神足さんは、500円のコーヒーを飲む店がなくなって、喫茶店で本を読むことはなくなったと、週刊アスキーに書いていた。
で、自分は、262円のコーヒーを頼んで、ミスドで本を読んでいる。
それが、してよいものやら自信はないんだが。
回転命のファーストフード店で、コーヒー一杯でいすわる客は、よい客とはいえない。
カウンターのとなりにいた高校生?ぐらいの若い兄ちゃんは、夏目漱石の「こころ」を文庫本で読んでいた。図書館で借りたんやら、えらく年季が入った本だった。
そのへりで自分は、ユリイカの荒川弘特集(鋼の錬金術師の完結記念)を読んでいる。
近代における"自我"について、若者が熱心に読んでるへりで、おっさんは、"イシュバール殲滅戦"と"等価交換"についての文章を読んでいる。
マンガも小説も、そのまま現実世界と重ねてしまうのは、大きな誤りだが、たがいにうつしあう鏡みたいなもんで、想像力っちゅう血でつながった兄弟のようなもんかと思う。
なんか、自分が賢くなったような気がするな(完全に、思い切りカンチガイです。)。言葉に酔わんように、気をつけねば。
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