2024年4月26日金曜日

ぷるぷる

 残業して職場をでたのは8時前、暗くなってから。
 横断歩道を渡ると、ビルの花壇ににゃんこ先生がおった。前足後ろ足の間を狭めて、背中をとんがるぐらいに丸めて…んこされとった。アルファベットのAみたいな形。

 2mほどの距離の真ん前につったってじーっと見とったが逃げない。
 ぬこもこっちをじーっと見てる。ときどきぷるぷるしてる。ほぼ、にらみ合い状態。

 これは写真撮るしかないおもてポーチからケータイ抜いた…、とたんにぶーって電話が鳴った。カミさんからだった。

 カミさんとしゃべりながらもにゃんこ先生の前に突っ立って、ずーっと見とった。にゃんこ先生もずーっとこっち見とる。

 あー話が長い! で、にゃんこ先生は電話が終わる前にことを終えて、振り返りもせずに道路をわたって行ってしまった。通りの車は多くって、にゃんこ先生に気づいたバスが減速した。

 ものっすごい、いい写真が撮れるとこだったのに。残念であった。


2024年4月13日土曜日

マンガ そして"beautiful place(2)" 松本次郎/作

 2巻目はすごくていねいにお話が作られていた。とくにカップケーキ。戦闘シーン以外のとこが一番殺伐としとった。
 4班のお嬢ちゃんたちかわいかったなや、カップケーキ。

 じぶんが士郎正宗さんの匂いがしたと思ったのは巻末の注もあったかもしんない。士郎さんはト書きの王様じゃったが。



beautiful place(2)
松本次郎/作
出版社: ヒーローズ
 (ヒーローズコミックス わいるど)
発売日: ‎2024/4/5


マンガ "beautiful place(1)" 松本次郎/作

 こおれは、おもしろい! 松本次郎さんははじめて読んだ。

 がっちりした設定とぶっとんだバカバカしさがうまく入り混じっとる。
 殺伐としとるのに笑えるとこ多し。いかれてるはずの登場人物がしんみりさせてくれたりする。

 クランというグループのお嬢ちゃんたちが80年代のアイドルみたいなカッコで、髪型が聖子ちゃんカットとかしびれた。

 殺陣やら銃器の扱いすんごいす。勝手な印象として、なんとのう士郎正宗さんの昔のマンガの匂いがした。どこがどうかはすまぬ説明できない。

 そりゃあええとして、描くんが大変と思います。全身イレズミとか武装フル装備のお嬢ちゃんがたが飛んだりはねたりするで。ざくざくした線で強迫的なぐらいに画面が全部埋めてあります。一木一草、全部に意味があんだろうなあ。きっと。

 いまならなんと! 2巻が発売中。早く続きを読まねば。



beautiful place(1)
松本次郎/作
出版社: ヒーローズ
 (ヒーローズコミックス わいるど)
発売日: 2022/3/29


2024年4月11日木曜日

どれすこーど

 あした職場の歓送迎会。

 幹事さんにカジュアルな服装で来てください言われた。

 アラフィフ超えて60近いおっさんは、どんな服装で行けばええんじゃろうか?

 ヒント どっかの会社の入社式。

2024年4月7日日曜日

マンガ "かまくらBAKE猫倶楽部" おかえり! "はなしっぱなし"

 "はなしっぱなし"大好き、大好物であります。
 不思議でかわいくて、ちょい怖い(いや、まじこわい)。

 隠す気もなく怪しいが、いやいやいやいやええ感じ。はよつづきはよ。

 巻末に書いてあった相良人形(猫に蛸)が…ここここれわ! "タコサロメ"!!
 (田島享央己氏のお彫刻でつわ)




"かまくらBAKE猫倶楽部(1)"
五十嵐 大介/作
出版:講談社(BE LOVE KC)

2023年12月16日土曜日

困難は知恵と勇気で 【迷惑メール】

 突然始まった怒涛の迷惑メール攻撃。初日で100件超。2日目以降は1時間のうちに20~30ぐらい来とって、四六時中電話がヴーヴー鳴ってる状態。メールアプリはずらーっと迷惑メールが新着でならんどって、必要なメールは完全に埋没。

 

 反応したら負け(で、終了)なんで対処しようがない。一斉削除するんも悔しいので、一件一件心を込めてスパム通報しとった。機種や電話会社の迷惑メール設定をかえてみたが効き目なし。くっそーよう考えとんなあ。

 

 もう嵐が過ぎるのをただ耐えるしかないんかと思うてぐったりした。

 

 心を込めて(呪いを込めて)ちくちく通報処理してるときに、じつはメルアドの最後、トップドメインが同じなことに気が付いた。それも外国の政府系のやつでじぶんにメールが来るはずないやつ。100%なりすまし。

 

 んで、このメルアドのお尻の文字"後方一致"で拒否メール設定したら大当たり。かなり減るかもと期待しとったが、結果ひとつも来んくなった。ぜんぶが同じトップドメインだったらしい。

 

 うれしかったわー。いらいらから解放されたんと、ひらめきが当たった気持ちよさで。

 

 へへん、ざまーみろ。かーっ、ぺっぺっ。

2023年12月2日土曜日

リアル呪術廻戦、特級呪物の巻

 一家で夕飯を食べながら、TV"クレイジー・ジャーニー"の録画を見ていた。
 ゲストは呪物のコレクター兼、研究家兼、怪談話家(うさんくさすぎる。嫌いじゃない)。その人物がタイに呪物の買い付けに行く話じゃった。

 "この仮面は人間の顔の皮をはいで作られています"

 "はえー、すげ" "きもっ" もぐもぐ。てな感じ。

 それで思い出したんじゃが学生時代に、著名な民俗学者が講義をするってんで、違う学部だったが覗きに行ったことがある。集中講座だった気がする。

 途中で先生がこれは資料ですと言って石ころのようなもんを回し始めた。前の学生から後ろへ、前へ。自分も手にとって見て次の人に渡したが、ただの石ころだった気がする。
 資料が回っている間も先生は淡々と講義を続けていたが、じぶんとこに資料が戻ったときに、さらっと言った。

 "これはどこそこの御神体で、見たら死ぬと言われています"

 "ぎやー" 学生が一斉に叫んで教室がどよめいた。しゃれにならん、めっちゃ怖かった。ぞーっと体にも反応出てた気がする。

 その講義の中で、もっと怖い話もうかがったが、その話は…いまでも、あまりに怖すぎて文章には書けねえ。呪物を使って呪詛かける職能集団にかかる話ですた。

 その先生のお名前は、宮田登さん。もう鬼籍に入られました。