2013年8月17日土曜日

映画”パシフィック・リム” さいこーでツわ

 監督さんがアニメ、マンガ好きとなんかで読んでたので、アニメのスーパーロボットものを実写化したもんと思ってた。マジンガーZとか勇者ライディーンとか。古い?

 それがもう、鳥肌たつぐらいに特撮映画だった。

 ハリウッドが本気でゴジラつくったらトカゲになっちゃったんだけど、このCG使いまくりの超大作は、セットと着ぐるみのにおいがほのかにする、むかしのニッポンの特撮映画のものすごいやつだった。ものすごいけど、SFXゆう言葉はあわなくて、特撮映画。

 いまのCG特撮に通じるような、ハリーハウゼン先生の緻密さと、ニッポンがこだわってた着ぐるみ特撮のダイナミックさが合体した感じ。

 もちろん突っ込みどころが満載なんじゃけど、それもふくめてうれしくてしょうがなかった。

 "おー うおー よっしゃー!"、と心ん中でしじゅう声をあげながら見てて、なんでまわりの人は静かにおとなしく見とんじゃろうか?、と不思議に思った。

 この映画を、いまは休館中の地元の映画館でかけてくれたら、のりのいいアメリカ人の兄ちゃんといっしょに見れて、倍たのしかったんじゃないかと妄想した。

 おたけびあげたり、拍手したり、立っておどったりしながら見る映画ですがな。

 カイジューと巨大ロボが格闘すんのを素直に喜んで見れる。ひさびさの経験でした。平成ゴジラ、ガメラ以来かもしんない(TVで"ミカヅキ"ゆうのもありましたな)。

 ごく一部、"許されざるもの"の予告編のようなマジなシーンがまちがって混じってましたが(女優:芦田愛菜が鬼気せまる熱演とこ)、はじまりから終わりまで一直線。こまかいギャグもしっかりまじえて、一部のスキなく楽しめます。特撮フアンには。

 ハリーハウゼン先生と本多さんに捧ぐ、ゆう神様二人へのテロップにも納得。ゆうか涙…。

 まだ見てないヒトは、劇場へ急げ! DVD化を待っとるばやいじゃないぞ。

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