2018年7月11日水曜日

天災は 忘れてなくともやってくる




76日金曜日、夕方から外局の当直の応援に出かけた。台風はおおきくそれとったが、まるで水の中をくぐってるぐらいのどしゃぶりで、おまけにいかほども進んでないのに検問に引っかかって通行止め。
ほとんど一本道なもんで、すんごくおおきく迂回してみたがそこも検問やってて行き止まり。脇道を探してやっとこさ目的地に着いた。

さいしょのうちは正直なめとって、あさ6時ぐらいにゃあお役御免でお家に帰れるかなあ、ぐらいに思うとった。ところが夜がふけるにつれて近所にどんどん土砂崩れの被害が出てきてたいへんなことになった。
そのうち役所から付近一帯に避難勧告が出されて、もう撤収するにできんくなってしもうた。どこが崩れとるやらわからんのに土砂降りの中、闇夜を走るわけにはいかない。

 まんじりともせず、ひたすら夜明けを待つ。明るくなるにつれ雨は少しましになってきたが、被害はどんどん広がって、ケータイはピロリンピロリンと鳴りっぱなし。あの音は初めて聞いた。

 あさ10時だかにやっとじぶんの職場にむけて帰るべく出発。いたるとこに大雨の傷跡が残っとった。で、また次々に通行止め。
 山道は突然ガレキの山のダートになったり浅い池になったり。はては山んなかなのに道に450cmクラスのでっかいコイがぼてぼてと落ちとったり。使った社用車が軽トラでよかった。
 錦帯橋のへんらではひどいときには道路をコイが泳いでたらしい。

 なんどか通行止めにあって迂回路探して、やっと主要幹線に入れたと思ったら、冒頭の写真の状態。
 片道1車線とはいえ、ここってうちのマチの大事な大動脈なんすけど。トンネルの入口は山に戻っとった。まるで道を作ってる途中みたいな。

 被害は甚大であります。

0 件のコメント:

コメントを投稿