2019年3月31日日曜日

猛なんとか注意 または カエルの子はカエル

 ドライブに出かけるのに一応子どもに声かけたら、めずらしく一緒に行くと言う。それも息子、娘の二人とも。

 往復1時間ほどの海浜公園に行って帰るだけのつもりだったが、ついでに計画変更して遠出してみることにした。

 潮風公園に寄り、大島に渡ってから道の駅で遅い昼ご飯を食って、大島を金魚でゆうと尾っぽにあたるぐらいの端っこの、なぎさ水族館に着いたのはもう日が傾きかけたぐらいだった。
 寄り道に時間食いすぎとった。特別すごいもんがあるわけでなく、景色を見、落ちてるものを拾って、ぶらぶら小学生のように遊べる23歳と20歳の大学生。変わってんなあ。

 水族館は前回来た時と微妙に展示が違っててまた面白かった。遠くから珍しいもんを連れて来たでなく、近海の生き物が中心なのになんであんな面白いんだろうと思う。あいかわらず、解説(とゆうかポップ?)がさえとって笑えた。

 でもなんとゆうてもいっちゃん盛り上がるのがタッチプールで、小さな水族館に似合わんぐらいに広い。ヤドカリやらナマコやらヒトデやら、さわり放題である。ナマコやヒトデはふつう海で見かけても怖くて触れんのんだが、タッチプールだと大丈夫な気がして平気で触れる。とゆうか、テンション上がる。

 魚もたくさんおったが、人の気配を感じるとみなあっとゆう間に逃げてしまう。それが、岩の陰におった450センチはあろうかとゆうでかいヤツは、近づいても逃げなかった。水に手を入れても逃げんかって、ついにはべたべたと腹を触りはじめた。かたく引き締まった筋肉の感じがよく伝わってきた。

 こりゃええ、と子どもらに呼びかけた。

わし:見て見て、こいつ触ってもぜんぜん逃げんで!

 ほんなら、どっちがゆったのか忘れたが、壁の張り紙に、赤い魚は指を噛まれることがあります、と書いてあるとゆう。

 まだべたべたと魚に触りつづけながらあたりを見回すと、どう見ても赤い魚とやらはこいつしかいなかった。
 どうやら、一番テンション上がってよろこんどったのは、50過ぎのおっさん…、わしじゃった。

 帰りのクルマで話しよったら、息子の手にべったりヒトデに吸い付かれた吸盤の跡があった。ヒトデの歩く進行方向に手をおいてたらどうなるんじゃろうと思ってたら、手の上に乗ったらぴたっと動かんくなったそうな。懐(なつ)かれたんだろう。水族館を満喫したんがわしだけじゃなくて安心した。

 時間がなくて陸奥記念館はおあずけで、水族館には一番楽しみにしとった"クラゲ・ライダー(※)"がいなかった。時期ずらしてまた行ってみたい。

※クラゲに乗って旅をする、セミエビかなんかの幼生。

2019年3月9日土曜日

第22回メディア芸術祭 受賞作発表

 毎年楽しみにしてるメディア芸術祭の受賞作品が発表された。
 さいきん直接本屋さんに行くことが減ってしまったもんで、貴重な出会いや発見の場になっている。

 受賞作品はマンガ以外も知らないものばかり。年のせいか情報を貪欲に集めようゆう意欲がなくなって、見るもの読むもの、きまったものばかりになってしまう。

 そんなわけで、少しでも知ってる作品や好きなな作家さんが受賞しとったり、審査委員会推薦になっとると、すごくうれしい。やっと見つけたゆう安心感か? わしも知っとんじゃあ、とゆう優越感か?(かっこ悪い…。)

 今回おもしろかったのがエンタメ部門の、"チコちゃんに叱られる!"の大賞受賞。

 チコちゃん…はまともに放送一回分を見たことはないんじゃけど、評判になってることは知っとった。新聞のコラムで触れられるぐらいなんで、よっぽどと思う。
 メインキャラのチコちゃんの作りが、NHKらしくて、かたくなにアナログな部分と割り切ってCGの部分とがあっておもしろかった。あと、出演してる人が岡村さん以外も、すごく楽しそうなんが印象的だった。

 メディア芸術祭だからして、技術的なことだけじゃあなくて、取り上げてる話題も含めて、番組全体を評価したもんと思うけど、そーかーメディア芸術かあ。そうゆう視点は全くなかったなあ。

 メディア芸術祭も22回目だそうで、はるばる来たなあ。

 あ、呉智英さん、功労賞おめでとうございます。お話の評価だけでなく、絵がうまいかだけでもなく、マンガを評論するってどういうことかを追及してこられた方と理解しております。たくさん賞を送りたい人がおるんかもしれんが、もっと早くてもよかったかも。