クルマの窓が左右、うしろとビニールなもんで、視界がひじょうにわるい。
これがきょうみたく雨なんぞ降ろうもんなら絶望的である。
雨にぬれてギラギラ光る路面、まぶしい対向車。正面すらよく見えない。道路にひかれたラインが見えんもんだから、どこ走ってよいやらわからんくなる。窓がくもらなくてこの状態。
さらに交差点を右左折するときはもう、半分あきらめるしかない。どーがんばっても見えねえ。
そういうときは、とにかく、"かもしれない運転"でスピードを落とすほかない。30年近く前に教習場のせんせからくりかえし聞かされた言葉である。
うしろにクルマがついてようが、おかまいなし。そろりそろりと止まりそうな速度にまでおとす。
こわい気持ちがなくなるわけじゃあないが、こんぐらいスピード落としとけば、人やら自転車やらひいても死にゃあせんだろう、などと思いながら曲がる。
しまった、"だろう"がまじっちまった。
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