妻から、最後通牒を受けた。
「もう、ええかげん。捨ててもええじゃろ。」
子どものベッド下の収納スペースから引っぱり出されたのは、月刊漫画誌、"アフタヌーン"の山。
定期購読しとるんじゃけど、「ヒストリエ」と「ヴィンランド・サガ」ぐらいしか読んでなくて、積んで自分の股下ぐらいほどになった塔が、ふたつある。
資源品として出荷するために、ひもでくくることとした。いっちゃん古いのは2010年2月号。記憶のかけらもない。しかしいざ捨てちまうとなると、すごい惜しい。
けっきょく読みはじめた。
「それは…、なに?」(通りすがった妻)
「ミイラです」(わしわし)
アフタヌーンは、載ってるマンガがみな濃ゆくて、横断して読むにゃあすごいエネルギーがいる。
マンガごとに波長がえらくちがってて、しかも出力はみな異様に高い。波長あわせが大変で、一冊を読み終えて翌月分を読みはじめると、前の号と話をつなげるのがまた大変。
それでも一日数時間、すごい集中力で読み続けてると慣れてきた。全作品を読んでるわけじゃないが、複数のマンガを同時進行で読みこめるようになった。
で、きのう2011年9月号を読了。
その間、仕事の日や家族の遠足(高校生も含めてだぜい)があったが、とにかく読みまくって、ようやく見覚えのある表紙になってきた。
しかし、脳みそはへろへろになり、頭の奥がこげ臭いような感覚がある。なによりも目の疲れがものっすごくて、重痛い(おもいたい)。
もっ、目だまがもげそう。
「そりゃ、そじゃろう」(息子)
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