最新の22巻を読みはじめたら、あり?、ぜったい一冊抜けてるじゃん。
でもそのまま22巻を読み終えてから、よくじつ21巻を買いにいった。自分としたことが…。
泣かせる21巻、わくわく楽しい22巻っちゅう感じでした。
ピアノのショパン・コンクールがよいよ終盤なんじゃけど、主人公の少年とその親友(?)の最大の心の危機か?、ゆうところで20巻を読み終えとったんで、21巻はほんと泣かされた。ほっとした。
ほんといいわあ、一色さんは。
次の22巻は、会話も表情もみんな楽しくて、ほかのコンクール出場者の演奏も、すごく楽しめた。自分にゃあピアノの知識も、ショパンのことも知らなけりゃあ、演奏の音が聞こえるわけでもなんでもないのに。
あいかわらず、苦しい気持ちに置かれている子どもたちがいるわけだけど、カレ(作者)が子どもたちを置き去りにするはずがない、そう信じているので、うー苦しいと思いながらも安心して読める。
最終巻は、2つぐらい先かいな。遅れ遅れで出版されて、いつもじらされるんじゃけど、とにかくつぎが早く読みたい。
ちなみに22巻の表紙は、若くうつくしい阿字野先生でした。
一色氏は、マンガらしい絵のヒトなんじゃけど、白い余白をいかした装丁もあわせて、いつも表紙がうつくしい。
子どもたちとは別に、この阿字野先生も、もひとりの主人公なんよね。すべてを見通す、スーパーマンじゃなくて、一人の人間としての。
”ピアノの森” 21・22巻
一色まこと (著)
講談社(モーニング KC)
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