大通りをまっすぐ行くところを、ジグザグに。カラオケや小さな飲み屋さんがならんでいる。人口に比して異様に飲み屋さんが多いんじゃけど、さすがにまだ明るいのでスタンドとかはあいてないようだった。
花屋の店先を通ったときに、店内から"チャタヌガ・チュー・チュー"が聞こえてきた。小野リサさんの声と思うが、静かで落ち着いた感じなのに陽気で大好きな曲だ。
すげーなつかし、と思いながら通り過ぎた。
それからは、家に帰ってからも、いまも、ずーっとこの曲が頭んなかを流れている。
ほんとの曲名かは、はなはだ自信がないが、「チューチュー・トレイン」みたいな感じと思う(ポルトガル語?)。
小野リサさんが歌ってるくらいだから、もともとボサノバなのかもしれないが、自分の頭んなかを流れているのは、もとはやったときの曲でも小野リサさんでもなく、細野晴臣さんのヴォーカル。
YMOが世界中を席巻した当時、自分も一生懸命レンタル"レコード"屋でレコードをせっせと借りていた。
あの3人は、自分にとって神様のようなヒトで、いまでも"ライディーン"とか聞くと、頭んなかにへんなものがどくどくと流れてくる。TVCMの"ポッキーオ"は衝撃だった。「なにやってんすか、みなさん!」。
YMOのレコードをおおかた借りてしまうと、こんどはYMO結成以前の細野さんや教授、高橋さんはどんな仕事しよったんじゃろう?と興味を持って、ずいぶん古いレコードも借りるようになった。
細野さんのソロだか、ティンパンアレーだかのアルバムに入ってたのがこの曲。
だから、頭んなかを流れるのは、うろ覚えの切れ切れでおんなじとこをループするんじゃけど、「こりゃまたはやいね…」と日本語がまじる低い声の細野バージョン。
で、きょうは休日出勤の代休をもらって、頭の中をこの曲が流れながら、いまから電車にのってマチへ遊びにゆく。
"こんちき・ぱぱれほ・ぱぱーん・ぱ・ぱーん"
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