ドア開けてsmart に乗り込んだおいさんに、"これ、つこうてください"と、タオルを渡す。"あ、ありがと"ゆうて濡れた服をふきふきするおいさん。
わし :いや、いま拭くんじゃなくて、(クルマが)雨漏りしたらそれで拭いてください。
おいさん:いやいや、そりゃあクルマじゃないじゃろ。
ゆう感じではじまった、JAFのカフェミーティングの一日。土砂降りにゃあならんかったものの、べったり雨が降り続いた、残念な天気だった。事故で通行止めになり、高速を途中で降ろされるとゆうおまけつきの、波乱の幕あけ。
メンツはいつものおっさん二人。カミさんには、雨が降っとるからと振られてしまった。
下道を通ったわりにはほぼ予定通りに会場に到着。雨ん中をスタッフさんが走り回って準備をしていた。
で、恒例のウェルカムドリンクはこちら。
インスタントでないおいしいコーヒーと、なんと、ウェルカム・ケーキであります。限定でケーキの提供があるとは聞いとったけど、想像以上にちゃんとしたケーキだった。おいしゅうて、おかわりしたかった。
クルマのほうはキャンセルがあいついだそうで、ぱっと見渡せるぐらいの数しか参加がなかった。とうぜん、いつものスーパー7をはじめオープンカーは雨がつらいので少なく、イベント初のバイクも来ておられなかった。残念!
そんな中でも、すんごいクルマがちらほら。やー、感動しましたわ。
はじめて実車を見たサソリの124(アバルトのスパイダー)。マツダのロードスターと兄弟とはとても思えん外観。いっしょうけんめいスポーツちゅう感じの現行車のデザインを残念に思っとったんで、こりゃあかっこええわあ。ちょっとでかい。でかく“見える”。
んで、まさかこんなクルマが、と絶句したんが、1960年代のムスタング(マスタング?)。なにからなにまでオリジナルとおぼしきその姿は感動もんだった。よくぞ雨の中を自走してこられました。とうぜん、乗ってた方もかっこよかったです。さすがです。
で、いちばん見れてうれしかったんが80年代のセリカ。こちらは四国から自走してこられたそう。クルマは走ってなんぼじゃけど、ちゃんとオリジナルで維持して乗ってるのがすごい。ライトもちゃんと開閉してました。じぶんは2stジムニー(81年式)を、面倒見切れんくなって手放しちゃったからなあ。
隣の兄ちゃんが乗ってたダルマのセリカからはじまって、じぶんにとってセリカはいつもかっこいいクルマの代表だった。
ほかにも撮りそびれたけどシェルビー・コブラのマッスルカーとか、展示車じゃあなかったけどルノーのトゥインゴ(現行smartの兄弟車!)とか、おもしろいクルマが見られた。
せっかく温泉があったんじゃけど、おいさん二人が、ずうっとクルマながめて話しとったんで入れんかった。会場はいわゆる道の駅じゃったんじゃけど、ひっきりなしにバスは来るしにぎわっていた。ご飯食べるとこも3つぐらいあって、買い物してすぐさようなら、じゃない工夫がされてた。建物も外構もすごいきれいだった。これで天気がよければねえ。
つぎ行くときは家族連れで。ビンゴの景品は…、入浴券でしたんで。
JAFのスタッフのみなさん、こもれびの郷の方、雨の中おつかれさまでした。つぎは周防大島だそうです。次回もぜひ!