2010年6月26日土曜日

映画、”祝(ほうり)の島”

 今日は、映画、”祝(ほうり)の島”を見てきた。
ざっくり乱暴にくくると、対岸に原子力発電所が計画された離島を舞台にした、反原発のドキュメンタリー映画。
しかし見終わった感想は、以外に近くに存在した、ユートピアの話、というもの。
ただし、ユートピアには、ユートピアにふさわしい人しか住めない。粗食に耐えて労働することができないわたしは、一生ユートピアに住むことはでき ないだろう。また、来訪者としてその島を訪れたとしても、わたしにはそこが理想郷であることは実感できないだろう。
よく話し、よく笑い、よく働く、島のじい、ばあ達は、自分たちの生活を、なんとも思っていないと思う。あたり前のことを、あたり前にする生活、それだけ だから。
とにかく、感動したのは、途中途中で挿入される、棚田の話だった。天にそびえる石積みの上の、”おじいさんの”水田である。
たった一人がなした、気の遠くなるような努力の積み重ねは、まるでお城の石積みのようであった。天に向かってそびえる城のようだった。

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