2010年10月12日火曜日

お日さまのにほひがする

 さいきん気にいってるのが、ソファに寝ころんで、ノートパソコンでインターネットのホームページをぶらぶらすること。

 あおむけに寝そべって、足をのばし、太もものうえにノートパソコンを置く。

 タダでいただいてきたパソコン。古くて、起動してから5分か10分はハードディスクがジーコジーコ鳴ってて、まともに動かん。
 でも、落ちついてからは、ブログやオークションを見てまわるぐらいは不自由しない。
 このスタイルに落ちつくまでは、家に帰ってからも"モバイラー"だったので、快適である。自分がパソコンを使いたいときには、たいてい、もうだれかがデスクトップパソコンを使ってたので、しかたなく3〜4年前のスマートフォンで、ネットをうろうろしていた。ただ遅いだけでなく、ブラウザが古いので、こったホームページはうまく表示できないし、フラッシュが使ってあったひにゃあ、画面が真っ白なまま。

 というわけで、A4フルサイズのノートパソコンでの散歩は、とても快適。

 ただし、ひとつ困ったことがある。
 パソコンの底面が、もうれつに熱くなること。

 触ったときに、温かいのではなく、はっきりと、"熱い"ので、長い時間使ってると、低温やけど間違いなし、というぐらい。

 でも、でろーんと寝そべっての散歩が気にいってるのだ。だらだらしたいんだ。

 で、休日など、長時間お散歩をしていると、太ももがずいぶんと熱くなり、少し痛がゆいような感じになる。
 さらにそのまま続けていると、ジーンズの太もものあたりから、なんだかいいにおいがしてくる。
 それは、天気のよい日に干した布団のにおい。そう、お日さまのにおいだ。

 低温やけどの経験はないが、けっこうやばいことは知っている。さすがにこわくなる。
 そこで、ちょっと姿勢を変えてみる。

 上半身は寝そべったままで、ひざを体育ずわりのように立てる。
 パソコンは、画面を本体から180度開いた状態にする。んで、おなかのへんに、びみょうに体(足)にさわるかさわらんかぐらいに立てる。
 くの字にまげた体のお腹んとこを支点にして、ノートパソコンが垂直にそそり立ったような状態。
 お腹のへんのタッチパッドを、こしょこしょと操作するが、少し出っ腹がジャマ。


 その姿勢でだらだらとネットのお散歩を続ける。

 しばらくして、太ももが冷めてきたら、またでろーんと足をのばして、太ももにパソコンをもどす。
 あくまで寝そべったまま。


 こおゆう、ただれた時間が、わたしは好きだ。

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