2017年8月15日火曜日

実写映画 ”銀魂”


こわいもん見たさ半分で、"銀魂"を見てきたが、期待以上におもしろかった。原作かTVアニメを見てる人限定かもしらんが。

 基本、コスプレ映画のはずなんじゃけど、登場人物は違和感なくて、最初からこんな感じっちゅう気持ちで見れた。絵として似てるかどうかは別として。あー、例外はムロさんだけですね。

 宇宙人の造形の割りきりはすごくて、テレビの戦隊もの以下だった。マスクかぶってるだけですやん、ゆうぐらいにひどい。そのマスクもとってもちゃちい。マチとか宇宙船のCGとかも、こんなもんでええやろ、ゆうレベル。まあこんなもんでええんですけど。

 人の演技の方はすごくて、芸達者な人が本気で演技して、本気で遊んどった。みんな楽しそうだった。原作なみのノリで十分に楽しめた。

 見どころは、まじめな姉ちゃん役の菜々緒さんと、下品な宇宙人の娘役の千年ちゃんこと橋本環奈さん(ハシカン)のからみであります。会話もアクションもえかった。
 ハシカンの神楽(美少女宇宙人。ただし中身はゴリラ)は、いいもん見せてもらいましたわ。下ネタを連発し鼻ほじをするハシカンは、"必然性があったので脱ぎました"、ゆうて映画でヌードを披露する清純派女優なみのおもしろさがあった。"腹が気になった"(うちの娘)。

 できればこのメンツで毎年銀魂の映画やってほしい。90分ぐらいで、盆でも正月でもええから。やっぱ、銀魂の本編はギャグですわ。まじめなエピソードは番外編。

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