
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