大したことない近眼に、少し乱視がまじっているだけなので、ふだんはメガネをかけていない。それほど不都合はないので。
ところが、一日中メガネをかけてみると、世界がちがっていた。
何十メートルもむこうのヒトの顔が見える。遠くの景色が見える。
遠くの埠頭からお船が出発するのが見え、お船のうえに船員さんがずらっとならんでいるのも見えた。
裸眼だと車道はさんだむこうの歩道から手をふられた日にゃあ、だれやらぜんぜんわからん。思い切りあいさつしてみて、近づいたら知らんヒト、ゆうのもよくある。
むかしはこんなんだったんだろうなあ、と夕方しみじみ思った。
なにがええっちゅうて、きれいなおねえさんがよく見えるっちゅうのが一番良かった。
なんか得した気分
ただ、それだけ。
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