2012年5月15日火曜日

せんたく せんたく

 だれにでも、理屈じゃないこだわりがあるもんがあるだろう。

 ヒトにとっちゃあどおでもええことじゃけど、自分の思いどおりでないと、えらい気持ちわるい。

 自分が受け持ちの数少ない家事のひとつが洗濯。

 洗濯機をまわすのは妻がするが、それをあさ干して、夕方乾いてから、たたんでタンスに片づけるまでは自分の仕事と思っている。

 めんどうなんじゃけど、ヒトがすると、えらい気に入らない。

 日曜日、家族全員が休みで自分だけ仕事。いつもよりあさのスタートが遅くて、自分だけがばたばたと出勤した。洗濯物を干してないのが気になったが、もうギリなんでしかたない。

 んで、帰ってからのこと。

 とりこんだ洗濯物を見て、なんじゃあこりゃあ、と思わず口にしてしまった。

 シャツやタオルはしわしわで、形もくずれている。タオルなんかは台形だったりひし形だったりする。

 「タオルが、四角じゃない」

 「ヒトが干したのに文句ゆうちゃあいけんちゃ」

 妻ににらまれた。

 そこで、「あんたはヒトのことに文句ゆうじゃん。いっつも。」と口にしてしまったら、ゴングが鳴ってしまう。くわばらくわばら。

 心ん中でぶつぶつ言いながら、ぎゆうぎゆうとのばしながら洗濯もんをたたんだ。

 家事は段取りとスピードが大事である。ていねいならええっちゅうもんじゃない。

 自分が洗濯干したら、えらい時間がかかる。色物はひっくり返して、ぱんぱんして、しわをていねいにのばして、などとやってたら、ほかのことができんくなるだろう。

 いちいちシャツとか靴下とかひっくり返しとったら、たたむときにせんないじゃん、と何度も妻に言われている。

 義務でやってんじゃあなくて好きでやってんだから、思うように、わしが気持ちいいようにやらしてくれい。

0 件のコメント:

コメントを投稿