2013年6月28日金曜日

すずしい夜

 帰り道、ひさしぶりにリアの窓を落として走った。

 いっときはこのまま夏になるんかと思うぐらいに夜も暑くて、クルマの横の窓をりょうほう落としても風がなまぬるいだけ。信号で止まるとくそ暑くて、扇風機がわりにファンを回したりしてた。

 それがこの1週間だか、夜は空気がつべたくて、窓あけて走るとじつにきもちいい。

 さらにリアの窓を落とすと、これがさらにすずしくてきもちいい。首まわりを流れる風が最高。

 家につくまぎわの直線(片側二車線で約2km!)を、とことこと走るときしあわせ。びんびんにエンジンまわしても速く走れるわけもなし。とことこ走るのがぼろグルマにはやっぱりちょうどいい。
 窓をぜんぶ落としてとことこ走ってると、昔々のその昔、ノーヘルでスクーターを乗りまわしてたときを思い出す。

 ただし、家に帰りついてから、ぜんぶの窓をせこせこと閉めるときがちょいさびしいんですわ。

 しまりのわるいジッパーなもんで。窓がですね、ビニールですわ。クルマ自体がビンボくさいんじゃけど、暗い駐車場で、ジッパーをよいしょよいしょと閉めてると、いっそうわびしいです。

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