2017年4月30日日曜日

実写映画 ”3月のライオン 前編”

 尺が、尺が足りねえ、って感じ。前後編にわけるっつっても。ちょっとごしゃっとした印象でござった。
 原作マンガもアニメも見てない人は、ついていけたんか心配になった。

 あと、将棋のシーンが多くって、ばしばし殴りあう格闘もんっぽかった。将棋はわからんのんじゃけど、緊張感がすごくて、息を止めて見た。その分、主人公の心の機微はすこし薄味になった感じ。

 どうしてもNHKのアニメとくらべてしまうんじゃけど、あっちはぜいたくに尺を使って、ゆっくりていねいに時間が進む感じなんで、それとくらべるのはこくかも。(アニメは10月からの続きがまた楽しみ。)
 映画の後編が、原作の筋からどう変えて、完結した作品にもってくるかが見もの。

 役者さんはみんなうまくって、違和感はなし。コスプレ映画っぽくはなかった。後藤さんがもそっと凄みのある人の方がえかったかな。うちの娘は後藤さんがいちばん(原作の)イメージにぴったりじゃったと言ってたが。
 主人公の姉のねっとりしたすごみは有村カスミさん、うまかった。色っぽくて、かつ怖かった。

 原作マンガもうちにあるんじゃけど、まだ読んでない。も少し映画とアニメを楽しんでから読もうかなと思ってる。映画の後編も見に行くぜい。

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