半分ほどお願いします、というと、「はいっ、はんぶんですね。」と、元気よく復唱してついでくれた。
ずいぶん前に、このお嬢さんに、半分ほどお願い、とコーヒーのおかわりを頼んだときのこと。
カップに半分ほどコーヒーをついだあと、首をかしげながら、カウンターのむこうに歩いて行ってしまった。
なんじゃろか?、と見ていると、コーヒーが半分入ったカップに、じょぼじょぼとお湯をついでいた。
そりゃ違うし、と心の中でつっこんだが、気が弱いので、持ってきてくれたうっすーいコーヒーをすすって帰った。
ずいぶんと変なことをいう客だ、と思ったにちがいない。
0 件のコメント:
コメントを投稿