2011年10月11日火曜日

おわりよければ すべて

 終わりよければ、すべて、パンパカパーン。

 三日続いた、大イベントの"駐車場のおじさん"の状況終了。

 無事、事故もなく仕事を終えることができた。

 あ"あ"あ"、一枚事故報告書を書いたような気もするが、まあええじゃろ。駐車場内の事故じゃあなさげだったんで。けが人が出たわけじゃなし。

 いちんち中ほこりまみれの駐車場に立ってて、走ってて。一日一日と体が重くなり、足の裏まで、痛くないとこがないぐらいに、どよーんと筋肉痛。
 "生活リズム計"によれば、一日平均2万歩。三日で6万歩超と、普段の一週間分以上の歩数を動いてた。

 事故・けが人をだしちゃあいけん、ゆうプレッシャーもすごくて、Gの病が日に日に悪化。三日目には歩くのもつらいぐらいにシリが痛くなっとった。
 おまけに式典のある最終3日目の朝は、そのプレッシャーで腹までくだし、子猫のような、なんちゅう細い神経なんじゃと自分で思った。
 ストレス(正確にはストレッサー?)、おそるべし。

 でも、業務終了となったときは、もううれしくてうれしくて、同僚だけでなく、世話んなった警備のヒトらまで、ひとりひとりにお礼を言ってまわった。

 このイベントが、つぎにうちの地域に来るのは4〜50年後なんで、自分は確実に土の下、鬼籍に入っている。一生に一度のイベントだったっちゅうわけ。

 そのイベントの花の部分は、ほとんど見ることはできんかったけど、地響きのような歓声は、会場から離れた駐車場まで聞こえてきた。
 たとえハレの舞台でなくとも、大きな行事に参加することは、楽しいしうれしい。苦労したのが吹き飛ぶぐらいの感動がある。カゲの、とか、縁の下の、とか、控えめな気分じゃなくて、自分も一大イベントの参加者、ゆう充実感があった。
 始まる前は、超メンドくさいよけいな仕事と思いよったのに、勝手なもんだ。

 で、この高揚した気分を少し残しつつ、あすからは日常にもどってゆくのでした。

 職場の机のうえは、すごいことになっとんじゃろうなあ…。

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