ダビンチかなんかに出とって、なんか頭に残っとった。
んで、本屋で見かけてショードー買い。
読んだ感想は。
「このヒトは、どっから来たんだろう」
絵はばつぐんにうまいんじゃけど、心に残ったのはお話の方。お話と、それをみせる構成。
短編集なんじゃけど、どの話を読んでも、なんかもやもやが残る。
そのもやもやは、心地よいものだったり、図星をさされたようでちくちく痛いもんだったり、いろいろ。
でも、このヒトは、まっとうなヒトなんだろうなと思った。
ヒトを踏みつけにして平気だったり、気がつかなかったり、ゆうことがないだろう。
単純にやさしいわけじゃなく、目線はきわめてクールだったりする。
とてもよい拾いものをしたような気になるマンガでした。
こんなヒトが、作品を発表したり、それがまた単行本として出版されるゆうのが、ニッポンのマンガの世界が豊かな証拠のように思えた。
もちろん、"ピースメーカー"のような、職人の、直球の娯楽マンガがあっての、このマンガじゃけど。
"竜の学校は山の上 九井諒子作品集"
九井 諒子 (著)
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