2017年8月13日日曜日

かぜぐすり

 遠方に住む息子が大風邪を引いた。熱が39度を超えているという。

 動けるようになったら薬を買いに行くか病院に行くかしろと言っておいた。しばらく死んだように寝ていたらしいが、なんとか起きられるようになって薬局で薬を買ってきた、と電話が入った。

 一人暮らしは病気になったときがつらい。動けるようになるまでは、飯も食えんで寝とくしかない。そうゆうときにかぎってだれもたずねてこない。

 2〜3んちたって帰省するのに迎えに行った。息子んちについたのは昼近くだったが、まだ寝巻だった。起きられるようになったと言ってたが、咳がとまらない。腹筋が痛いとゆっていた。声はガラガラで完全に変わっていた。

 ふと、息子が買った風邪薬とやらを見ると、ルル"のど飴"、と書いてあった。

 たしかに、風邪そのものに効く薬はないかもしれんが、のど飴じゃあ熱は下がらんし楽になるわけないじゃん。ハタチすぎてこれかい、と息子の将来がすこし心配になった。

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