2010年10月12日火曜日

ミスドの奥の席は・・・

 コーヒー一杯でいすわるし、たばこも吸うので、ミスドの席は、ヒトのジャマにならんように思って、できるだけ奥のほうに座るようにしている。

 きょうは、一番奥ではないけれど。

 きょうのミスドの奥のほうは、不思議なふんいき。
 なにがって、独語(ひとりごと)の率、高し。

 前の席のおじさんは、ずっと笑っている。笑いがとまらない。
 ひーひー言って笑っている。
 ひとりじゃけど。音楽もラジオも聞いていないし、電話もしてないけど。ひとりでたばこ吸ってるだけ。
 でも笑いがとまらん。
 なんか、聞こえとるんじゃろうか。思い出し笑いじゃろうか。

 んで、自分の右手のじいちゃんは、ずっと下向いて、お経のように、小声でぶつぶつ言っている。
 ときどき顔をあげて、「あーあっ」、とすごい大きな声でため息をつく。
 でしばらくすると、またぶつぶつがはじまる。

 そして、もうひとりは、わたしだが、携帯でブログの投稿をこちょこちょ打っている。ようするに、独り言。

 ここのミスタードーナツは、どんなヒトでも、おってもよいような雰囲気がある。
 若いヒトも年のヒトも。健康なヒトも、そうでなさげなヒトでも。自分も含めて。
 だから好きだ。いごこちがいい。

 さて、わたしも帰ることにしよう。
 じいちゃんは席を立ったし、前のおいさんの笑いも、いつの間にかとまっていた。

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