テレビがときどき白黒になるようになった。とくにスイッチを入れた直後。
「また色がでんよお」と、ちょくちょく子どもが言うようになった。
あるときもんくも言わんと子どもがテレビを見てるので、直ったんかと思って画面を見ると、白黒テレビだった。
そのうち、ちゃんとカラーでうつる頻度がどんどん減ってきて、さすがに買いかえんといけんねえ、と話していた。
が、日常の忙しさにかまけて、そのままになってた。
すると、症状がさらに進んで、"白黄色"テレビになってしまった。
これはつらい。さすがに目がおかしくなるってんで、すぐに電気屋にテレビを買いに行った。
当時、薄型テレビ(プラズマ)がやっと値段が下がりはじめていた。1インチ1万円を切るだの切らないだの、ゆうころ。
さんざん悩んだが、やっぱりプラズマは高くて、結局ブラウン管のテレビを買って帰った。
それがいまのテレビ。
この正月に息子のPS3をテレビにつなぐと、ゲームはできるんだが、インターネットのブラウザとかその他の機能がいろいろ使えない。
画面ががびがびっとなって、フリーズしてしまう。
しかたないのでハイビジョンテレビなのに設定を、"むかしテレビ"にしてしまった。それでも使えん機能が残った。
原因は"やっぱブラウン管だから"か、"怪しい接続ケーブル"かのどちらかに思われた。
「古いから、ブラウン管だから相性わるいんじゃないか」、と息子が言うもんで、すばらしくおもしろくない。
古くてもハイビジョンじゃし!
接続ケーブルは、英語パッケージのどこやらわからんメーカのもので、先っちょがヤマタノオロチのように3つに分かれて、Wii、X-BOX360とPS3(またはPS2)を同時につなぐゆうすばらしく怪しいもんだった。
テレビのせいならどうしようもないが、いくらなんでもケーブルが怪しすぎる。
で、切り替え器やらD端子ケーブルやらを買いそろえて、"ふつう"のケーブルでPS3とテレビをつないでみた。
ほんなら大あたりで、ぶじ、ハイビジョン画質でPS3が使えるようになり、使えん機能(サービス)もなくなった。
画質は自分が見てもはっきりわかるぐらいで、解像度あがり過ぎでメニューの文字が読みにくくなるぐらいだった。
息子は興奮して、「すげー。ブラウン管、すげー。」を連呼しとった。
ちゃんと映ってしまえばこっちのもんで、液晶にもプラズマにも、表現力と反応速度では負けないはずである。
なにせこっちには、"銃"がついてんだから。
(電子銃です。)
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