宣伝とかで見たパンクスの嬢ちゃんがすごい気になって。気に入ってか?
んで、見てみると、予想どおりゆうか期待どおりの、お嬢ちゃんを愛(め)でるアイドル映画だった。
横溝セイシばりの"犬神家の一族"は、どーでもえかった。もひとりの主人公のおっさんは、島耕作じゃったし。
お嬢ちゃんと一緒に怒り、泣き、カタキに対しちゃ、「そこじゃ。うらー、いてまえー。」と鬼になれた。
クールな活躍に喝采し、んで、最後に泣いた。心で。
あーもお、最後が、さいあく。あいまいでもええから、めでたしめでたしでええじゃん。
ラストのおっさんの、島耕作ぶりに怒り心頭。おっさん、あのままカエルみたいに解剖されてもえかったに。
むかむかするのと悲しいのとで、エンドロールの間中、ぼーっとしとった。
最後の方で、嬢ちゃんのかっこよさにどきどきしていかれとって、この監督さんが観客をどんぞこに落とすのが得意、ゆうのを忘れとった。
主演のお嬢ちゃんのインタビューと写真が雑誌にのっとって(女性自身だったか?)、すごいかわいいお嬢さんじゃったけど、映画の中のピアスだらけで無表情なお嬢ちゃんのままで、おっさん(自分)を殺すには充分に魅力的だった。
"シザーハンズ"で、世の女性たちがみんないかれてしまったように。
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