2019年2月12日火曜日

英才教育

 "窓のぐるぐる回すヤツ"の巻

 娘が路上教習のとき、踏切でたいそう苦しんでいると述べていた。

 クルマが止まるまえから教官が、窓を開けろだの、見れだの聞けだのつぎつぎに指示してくるんで、ものすごく焦るそうだ。

 いわく、窓開けるのが"ぐるぐる"じゃないんで、ボタンをどっちに押せば(窓が)開くんか分からんようになる、そうな。

 うんうん、ものごころついた頃からつい最近まで、クルマの窓はぐるぐるで開けるもんだったから、そうじゃろうねえ。親父のクルマなんか、窓がチャックじゃったし。

 もうすぐ卒検。時間がないぞ! がんばれ。
 ちなみにぐるぐるには、ウインドウレギュレーターゆうたいそう立派な名前があるぞ。

2019年2月10日日曜日

一瞬 ホンキを見た

 夕方の中国自動車道。

 霧雨がそぼそぼ降ってるだけなのに、なぜか50km/hの速度制限になっとった。気温も低くない。

 じぶんのsmart号は走行車線をおとなしく走っとったが、しずしずと流れる走行車線も、"メーター誤差があるから一発免停にはならない"ゆうぐらいの速度ですた。あ、通報はやめてください。

"まさかこんな時に、取り締まりしとらんとは思うけど、絶対やっちゃあいけんよねえ、一発免停だわ。"

 助手席の息子にそう言って、また映画の話題に戻った。
 元気なクルマたちがすぱーっと追い越し車線から抜いてく。

 その何台目かが横を抜いた瞬間、ミラーに赤いパトライトがぱかぱか回っとるのがうつった。"キター!" 狭い車内で大騒ぎした。

 ぽこっと小さいパトライトを頭に乗せたセダンがかっ飛んできた。めったに見ることのない、ゆうか見たことないぐらいのものっすごいスピードで、しかもまだ加速中だった。
 ケーサツこえー、スピードもこえー。

 しばらくゆくと、広めの退避帯に、パトカーに頭を抑えられるようにワゴン車が止められとるのが見えた。
 相当に負けてもらっても免停は免れそうもない。ナマーンダーブ、ナマンダブ。

2019年2月3日日曜日

白銀(はくぎん)は まねくよ

 この冬はいつになく雪が降らんくて、中国山地のてっぺんのほうも12月おわりごろにちょびっと降ったっきりだった。スキー場は雪がなくてたいへんだったらしい。

 それがカミさん連れて松江に行った1月26日は、ピンポイントでドカ雪になった。まさにこの日だけ。

 中国山地どころでなくて高速乗ってすぐの五日市のへんで、ぼたん雪がびゅーびゅー。みるみるうちに道に雪が積もってくる。クルマは走っとんのに黒いわだちはやがて消え、真っ白な道でsmartの床下がざくざくごりごり鳴り始めた。も、地べたに直接あし(タイヤ)がついてる感触がねえす。

 山陽道、中国道とずんずん進んでくと、トンネルを抜けるたびに雪はゆるくなったりひどくなったりするが…、やっぱひどくなるよね、当然!

 で、いつもの休憩ポイントの安佐のサービスエリアに着くと、あーあー、ここはスキー場ですか?状態。昼近くだったがクルマはまばらで、クラブ遠征とおぼしき中坊が嬉々として雪だるまを作っていた。
 除雪はまったくされてないで10cmから15cmの積雪。クルマは店舗玄関の真正面に駐車したが、歩いていくと、新雪ごきゅごきゅ状態。スキー場でしか味わえんような真っ白でふかふかの新雪でありました。

顔面凍りついて人相変わってますが、うちの子です


SA店舗へのケモノ道

 休憩終えて出発し、さらに山の高いほうへ。ときどき地吹雪状態になり、"勇気ある撤退"もあたまをよぎったが、中国山地の峠を越えて松江が近づくと雪はすっかり止んでしまった。松江市内は、雪まったくなし。

 息子んちの掃除&洗濯を終えて、夕方暗くなり始めてから松江発。道の凍結がとにかく怖かったが、けっきょく出発は遅くなってしまった。

 中国山地をどんどん上ってくと、やっぱり来たー! 吹雪状態。でっかいボタン雪がびゅーびゅー吹いてるもんで視界が数十メートルしかない。ライトで照らしてもすぐそこの降ってる雪がぼやっと浮かび上がるだけ。時たま突風吹いてさらに見えなくなる。

 道は完全な積雪路でシャーベットですらない。もう車線のどこ走っていいやらわからない。追い越し2車線になったら、みなさんそのまま車線踏んづけて、走行車線から追い越し車線にななめにカーブを曲がってく。ふつうんとこ0.7車線で、追い越し区間は1.5車線ゆう感じですわ。

 またまた休憩で安佐のサービスエリア(上り側)に着くと、さらに雪は積もっとって、20cm超(?)。smartさん、積もった雪が腹を擦っとった。クルマはみな駐車のワク無視して駐車されてるが、20cm超えるような深いレールが刻まれとんで、先人のそれを外れるのも勇気がいる。クルマが少ないのをいいことに、smartもばばーんとワク二つのど真ん中にとめた。もうしょうがねえんですわ。





 家に帰り着いたのは夜9時過ぎ。とにかくぶじに帰れてよかった。帰りの安佐SA近くでは、路肩に突っ込んだクルマを3台見た。はげしく損傷しとるようには見えんかったが、どちらさんも自力脱出不能になっとった。

 事故なく帰れたんは、まだ新しいスタッドレスタイヤのおかげか、慎重な運転のせいか、はたまた、ただ運がよかっただけか? 雪がとける間もなかったのでつるつるアイスバーンはなく、積雪・圧雪路ではずるりと滑ることはなかった。ときどき後ろ足(後輪)がむずむずするだけで、横滑りやABSのランプがともることもなかった。雪がひどかったのが高速道だけだったせいでせう。急な加減速やカーブがないでな。

 去年の、夏タイヤで雪の県道に降ろされた時のような恐怖はありまへんでした。やっぱ冬の高速は冬タイヤ。それでもホイールベースが超絶短くて後輪駆動のsmartさんは怖いっす。ただのオールテレーン・タイヤでも雪ん中をがんがん走れた2stジムニーがなつかしい。