2013年5月13日月曜日

ニッポンの新様式

 しょーどーに勝てず、買ってしまいました。

 ガンダム世代ではあるが、まったく知らないガンダム00(ダブルオー)のプラモ。

 ようもないのにおもちゃ屋に入ったのが運のつき。いっこ買っただけでも、なにやっとんの、と妻にしかられそうなのに、ふたつも買(こ)うてしもうた。

 レジ前に積まれてる怪しい雰囲気にすいよせられたら、倉庫の整理ででてきた、箱破損の処分品とか。

 知らないガンダムさんではあるが、これはお助けせねばと思い、"いくつ買うか迷うんよね"、などと言っとったら、"じゃ2個で千円"と店員にゆわれて、よしゃっ、買った!

 1/100スケールなんじゃけど、持ったときの重みにびびる。ものすごいパーツ点数で、"スグミ"でも死ぬんじゃねえかな。

 たかがプラモデルの、それもアニメ企画のもんじゃけど、ガンプラ(アニメ、ガンダム関連のプラモデル)は、すごい技術のカタマリと思っている。
 部品の分割のしかたまですごい工夫がしてあって、多色成型で部品に最初から色がついとるんで、素組みをするだけでも充分見栄えのするもんができる。おまけに関節がすごくて自由度が高いんで、ポーズをつけるのが悩ましい。ヒジ、ヒザの二重関節とか、人間の人工関節に応用できんのかいな?、と思う。実物の関節の100パーセントコピーをめざすより、筋肉はそのまま使うけど、構造・仕組みはまったく違うっちゅうもののほうが、機能が近いもんがつくれるんじゃあなかろうか。

 企画するヒト、原型をつくるヒト、金型をつくる会社に成型の素材と仕上げ、etc。おおげさじゃけど、江戸時代の浮世絵みたいに、すごい職人が集まってできた立派な工芸品では?

 通産省が"日本の新様式百選"とかゆう企画をやったときに、伝統的な工芸品や先端の工業製品にまじって、ガンプラの"ザク�"がはいっていた。いちばんうれしかったんは、ガンダムじゃなくて、ザクが選ばれたことじゃったけど…。

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