残業してへろへろんなって、時間もおそいんで、食べて帰ることにした。
もう、へろへろ。
さすがに、いいオトナが、三日連続で夕飯がドーナツゆうんはどうか、と思ったが、なに食べるんか考えるのがつかれる。
で、結局ミスドに入った。
疲れたときは、メシよりコーヒーとたばこ、ゆうことで・・・。
なにが食べたいかより、コーヒー飲んでたばこ吸いたい、ゆう基準でえらぶとミスド。そりゃ、ドーナツは好きじゃけど。
で、元気なく店に入ると、レジに、自分(わたし)のお気に入りのお嬢さんが、ダブルでならんでおるではなひか。
おー、これは得した気分、と思いながら、奥の席についた。
奥の席は、窓にむかったカウンター。
ドーナツ食いながら、窓からそとをぼーっとながめていた。
ながめるゆうても、窓のそとには、旅行会社がこれでもかとパンフのスタンドをたててるので、スタンドの背中以外はほとんど見えない。
スタンドとスタンドのわずかなすきまを、改札口へむかう人、改札口から出てきた人が、一瞬、ちらっとみえる。それも、窓にフィルムが貼ってあるので、みえるのは首から下だけ。ヒトが、記号のようだ。
たましいが鼻の穴からぬけでてるぐらい(エクトプラズム状態)ぼーっとしてると、店のお嬢さんが、コーヒーのおかわりをつぎにきてくれた。
おかわりいかがですか、ゆう声に、ビビッと反応して顔をみると、もひとりのお気に入りのお嬢さんだった。
三人そろった。お気に入り三人娘じゃ(おっさんが勝手に思ってるだけ)。これは、ビンゴだ。
ゆうよりも、スロットが、パンパンパンとそろって、メダルがじゃがじゃが出はじめた感じだ。ヤターッ、キターッ。
注)このお店は、通常、売り子さんは三人です。
一日のおわりのほうでいいことがあると、その日ぜんぶが、好い日だったような気になる。
この得した気分をたいせつにして、またあしたからがんばろ、と思って、とぼとぼとおうちに帰った。
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