昨年は、この時期に連日激しい戦いをしていた、イラガちゃん。正式名は、"ヒロヘリアオイラガ"さんです。ただし、その幼虫(毛虫)は、電気ムシだのオコゼだの、そりゃあブッソウな二つ名を持っておいでです。刺されると日本一痛いとか。
年2回毛虫は発生して、いまぐらいが2回目のおわり。毛虫たちはマユづくりをはじめて冬にそなえる。
ふだんは葉っぱの裏にいて、蛍光グリーンのはげしくめだつカラーリングのはずなのに、まったく見つめらんない。
それが先週から、木の幹だのへたすっと地べただの、無防備にもそもそ歩いてるのが多数目撃された。マユつくる木を選んでるんだろうか?、などと同僚と話していた。
それとともに、みごとに擬装されたマユをちょいちょい見かけるようになった。色はもちろん、表面の質感までまさに木で、それはみごとなもんですわ。
その昔刺されて悲鳴あげたことあるもんで、毛虫との対決は避けたい。どこにおるやら見つけるの大変じゃし。ゆうことで、去年は、徹底的にマユをとってく作戦に出た。
無防備なはずのマユ。動くことすらままならず、直接注射器のような毒針で攻撃することもできない。
はずなんだが…。なぜかマユをとって回ってると攻撃を受けてて、腕だの顔だのにジンマシンのようなもんができてカユいの腫れるの赤くなるの。
今回は偵察だけ、ゆうて何回か、何個かマユをとってみたが、やっぱり刺されてる。どうゆう仕組みなんだか、まったくわからん。
顔よりうえのをとるからやられるんかと、腰から下だけ、風向きまで考えてとったが、やっぱり腕にカイカイができた。顔もやられた。
マユの中からなんかが飛んでくるらしいんじゃけど、液なんだかちっこい針なんだか。
こいつらを捕食するトリだのハチだのがいるはずなんで、無敵なはずはないが、敵ながら感心する。ゆうか、感動する。ほんとによくできている。
でも、ゲシュタポよろしくセンメツ戦しちゃうけどね。
今週末は、長袖にタオルで覆面して出動でござる。いやがる同僚をむりにひきずって。
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