2010年9月23日木曜日

『バイオハザード IV アフターライフ』(わずかにネタばれ)

 なんか、不思議な映画だった。

 面白かったと思うんじゃけど、人に胸はって勧められるほどでなく、哲学的なわけでもないのに、なんか、見終わったあとに、なんか引っかかるもんがあった。不満ではないんじゃけど、なんかもやもや。

 アクション映画ゆうほど、アクションシーンばっかり、でなく、でろーんとだるいようなシーンがながながとあったり。かといって、哲学的なわけでもなく、全体としては軽い印象。
 一作目は、全体がMTVのビデオみたいな印象じゃったけど、今回は前半の、主人公ひとりの孤独なシーンがやたらながく感じられて、それで映画全体の印象が変わったかも。

 エイリアン2みたいな、"脳ミソからにして見るアクション映画"かと思ってたので、ひょうし抜けした。
 ひとりきりで、ビデオに向かって語りかけるとこは、エイリアンの、シガニー・ウィーバー思い出したな。「わたしはリプリー、ノストロモ号の最後の乗組員」、てなことを言ってたやつ。

 アクションシーンは、スローモーションが面白く、"画(え)"がきれい、ゆう感じ。一作目でも、この監督さんはスローモーションを多用してたので、好きなんでしょう。
 マトリックスのまねし、ゆう気はせず、「ほんとこの人、スローが好きじゃねえ」、と笑ってしまった。

 で、この映画の見どころは、雨に打たれる中島美嘉と、ジョボビッチさんの"にの腕"かと。
 あ、あと、必殺処刑人みたいなアンデッドがかわいかったです。中世の処刑人みたいなヤツ。”処刑マジニ”とかゆうそうです。フィギュアがでたら、買ってしまいそうだ。

 冒頭のトーキョー。中島美嘉のシーンは、たっぷりと時間が使ってあって(やっぱスローモーション)、きれいで雰囲気があった。選んだのが中島美嘉、ゆうのはビンゴだったと、"わたしは"、思いました。
 やっぱ、そうだったか。どうりでやせ過ぎと思いよったんよね、中島美嘉。アンデッド、ゆうよりは、バンパイアじゃったけど。

 残念なのは、かぶりつくおじさんが、普通すぎること。どうせなら、1.すだれ頭、2.こぶとり、3.セルのメガネ、ゆうぐらい、"記号"みたいなおっさんじゃったらえかったね。

 ほんでジョボビッチさん。しっかり歳をとっておいででした。体形といい、お肌といい、化粧のしかたといい。
 きちんと歳をとってて、きれいかっこいい、ゆうのがよかったかなと。無理やり、(見た目)歳とらん、気持ち悪いヒトもおるけど。


 まとまらんけど、まとめを。

 エイリアンと比べてしまうんじゃけど、エイリアンは、1も2も3も、ぜんぜんつくりが違ってるけどスゲー、ゆう感じじゃったけど、あそこまでの個性はないかなと。
 でも、次がつくられるなら、また見に行きたい、ゆう感じ。
 ゲームやってるヒトなら、もっと楽しめると思うんじゃけど。いろいろ仕組んであるらしいです。
 とりあえず、テレビで放映される"3"を、楽しみにしてます。この映画につながる内容らしいので。
 なんでアリスがゾウリムシみたく増殖してたかも知りたいし。

0 件のコメント:

コメントを投稿