2011年10月20日木曜日

おっさん プチせいけいすること

 自分には、子どものころからみがいてもきれいにならない、白くならない歯が一本あった。
 黄色とゆうよりは、薄い茶色というぐらいに、はっきり色が入ってて、気にならなかったと言えばウソになる。

 そうは言っても虫歯とかでないのはわかっとるし、審美的なことにこだわるのはカッコ悪いことと思ってたので、そのままになってた。

 先日、歯の定期検診のときに医師が、この歯「どうする?」と聞いてきた。

 形成不全とかで、生えたときから色がついてることはままあるそうな。そういえば、歯の表面もなめらかではなくて、舌でさわると、ぽこぽこと段がついてるのがわかる。

 もすこし奥なら笑ったときでも見えんかったのにねえ、と医者は残念そうに言ってた。

 で、あまり深く考えずに、白いにこしたことはないので、やっちゃってください、と答えた。

 歯のエナメル質を少し削って形をととのえてから、白い人工のエナメル質?で表面をおおった。

 家に帰ってから鏡をみると、ちゃんとほかの歯に色が合わせてあることもあって、どの歯が茶色かったのか、よくわかんなくなってた。

 ところが、その白くなってからというもの、舌でさわったり、くちびるをめくってその歯を見たりする機会が増えた。気になる。
 罪悪感とまではいかないが、なんかそれに近い感覚が、どうも抜けない。

 むかし、中国のエライ人が(誰か忘れた)、親孝行とはなんぞや、と聞かれたときに、"わざわざ(親からもらった)体を傷つけるようなことはしない"と答えたそうな。

 虫歯でもない健康な歯を、見た目がブサイクだからという理由で傷つけてしまった。

 美容成形って、こんな気持ちになるのだろうか?

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